平成6566日目

2006/12/30

【イラク・フセイン元大統領】死刑執行

イラク中部ドゥジャイルのイスラム教シーア派住民148人を殺害したとして、人道に対する罪で死刑が確定していた同国元大統領サダム・フセイン(69)に対する絞首刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ執行された。人道に対する罪で元国家元首が処刑されたのは初めて。34年にわたり同国を強権支配し、2003年のイラク戦争で政権の座を追われた独裁者フセインは、自国民の手で裁かれ、「犯罪者」として刑死した。

処刑は、バグダッドのシーア派地区カジミヤにある旧軍情報機関本部の建物内で行われた。地元メディアによると、処刑にはイラク高等法廷の判事や政府当局者ら7人が立ち会った。立ち会った政府当局者によると、フセインは首にロープをかけられる直前に、「神は偉大なり。国家(イラク)は勝利する。パレスチナはアラブのものだ」と叫んだ。《読売新聞》



【イラク】テロ相次ぎ72人死亡

イラク中部クーファの魚市場で30日午前、爆弾が仕掛けられた車が爆発、ロイター通信によると、少なくとも36人が死亡、58人が負傷した。クーファはイスラム教シーア派聖地ナジャフ近郊で、同派強硬指導者ムクタダ・サドル師の拠点の一つ。元大統領サダム・フセインの処刑に反発するスンニ派武装勢力の「報復攻撃」の可能性もある。

一方、同通信によると、首都バグダッド北西部フリヤでも同日午後、車4台が爆発、市民ら少なくとも36人が死亡、77人が負傷。フリヤはシーア、スンニ両派の住民が混在していたが、最近はシーア派が増えていたという。《読売新聞》



12月30日のできごと