平成6409日目

2006/07/26

【この日の小泉総理】

緑化推進運動功労者 内閣総理大臣表彰式

平成18年7月26日、総理大臣官邸で、緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰式が行われました。

緑化推進は、国土及び環境の保全、水資源のかん養、生活環境の改善などの観点から重要な活動です。この実施において顕著な功績のあった個人、団体に対し、内閣総理大臣が毎年表彰を行っています。

今年は、富山県の中田市郎さん、愛知県愛三工業株式会社安城工場を始め15の団体、大分県立佐伯鶴岡高等学校を始め5つの学校、岐阜県大野町を始めとする3つの地方公共団体が、小泉総理から表彰を受けました。

小泉総理は挨拶の中で、「緑化推進は単に木を植える運動ではなく、生活している地域から日本、地球全体の環境をいかに保全していくか、という非常に身近で重要な運動です。我々人間と自然がいかに共生していくかを考え、日頃から緑化活動に功績を挙げられている皆様に敬意を表します。」と述べました。

これに対し、表彰者を代表して 旭川市を緑にする会の村田正一会長より、「我々がそれぞれの地域や立場で進めてきた郷土の緑化活動を評価いただき、深く感謝します。受賞者一同これを糧として、一層実のある活動を続けることを誓います。」と謝辞がありました。

中央障害者施策推進協議会(第2回)

平成18年7月26日、総理大臣官邸で中央障害者施策推進協議会の第2回会合を開催しました。

この協議会は、内閣総理大臣が障害者基本計画案を作成又は変更する際に意見を聴くための機関として設置されているものです。

この日の会議では、障害者基本計画に基づく施策の進捗状況について報告を受け、障害者施策の今後の課題について議論を行いました。

会議の冒頭、小泉総理は、「子どもと大人でも見る感じが違う。ましてや障害のある方とない方ではぜんぜん違ってくると思います。そういう意味において、障害者の立場に立ってお互い助け合いながら、社会参加できる道を探ってみて皆さん方のご意見、ご協力は大変大事だと思っておりますので、障害者の社会参加推進に特段のご指導をお願いします。」と述べました。




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【金融庁】日本生命に改善命令

金融庁は26日、日本生命保険(日本生命)に業務改善命令を出した。同社の給付金支払査定担当者1人が、保険契約の内容を改ざんし、不正な契約解除や遅延利息の過小払いを行ったという。

この社員は1997年~2005年の期間、顧客側の告知義務違反を理由として解除した保険契約のうち105件について、解除できる期限を過ぎているにもかかわらず、期限日を改ざんして不正に解除した。また2002~2005年の期間に、保険金の遅延利息の起算日を改ざんし、303件(55万3000円)の過少払いを行った。 さらに同社員以外の支払査定担当者も、2003年~2005年の期間に35件(3万2000円)の遅延利息の過少払いを行っていたという。《日経新聞》

【安倍晋三官房長官】長期政権に意欲

安倍晋三官房長官は9月の自民党総裁選挙で派閥横断の幅広い支持を得るため、8月下旬の正式な出馬表明に合わせ所属する森派を離脱する意向を固めた。安倍氏周辺が26日、明らかにした。

また、同日午後の講演で、小泉改革が成果を挙げたのは長期政権だったと強調、ポスト小泉政権に関して「安定した政権でないと政治も経済も悪い方向に向かう」と述べ、自らも長期政権を目指す意欲をにじませた。《共同通信》

【この日の民主党】

小泉政権5年は目先を変えただけの改革偽装 厚木市で菅代行

菅直人代表代行は26日夜、神奈川県厚木市を訪れて街頭演説を行い、小泉政権5年間を振り返って、その「偽装された改革」に対して厳しい批判を展開。目先を変えてやったように見せかけただけの5年間だったなどと、舌鋒鋭く訴えかけた。

本厚木駅前でのこの日の街頭演説会では、まず牧山ひろえ参議院神奈川県選挙区第4総支部長が、「実現男」として、地元厚木高校出身の後藤祐一神奈川県第16区総支部長を紹介。その後藤総支部長は早速マイクを握り、「がんばれば実現できる社会が崩れつつある」とし、「この格差社会を改めなければならない」とまず訴えた。そして、教育や子育ての問題について自らの経験も踏まえて聴衆に語りかけ、「心のゆとり、時間のゆとりを取り戻し、効率化一辺倒、お金儲け一辺倒でない社会の実現を」などと呼びかけた。

後藤総支部長は更に、自ら構造改革特区構想などに関わってきた経済産業省勤務時のことを振り返り、「政治が官僚に丸投げしている状況では、日本は良くならない」と断じるとともに、「皆さんが何に苦しみ、何を求めているか」分からない官僚が、政治を騙すことではいけないと思い、自ら政治家を志した、などと力強く語りかけ、詰めかけた聴衆からは激励の声が上がった。

続いて菅代表代行が演説。「国会の場で小泉さんと議論した数は一番多い」という経験を踏まえながら、「小泉さんという人は、私が聞いたことに何一つとしてまともに答えない人だ」と厳しく批判。ただ一度まともに答えた、この程度の約束は守らなくても大したことではないとの答弁について、「この一言に、小泉さんの本音が現れている」とし、「目先を変えて、その場その場で何かやったように見せることが、小泉さんの5年間だった」と、厳しい口調で更に批判を加えた。

道路公団の民営化、社会保険庁長官への民間人起用など、小泉首相がやったとする「改革」についても、まやかしの納付率上昇のカラクリなどを分かりやすく菅代表代行は解説。うなずく聴衆に対して、「小泉さんの改革というのが、いかに偽装された改革であるかというのは、このことを見ても明らかだ」などと、力強く訴えかけた。

そして、国会において「1円でも税金のムダづかいを止めたところがあれば言ってみて下さい」との問いに、小泉首相が「とうとう一つも言わなかった」と菅代表代行は指摘。「官製談合をやって、わざわざ皆さんの税金をムダに使って、その先に天下り先をつくるのを、目をつむって黙っていたのが小泉さんだ」と批判を展開した。また、官製談合を止めさせる具体策として、天下りを受け入れた業者に対して国は一切発注しないと閣議で決めるべきとの持論を改めて展開。返す刀で、小泉首相は「やったやったと自分を褒めるのは天才」だが、「よく目を開いて見てみたら、やったと言う中で、本当にやれた事は何なのか」とし、「膨大な税金を使って、銀行の借金の棒引きはやった」が、「行政の構造改革など全くやっていない」などと厳しく断じた。

小泉首相の靖国神社参拝問題についても、特に最近明らかになった昭和天皇のご発言メモにも触れながら、菅代表代行は言及。国会で「戦争を指導した者の責任は一切無いと言えるのか」と問うと、「中国が行くなと言ったら行かないのか」などと小泉首相が気色ばんで反論したことを紹介した上で、明らかになったメモを素直に読めば、昭和天皇も、「外国に言われたから参拝を止められたのではない」のであって、「あの戦争に責任があった人が、結果としてA級戦犯として祀られた後は、一度も行かれていない」との事実を指摘し、「私の心だ、ということで参拝されていない」などとした。そして、「怪しくなると『心の問題だ』と逃げる」首相の姿勢を厳しく批判し、「小泉さんのやり方は全てそうだ」として、「(後継総裁には)あのインチキな路線だけは変えて貰わなければならない」などとした。

最後に菅代表代行は、「皆さんの声を素直に政治に伝えていく」ことの重要性を指摘して、後藤総支部長を改めて紹介。駅前に詰めかけた聴衆からは、「民主党、いいぞ」などと次々に激励の声援が飛んだ。《民主党ニュース》



7月26日 その日のできごと(何の日)