平成6446日目

2006/09/01

【この日の小泉総理】

日本・リトアニア首脳会談

平成18年9月1日、小泉総理は総理大臣官邸で、リトアニア共和国のゲディミナス・キルキラス首相と会談しました。

小泉総理から、本年は日本とリトアニアの外交関係15周年の記念すべき年であるが、キルキラス首相が就任1ヶ月にして初のアジア訪問として訪日されたことを歓迎するとともに、「近年日・リトアニア間で要人往来が活発になっていることは喜ばしいことです。」と述べました。

これに対して、キルキラス首相からは両国関係が過去15年間順調に進展してきたことに祝意を表するとともに、今後貿易・投資関係が進展していくことを期待すると述べました。

総合防災訓練

8月30日から9月5日までの「防災週間」の期間中、9月1日の「防災の日」に総合防災訓練を行いました。

今年度は、各省庁の災害応急活動計画を点検し、首都直下地震への対応に重点を置いて、各防災関係機関相互の連携及び防災対応力の向上を図ることとして、政府本部運営訓練、八都県市合同防災訓練及び静岡県総合防災訓練と連携した訓練です。

訓練では、午前7時15分ごろに東京湾を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生したと想定、直ちに全閣僚が総理大臣官邸に参集し、閣僚協議・閣議を開催し、緊急災害対策本部の設置を決定しました。引き続き、小泉総理は記者会見で、政府の対処方針を発表するとともに、災害への冷静な対応、人命救出、消火活動への協力を国民に呼びかけました。

その後、全閣僚出席の緊急災害対策本部において、石原東京都知事からは首都中枢機能、福井日本銀行総裁からは経済中枢機能の継続性確保の体制についてそれぞれテレビ会議で報告・協議を行いました。

午後から八都県市合同防災訓練東京都会場となる足立区西荒井橋(荒川緑地)へ移動し、河川域を活用して帰宅困難者を支援するための水路輸送訓練、大規模災害時の各機関が連携した広域医療搬送連携訓練、救護訓練、各種展示・体験訓練、応急給食、被災情報提供訓練、ライフライン復旧訓練などを視察しました。

訓練の閉会式で、「このような、皆さんの官民一体となった協力を得て日頃から災害への備えする、言わば『備えあれば憂いなし』、この気持ちがいつも我々一人ひとりにとって必要だと思います。皆さん本当にご苦労様でございました。熱心に取り組んでこられた多くの皆さんに改めて心から敬意を表します。」と訓練の講評をするとともに、参加者の労苦をねぎらいました。《首相官邸》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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【皇太子同妃両殿下】オランダ静養「貴重な体験でした」

皇太子ご夫妻は1日、雅子さまの病気療養を兼ねたオランダでの静養について「心温まる交流ができたことはとても貴重な体験でした」 などとする感想を、宮内庁を通じ文書で発表した。

異例といえる静養のみを目的とした私的な外国訪問だったが、ご夫妻は実現の背景について「オランダ王室との友情と信頼を基にした交流があることをあらためて感じております」と天皇、皇后両陛下に感謝した。

自ら美術館を案内したベアトリックス女王や自宅での食事に招待したウィレム・アレキサンダー皇太子一家には「温かいお心遣いに対して心から感謝申し上げます」との気持ちを表した。《共同通信》

【安倍晋三官房長官】総裁選出馬を表明

安倍晋三官房長官(51)は1日夕、広島市内で記者会見し、自民党総裁選出馬を正式に表明し、新憲法の制定や教育の抜本改革などを柱とする政権構想を発表した。官邸主導の政治のリーダーシップ確立と中央省庁の再々編も明記。外交では「世界とアジアいのための日米同盟」とともに、「開かれたアジアにおける強固な連帯の確立」に向けた中韓両国との信頼関係の強化を掲げた。

総裁選は安倍氏、麻生太郎外相(65)、谷垣禎一財務相(61)の3人の争いになるが、安倍氏が自民党国会議員の7割を超える支持を集めており、優位は動かない情勢だ。《共同通信》

【作家・小林久三さん】死去

「皇帝のいない八月」などのミステリー小説で知られる作家、 小林久三さんが1日、脳梗塞(こうそく)のため 横浜市内の病院で死去していたことが11日、分かった。70歳。茨城県出身。

東北大卒業後、松竹に入社。プロデューサーを経て作家に。 足尾銅山鉱毒事件をテーマにした「暗黒告知」で昭和49年に江戸川乱歩賞を受賞。 このほかにも、歴史を題材にした推理小説などを発表した。 《産経新聞》

【この日の民主党】

「展望なき概算要求基準が取りまとめられた」鳩山幹事長

鳩山由紀夫幹事長は1日午後、党本部の記者会見で、平成19年度予算概算要求、臨時党大会、永田前議員の党員資格停止期間の終了などについて語った。

鳩山幹事長は冒頭、平成19年度予算の編成に向けた、各省庁からの概算要求基準の取りまとめについて「基本的には見るべきものはない」との認識を表明。骨太の方針が骨抜きになる一方、無駄遣いはなくならないと批判し、「展望なき概算要求基準が取りまとめられた」と語った。

鳩山幹事長はまた、民主党代表選出のための臨時党大会の開催に言及した上、臨時国会の召集日については「政権党はどっしり構えて姑息な手段によらず、正々堂々と新たな政権の出発を美しく飾られたらいかがか」と、政党の公的な大会を避ける配慮が示されるべきだとの見解を示した。

続いて鳩山幹事長は、31日に永田寿康前衆院議員の党員資格停止期間が終了したと報告。前議員で未公認の総支部長については、いったん総支部長を辞任して、県連代表や然るべき国会議員に代わり、白紙の状態で新しい候補を検討する手続きを全国的に進めているとした上で、「千葉県第2区総支部についても、同様の手続きを取りたい」などと語った。

鳩山幹事長はまた、記者からの質問に答える形で、候補者選定や代表選挙の実施、自民党総裁選などについて見解を示した。

概算要求への対応を問われた鳩山幹事長は「大胆な歳出削減を行うにあたって、天下りをはじめとした政官業の甘い構造を打破する形の予算編成をする必要がある」との認識を示した上、公共事業依存型から脱却していない予算について、しっかりした切り口を見出してゆきたいと語った。また、地域間格差が広がっている状況の中で、農山漁村の活性化に向けてもっと大胆な発想が必要だとした。《民主党ニュース》

民主党の鳩山由紀夫幹事長は1日午後、党本部で記者会見し、メール問題で議員辞職した永田寿康元衆院議員に対して、8月31日の党員資格停止期間(6ヶ月)の終了後も同党の公認候補となる衆院千葉2区総支部長への復帰を認めない方針を同日電話で伝え、了承を得たことを明らかにした。

同選挙区の新たな公認候補が決まるまで、千葉県連代表の長浜博行衆院議員が総支部長を兼務する方向で調整している。《共同通信》



9月1日 その日のできごと(何の日)