平成6578日目

2007/01/11

【この日の安倍総理】

EU・バローゾ委員長と会談

欧州歴訪中の安倍晋三首相は11日午後。ブリュッセルで欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長と会談した。首相はEUが検討している中国に対する武器禁輸措置解除に反対を表明。バローゾ氏は早期の解除には否定的な見方を示した。《共同通信》

平成19年1月11日、安倍総理は三番目の訪問国であるベルギーの首都ブリュッセルに到着、欧州委員会(EU)本部においてバローゾ委員長と会談を行い、引き続きワーキングランチを行いました。

会談では、日本とEUが世界の繁栄・成長をリードすべく対話と協力を深めることが重要であるということで意見が一致し、国際情勢では北朝鮮、中国、イラク、中東、中央アジアに関する諸問題について話し合い、また、気候変動やエネルギー問題についても日本とEUが協力していくことが確認されました。

同日夕方、エグモン宮で、ヴェルホフスタット首相と首脳会談を行いました。

会談では、日本とベルギーとの良好な友好関係について、今後も一層強化することが確認され、双方向での投資拡大など両国間の人的、経済的交流の拡大を期待することで意見が一致しました。

また、北朝鮮の拉致問題の早期解決、核及びミサイル問題、国連安保理改革等で両国が緊密な協力・連携をしていくこととなりました。《首相官邸》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【不二家】社長が消費期限切れ材料の使用を認める

Embed from Getty Images

期限切れの牛乳でシュークリームを作っていたことが判明した「不二家」。11日、各地の店舗からは洋菓子類が一斉に姿を消した。「ペコちゃん」のキャラクターでなじみの深い老舗(しにせ)の不祥事。会社側は記者会見でおわびを繰り返したが、消費者からは憤りの声が上がった。

「生活者に不安とご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。食品会社として信頼を裏切る行為をした」。同日午前、東京・銀座の本社で会見した藤井林太郎社長は冒頭、頭を下げた。同社によると、今回の問題は昨秋からの社内調査で発覚した。埼玉県の埼玉工場では、期限切れで廃棄されているはずの牛乳やリンゴの加工品について、廃棄された記録がなかったという。

大量のネズミが同工場で捕獲されていたなどの新事実を次々と明らかにしながら、会見で同社側は「チェック態勢の改善を指示した」などと繰り返し強調した。《朝日新聞》

【この日の民主党】

格差是正「真正面から取組み論戦進める」菅代行

菅直人代表代行は11日午後、党本部で記者会見し、通常国会を「格差是正国会」と位置づけ、小泉・安倍政権の進めた政策の誤りによって生じた格差問題に、真正面から取り組み論戦を進める決意を語った。

菅代表代行は冒頭、党の格差是正の取り組み例として、過去2回、国会に提出してきたパート労働者の均等待遇推進法案に言及。2004年の提出時には与党の賛同を得られず成立しなかった事実があり、民主党の取組みは自民党よりも先であることが確認できたと考えを述べた。

国会議員の事務所費の問題については「その中には、悪質ないし不適切なものと、必ずしもそうとはいえない普通の処理のものとが混在している感じがする」と指摘。報道された松本剛明政策調査会長については、鳩山幹事長に松本政調会長が説明を行い、「わが党に関しては問題がないという認識を幹事長が示したと聞いている」と語った。政治資金の流れの透明性については「然るべき場で議論をすることが必要」とした。

一方、他党の議員の事務所費においては、いくつかの問題点があるものが含まれていると認識しているとした。実質的な事務作業をしていない自宅の一角について事務所費として計上した例について、国会で議論された記憶があると紹介した上、「問題があるものについては、きちっと国民に説明をしていただく必要がある」と指摘した。

菅代表代行はまた、日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度について「残業代ピンハネ法案という意味合いを持つ法案に賛成することはできない。全力を挙げて阻止するために頑張りたい」などと表明。非正規雇用が拡大している今の大きい流れの中では、正規雇用の労働者の賃金を抑え込み、実質的な労働時間を結果として長くする方向に作用するとの認識を示し、政府は明確に説明すべきだとした。

菅代表代行はこのほか、憲法改正手続きを定める国民投票法案への対応や通常国会での論点などについて質問に答えた。

地域から日本変えるため全力尽くす 鳩山幹事長・北橋前議員

鳩山由紀夫幹事長は11日午後、今月21日告示、来月4日投開票の日程で市長選挙が行われる北九州市を訪れ、同市内の商店街や市場を練り歩きながら、民主党への更なる支援を求めて訴えを行った。また、連合北九州の旗開きでも挨拶を行い、民主党による政権交代実現に向け、一層の支援を呼びかけた。北橋健治前衆議院議員も鳩山幹事長とともに訴えを行い、北九州から日本を変えるとの決意を力強く語った。

鳩山幹事長らはまず、夕方の買い物客で賑わう旦過市場や魚町銀天街を、およそ1時間にわたって練り歩き、道行く方々や商店主の皆さん一人ひとりに握手を求めながら、民主党への支持を訴えた。

また、連合北九州の旗開きにも鳩山幹事長らは参加。連合の皆さんの全力を挙げての日々の支援に謝意を表した上で、やらせタウンミーティングまで行われた偽りの教育改革や、本間政府税調会長・佐田行革担当相の相次いでの辞任について厳しい批判を展開。事務所経費問題でも、連日のスキャンダルまがいの報道が行われていると指摘し、安倍政権が国民の支持を大きく失いつつあるとの見方を示した。

その上で鳩山幹事長は、「小沢代表の下、来る参議院議員選挙で自公連立政権を過半数割れに追い込まなくてはならない」として、まさに正念場となる今夏の参院選において必勝を期するとの決意を力強く語り、民主党への更なる支援を呼びかけた。

続いて北橋前衆院議員も挨拶に立ち、「最初から厳しい坂道を登るようなものだが、皆さんにご指導・ご支援をいただき、何とか戦ってこられた」と謝意を表した上で、自公政権には「旧態依然とした、中央が地方を指導・監督する、官が民を支配するという発想がある」ことを厳しく批判。「中央官僚的発想をもって北九州を破綻に導いていこうとするのか、本当に市民の立場に立って流れを変えるのか」とし、地域から日本を変えていくために全力を尽くしていくとの北橋前衆院議員の訴えには、会場から大きな拍手と激励の声が寄せられた。《民主党ニュース》



1月11日 その日のできごと(何の日)