平成6366日目

2006/06/13

この日のできごと(何の日)

【米・ブッシュ大統領】イラクを電撃訪問

ブッシュ米大統領は13日、イラクの首都バグダッドを電撃訪問、イラク正統政府のマリキ首相と初会談し、イラク政府への支援継続を表明した。大統領は、イラクの未来は「あなたの手の中にある」と首相を激励した。《共同通信》

イラクを電撃訪問したブッシュ米大統領は13日夜、首都バグダッド中心部の米軍管理区域(グリーンゾーン)で駐留米軍兵士ら約300人を前に演説、新政府が発足したイラクは重要な局面を迎えていると指摘し「イラク人の成功を手助けする米軍の任務は、自由と平和の歴史に残る」と駐留継続の意義を強調した。

イラク情勢の泥沼化で駐留米軍撤退にめどが付かず、支持率が低迷する中で、政治プロセス前進に果たす米軍の役割をあらためてアピ−ルした。大統領は同夜、専用機で帰途に就いた。

大統領は、駐留の長期化が米兵と家族に強いている負担に言及し「米国民は皆さんの犠牲に感謝している」と兵士らをねぎらった。その上でイラクの「成功」は中東全域の安定につながり、米本土の安全にもつながると訴えた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【全日本大学野球】大体大が初優勝

全日本大学野球選手権最終日は13日、神宮球場で決勝を行い、大体大(阪神)が7−6で2連覇を狙う青学大(東都)を破り、初優勝を果たした。阪神勢の優勝も初めて。青学大は、同選手権5大会にまたがる連勝が19でストップした。

大体大は、11安打で7点と青学大のエース高市を攻略し、継投で青学大の終盤の追い上げを振り切った。

最高殊勲選手は大会を通じ救援で好投した村田、首位打者が5割3分3厘をマークした富永で、大体大の投打2人が受賞した。

【民主党・小沢一郎代表】小泉首相を批判

小沢一郎代表は13日午後、党本部で定例の記者会見を開催し、日本銀行の福井総裁の村上ファンドへの投資問題、国民投票法案の問題、などについて、記者団の質問に対し所感を述べた。

日銀の福井総裁が、村上ファンドに1000万円を投資していたとされる問題に関して小沢代表は、「私自身が事実関係を確かめているわけではない」とし、事実であるとすれば、と前置きした上で、「法律的な責任の所在は別にして、金融のまさに元締めとしての日銀総裁が、結果として司直の手にかかるようなファンドに投資をしていたということは、日銀総裁としての姿勢として、大きな問題であると思う」と指摘。最近の日本社会の風潮として、「あらゆる分野で、上から下まで、そういう自らの立場・あるべき姿というものを見失ってしまっている人が非常に多い」ことに、「危機と危うさを感じている」と述べた。

小沢代表はこの点に関して、「小泉政治は、まさにそういう社会の風潮を助長・加速させるような結果をもたらした」とし、その意味において「トップリーダーとしての小泉首相の責任は、常日頃、政治論として申し上げている通り、大きい」と語った。小沢代表は更に言葉を重ね、モラルの低下や無責任で利己的な風潮を加速させた大きな背景に、「最高の権力者が、そういう無責任でいい加減な態度をとってきたこと」があるとし、その罪の大きさを指摘、批判した。

福井総裁の問題にも絡んで、内閣不信任決議案の提出についての改めての質問に対しては、「まずは事実をきちんと見定め、確認しなければならない」としつつ、「政治的なアピールの効果も考えなくてはいけない」と小沢代表は指摘。対応については、「(鳩山由紀夫)幹事長に、その点は判断を任せている」と述べた。

国民投票法案については、憲法に定められている「その手続き法だから、本来もっと早くに制定されて然るべきものだったと思う」との見解を示しつつ、「これが憲法改正と(絡めて)、短絡的に色々な形で議論されるのはあまりよろしくないと思っている」と語った。更に小沢代表は、今国会での成立が困難な見込みであることについて、「日数が足りなければ国会を延長すればいい」にも関わらず、国会延長はない見込みであり、与党は「それほど必要性があると思っていないのではないか」と指摘した。

国会終盤になっても政府・与党の言う重要法案の多くが成立しない見通しであることに関しても、小沢代表は質問に答え、「政府・自民党は、提出している法案そのものについての、しっかりした理念と主張がないままに、無責任に提案するというところに問題がある」と厳しく指摘。きちんとした議論を経て提出するなら、「もう少し早い段階で出すだろう」と述べ、終盤になって次々と法案が出されることについて、「彼ら自身、中身についてそれほど自信を持ったものではなかったのだという証になるのではないか」と語った。《民主党ニュース》

【この日の民主党】

閉会後100日間、しっかりした地元活動を 菅代行が呼びかけ

13日午後、衆議院本会議を前に民主党・無所属クラブの代議士会が開かれ、菅直人代表代行が、国会閉会後の100日間、しっかりした活動を行うよう、各議員に呼びかけた。

代議士会ではまず、中川正春議院運営委員会筆頭理事が、本会議の内容や議運委での議員宿舎に関する議論などについて報告。続いて、菅代表代行が特に発言を求め、会期延長もないままに通常国会が閉じられる見込みであることについて、自民党総裁選などもあり、「9月の末までは、国会が開かれることはまず考えられない」と指摘。閉会後の100日間を「どのように過ごすかということが、私たちに問われている」と語った。

そして菅代表代行は、昨年の総選挙を振り返り、「特に大都市部においては厳しい選挙だった」が、「風が向こうに吹いたから、或いはこっちに吹いたからという、風頼みだけでは勝てないことは、お互いよく分かっていることだと思う」と厳しい口調で言及。100日間を各議員が地元でどのように活動するのかについて、支持者を訪ね歩くといった地道な活動を精力的に行うよう改めて促すとともに、「神奈川と大阪の二つの補選で、千葉に続く勝ちパターンを、全党協力してつくっていけるか」に関しても触れて、「考えると同時に行動して欲しい」と語った。菅代表代行は更に、「気持ちをお酌み取りいただきたい」として、「この100日間、しっかりとした活動を」と改めて呼びかけた。《民主党ニュース》



6月13日 その日のできごと(何の日)