平成6501日目

2006/10/26

【この日の安倍総理】

第1回イノベーション25戦略会議

平成18年10月26日、総理大臣官邸でイノベーション25戦略会議を開催しました。

「イノベーション25」とは、安倍政権の所信表明演説に盛り込まれた公約の1つであり、2025年までを視野に入れた成長に貢献するイノベーションの創造のための長期的戦略指針のことです。

この会議は、その長期的戦略策定のための検討を行うものです。

安倍総理は冒頭の挨拶で、「イノベーションは、単に新しい発明、技術の発明だけではなくて、新しい取組や技術的な考え方、そういう幅広いものではないかと思います。今まで日本においてはどちらかというと非常に目前の目的や目前の利益のために、その場しのぎ的な政策を行ってきたわけでありますが、是非、皆様方には長期的な視点に立って、将来、新しい考え方、イノベーションによってどのような社会が実現するか、それにどのように備えていくべきか、そのためにはこういう政策を考えていくべきだと。あらゆる角度から議論していただきたいと、このように思うところでございます。」と述べました。

原子力総合防災訓練

平成18年10月26日、総理大臣官邸で原子力総合防災訓練を行いました。

今回の訓練では、午前8時に愛媛県の原子力発電所で重大な冷却水漏洩事故が発生し、その後、故障が重なり全ての非常用炉心冷却機能が喪失して原子力緊急事態となったと想定して、国、愛媛県、関係市町村などが合同で実施しました。

訓練開始直後、安倍総理は経済産業大臣から事故の状況報告を受け、原子力緊急事態の指示案を受け取りました。また防災担当大臣からは、専門家の現地派遣状況の報告などを受けました。その後、安倍総理は「原子力緊急事態宣言」を発出し、住民に対して適切な広報に努めるよう関係機関への指示を行いました。

この事態を受けて原子力災害対策本部が設置され、引き続いて関係大臣による第1回原子力災害対策本部会議を開催しました。

会議では、災害対策副本部長である経済産業大臣から、この事故に係る状況報告の後、現地における対策本部長の山本経済産業副大臣や、加戸愛媛県知事らとテレビ会議を通じて現地の状況の把握を行い、支援要請に対して速やかに応じるとともに、現地対策本部に対して速やかに必要な措置をとるように指示をしました。《首相官邸》




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【プロ野球・日本シリーズ】日本ハムが44年ぶり2度目の日本一

北海道日本ハムファイターズがプロ野球12球団の頂点に立った。日本シリーズ第5戦は26日、札幌ドームで行われ、日本ハムは中日に4-1で逆転勝ち、対戦成績を4勝1敗として前身の東映時代以来、44年ぶり2度目の日本一になった。2004年に北海道に移転してから3年目、満員の4万2030人の大観衆の前で歓喜の瞬間を迎えた。

日本ハムは敵地のナゴヤドームで行われたシリーズ初戦を落とした。しかし、第2戦を逆転勝ちして勢いに乗り、本拠地の札幌ドームでは熱狂的なファンの声援に後押しされ、第3、4戦も連勝。あと1勝となったこの試合も1点を先行されたが、五回に金子のスクイズで同点。六回には主砲セギノールが決勝の2点本塁打を右翼スタンドに打ち込んだ。先発のダルビッシュは八回途中まで1失点で抑える力投。初めて北海道で開かれた日本シリーズの札幌3連戦で一気に決着をつけた。《北海道新聞》

【日本ハム・新庄剛志外野手】17年のプロ生活に幕

さよならSHINJO、そしてありがとう。日本ハムが26日、日本シリーズ第5戦で中日を破り、4勝1敗で前身の東映時代以来44年ぶりの日本一に輝いた。今季限りで現役引退を表明していた新庄剛志外野手(34)は、涙のフルスイングで超満員の地元ファンに別れを告げた。ナインの手で4度宙に舞い、プロ生活17年間を最高のフィナーレで飾った新庄は27日、札幌ドームで引退会見を行う。

涙が止まらなかった。新庄がウイニングボールをつかんだ森本と1つになった。七色の紙テープが左中間の2人を包み込む。プロ17年間のすべてが終わった。弟分の左肩に顔を伏せ、新庄の号泣は止まらなかった。マウンド上で人さし指を突き立てたナインの輪も外野へ向かった。まさに新庄のためにあった日本シリーズ。誰よりも真っ先に二塁後方で4度、宙を舞った。

「(強運を)持ってるわ、オレ。ほんと、この漫画みたいなストーリー。出来すぎって思いません?今後、体に気をつけたいと思います」涙が乾いた記者会見ではすがすがしい笑顔を浮かべて笑いを誘った。《時事通信》

【奈良医師宅放火殺人事件】家裁、16歳長男を少年院送致処分

奈良県田原本町で母子3人が死亡した医師宅火災で、奈良家裁は26日、放火と殺人などの非行事実で送致された長男(16=当時高校1年)を中等少年院送致とする保護処分を決定した。

決定理由で石田裕一裁判長は「父親の対応はしつけや学習指導の限度をはるかに超えた虐待ともいうべきだ」と指摘。「暴力を振るわれ続けるなどの成育環境が性格や資質上の偏りを生じさせ、非行に走らせた一因だ。長男だけにすべての責任を負わせることは相当でない」と述べた。その上で「父親との関係改善に相応の期間がかかる」として「相当長期間の処遇が必要だ」とした。《日刊スポーツ》

【この日の民主党】

菅代行 下村官房副長官発言や和歌山談合事件の問題点指摘 会見で

26日午後、党本部で行われた定例記者会見で、菅直人代表代行は、下村官房副長官発言や和歌山県の官製談合事件などについて指摘を行った。

菅代表代行は第一に、従軍慰安婦問題に関する河野談話について、下村官房副長官が見直しの考えを述べたとの一部報道に言及した。5日の衆議院予算委員会で、自身が安倍首相に河野談話に対する認識を質問したことを菅代表代行は挙げて、「総理は、内閣としても個人としても認めると、はっきり委員会の席で言明された。それに対して同じ内閣のメンバーの官房副長官から、見直しが必要という発言がある。これは明らかに閣内不一致だ」と指摘。この発言については、安倍首相自身が何らかの対応をすべきだとした。

菅代表代行は続いて、和歌山県が発注したトンネル工事をめぐる官製談合事件を取り上げ「官製談合や天下りは、我が党が税金の無駄遣いとして、最も強く改革を求めてきた問題」と指摘し、与党のかなめ役である中川自民党幹事長らが、事件で中心的な役割を担っていた人物との関係にも言及。官製談合や天下りの撤廃について、与党が腰の引けている象徴的な現れであるとの認識を述べた。

さらに、天下り規制を緩和する方針を安倍首相が示していることにも触れて「税金の無駄遣いを放置する方向を示している。看過できない」と述べ、しっかりした対応をするためにチームを作るなど対策を小沢代表・鳩山幹事長と相談する考えを示した。

菅代表代行はまた、首相補佐官らの会議出席問題、知事選挙や法案対応などについて記者からの質問に答えた。

4点の共闘強化で合意 野党4党幹事長・書記局長会談

野党4党(民主党・共産党・社民党・国民新党)の幹事長・書記局長会談が26日午後、院内で開かれ、教育基本法の政府案の今国会で成立阻止、沖縄知事選での糸数慶子候補の勝利、麻生外相、下村官房副長官の発言追及、格差など国民生活に直結する課題の院内での追求、の4点で共闘していくことで合意した。

会談後、各党の幹事長そろって記者会見し、4点での合意の意義を強調した。

鳩山由紀夫幹事長は、教育基本法改正案に関して「教育再生会議の発足、いじめの問題も起きている。拙速に議論を進めるべきでない」として、慎重な審議を進め、国民の理解を得るべきだとした。

麻生外相の発言(核保有議論)に関しては「許せない発言。日本こそが核廃絶のリーダーシップを発揮しなければならない立場」と、今後野党がそろってさまざまな場で徹底的に追及することを明らかにした。

下村官房副長官の発言(従軍慰安婦をめぐる河野官房長官談話への疑問)に関しても「歴史認識に関する問題で看過できない。総理と官房副長官の認識が異なっている」として追及するとした。

また、記者の質問に、「野党党首会談については、必要な時がくれば開催する」と答えた。《民主党ニュース》



10月26日 その日のできごと(何の日)