平成6310日目

2006/04/18

【民主党・小沢一郎代表】初の定例会見

民主党の小沢一郎代表は18日午後の初の定例記者会見で、来夏の参院選に向けた候補者調整について「(代表)任期は9月までだが、9月以降では(選挙準備が)間に合わない。少なくとも夏場ぐらいまでに決めなければならない」と述べ、代表選前の8月までに公認候補を決める方針を明らかにした。

小泉純一郎首相が小沢氏主導の政界再編に警戒感を示していることには「自民党は政権を維持したい人の集まりだから、唯一の求心力である政権与党にある限り割れない。(首相に)『そんな無駄な努力はしない』とお伝え下さい」と述べた。《共同通信》

小沢一郎代表は18日午後、定例の記者会見を党本部で開催し、政権交代実現への決意や非自公勢力との協力、靖国神社問題、教育基本法改正問題、千葉7区補選への取り組みなどについてコメントした。

小沢代表は記者団の質問に答える形で、まず細川連立政権成立時を振り返り、「議会制民主主義のオーソドックスな政権の交代ではなかった」とした上で、「国政選挙で政権が交代する」という、「成熟した民主主義国家で見られるような本来の本格的な政権交代」をめざす姿勢を明確にし、「本格的な政権交代のはかれる民主主義を根付かせたい」との意欲を強くにじませた。そして、その最初の挑戦が細川政権」だったが、「今度は、民主党として本格的な政権交代を実現させたい」と語った。

また、小泉首相が自民党内への働きかけに強い警戒感を示しているとされる点について問われた小沢代表は、「自民党は政権を維持したいという人たちの集まり」で、「それが唯一の求心力だ」とし、「政権にある限り割れることはない」との見方を示し、小泉首相に、「そんなムダな努力はしないとお伝えを」と語って記者を笑わせた。また同時に、「民主党単独で過半数がとれればそれに越したことはないが、そうでない場合は反自公の勢力と協力するのは当たり前の話だ」との見方も示した。

靖国神社問題については、大きな意味で靖国神社は戦死した人を祀る所だとした小沢代表は、「それ以外の人を祀る所ではない」とし、「天皇陛下も参拝していただけるような、本来の靖国神社の姿に返すべきである」との考えを改めて示し、「間違いを正すべき」として、「具体的には政権をとったらやる」などと述べた。

与党で提出が検討されていると報道のある教育基本法改正の問題については、教育基本問題調査会でかなり内容を詰めてきていると報告を受けているとした上で、拙速を避けつつ、「わが党の考え方をきちっとまとめた上で、対応すればいい」として、その考え方をまとめていく意欲を示した。関連して、基本政策の取りまとめについても問われた小沢代表は、「まだ若干曖昧さを残している問題が幾つかある」とした上で、「私自身も機会を見つけて考え方を述べながら、みんなで議論して、是非ともきちっとした明快な結論を、基本政策として得たい」との考えを語った。

衆議院千葉7区の補欠選挙に関しては、「わが党の今までの色々な問題の経過を踏まえて、不肖私も代表に選ばれて、そして直面する補選だ」と指摘。ここで国民の皆さんの支持を得ることが、「今後のわれわれ民主党の再生、評価に、大きな影響を及ぼすことだろう」とし、「みんなで1票1票積み重ねて、勝利を得たい」との意欲を力強く語った。《民主党ニュース》




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【ヤンキース・松井秀喜外野手】大リーグ500試合連続出場

米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は18日、当地でのブルージェイズ戦で今季初の指名打者に入り「6番」で先発、大リーグでデビュー以来、500試合連続出場を果たした。日米通算では1750試合連続出場。大リーグの現役ではテハダ内野手(オリオールズ)の933試合に次いで2位。二ゴロ、見逃し三振、遊飛、二ゴロの4打数無安打で、今季初めて3割を切り、2割8分6厘となった。《共同通信》

【日本ハム・新庄剛志外野手】現役引退を表明

プロ野球日本ハムの新庄剛志外野手(34)が18日、今季限りでの現役引退を表明した。この日、東京ドームで行われたオリックス4回戦の試合後、2本塁打を放ってのヒーローインタビューで「今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました」と話した。シーズンが開幕してわずか1カ月足らずという異例の引退表明。

新庄選手によると引退を決断したのは3月25日のパ・リーグ開幕戦で地元札幌ドームがほぼいっぱいの4万2393人を記録した時。「球場が満員になって夢がかなった。自分の仕事は終わった」と思ったという。スター選手の突然の引退表明に日本ハムの大社啓二オーナーは「球団、日本ハムグループ全員の総意として、新庄選手の慰留に最大限の努力をする」と広報を通じてコメントを出した。《共同通信》

【この日の小泉総理】

「FUROSHIKI」展を視察

平成18年4月18日、東京都中央区で行われている「FUROSHIKI」展を視察しました。

会場では、包んだ美しさ、運ぶ美しさをテーマに、デザイナーや著名人約30名が挑戦した、女性・男性を問わず誰もが持って歩きたくなるような現代の風呂敷が、広げた形や、包んでもらった状態などで展示されています。包むことを再認識し、過剰包装を見直すきっかけとなるような願いが込められています。

小泉総理は感想を問われ、「大したもんだよ、よくまあこれだけの包み方。風呂敷とは思えない、綺麗な絵だね、絵画だ。新しい目を開かせてくれたね。ちょっと発想を変えるとこんなに楽しくなるものだね。」と答えました。

日本国際賞受賞者の総理表敬

平成18年4月18日、小泉総理は、総理大臣官邸で2006年第22回「日本国際賞」受賞者の表敬訪問を受け、懇談しました。

日本国際賞は、科学技術の分野で独創的、飛躍的な成果を挙げ、その進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められた科学者に与えられるものです。

2006年の受賞者は、「地球環境変動」分野では、「衛星観測による大気構造・組成の先駆的研究並びに気候変動アセスメントへの国際的取り組みにおける貢献」の業績によりサー・ジョン・ホートン(Sir John Houghton)博士が受賞しました。また「治療技術の開発と展開」分野では、「スタチンの発見と開発」の業績により、遠藤章(えんどうあきら)博士が受賞しました。

小泉総理は受賞者と懇談し、受賞者の専門分野である地球環境問題や血中コレステロールについて議論を交わしました。《首相官邸》

【この日の民主党】

12議員がリレー演説 秋葉原駅前で党遊説局が街頭宣伝

民主党遊説局は、小沢新代表就任後初の都内街頭宣伝活動を18日、JR秋葉原駅前で行った。

遊説局長代理の白眞勲参議院議員の司会で、当選1回の若手議員らが次々とマイクを握り、国会で論戦中の医療制度改革法案や行政改革推進法案に対する党の考え方や、税制、消費者金融問題、輸入牛肉問題、電気製品安全法など、それぞれが取り組んでいるテーマについて熱弁をふるった。

この日の弁士は、参議院から前川清成、島田智哉子、林久美子各議員、衆議院からは森本哲生、柚木道義、横山北斗、佐々木隆博、郡和子、北神圭朗、川内博史各議員。(登壇順)。連合東京の組合員や秘書会メンバー約80名も参加し、道行く人に小沢新代表の政見を掲載したプレス民主を配布した。

最後に、江田五月参議院議員会長が駆けつけ、「実力のある若い議員が多い民主党をぜひ皆さんの手で支えて欲しい」とリレー演説会を締めくくった。

田名部両院総会長ら、柏市などで民主党の主張を力強く訴える

18日夜、田名部匡省両院議員総会長(元農林水産大臣)や広中和歌子(元環境庁長官)をはじめ、多くの民主党の衆参議員が千葉県柏市や松戸市で、民主党の主張を次々に訴えかけた。

このうち、JR常磐線の南柏駅前には、田名部両院総会長のほかに、辻泰弘・前川清成・尾立源幸(調査局長)・広田一各参議院議員、柚木道義衆議院議員が次々に駅前に立ってマイクを握った。田名部両院総会長は特に、国と地方あわせて1000兆円にも及ぶ借金の問題を取り上げ、家計に例えれば、40万円の収入しかないのに54万円も使う家庭があるかなどとして、「だらしのないことばかりしている」自民党政権を痛烈に批判。「政権の座にある者は、もっとしっかりしてもらわないと困る」と苦言を呈した。その上で田名部両院総会長は、「次の世代の子どもや孫のため」の政治を実現しようと、力強く聴衆に呼びかけた。

辻・前川・尾立・広田・柚木各議員らも次々に民主党の政策を明快に説明。「昨年の総選挙から、今の政治・暮らしはどうなったか」、「改革という言葉ばかり踊って、少しでも生活は良くなったのか」などと問いかけ、サラリーマン増税はしないとした小泉・自民党政権の不誠実さを批判しつつ、官僚の天下りを許さない「しがらみのない政治」、「皆さんの目線で皆さんの税金の使い途を決めていく政治」の実現などを訴えた。

また、東武野田線の豊四季駅前にも、広中和歌子副代表、野田佳彦前国会対策委員長、簗瀬進参議院議員、三谷光男・石関貴史両衆議院議員らが駆けつけ、民主党の政策を訴えかけた。《民主党ニュース》



4月18日 その日のできごと(何の日)