平成6298日目
2006/04/06
【この日の小泉総理】
日本・サウジアラビア首脳会談
平成18年4月6日、小泉総理は総理大臣公邸で、サウジアラビア王国のスルタン皇太子と首脳会談を行いました。
会談では、小泉総理は日本とサウジアラビアの外交関係50周年の節目に訪日されたことに対して心から歓迎したいと述べ、皇太子が国王とともに改革に取り組んでいることに敬意を表しました。
スルタン皇太子からは、国王のメッセージとして、国王は、日本を世界における大切な友人と思っており、近年、日本とサウジアラビアの関係が非常に発展してきていることをうれしく思いますという言葉がありました。
その他、日本とサウジアラビアの二国間関係、石油分野における協力、イラン・イラクなどの中東情勢について話し合いました。
会談後、両首脳の立会いのもと、麻生外務大臣とマダニ外務担当国務大臣との間で、両国間の政策協議に関する覚書の署名式が行われました。《首相官邸》
小沢氏に警戒感
小泉純一郎首相は6日夕、民主党代表選に立候補を表明している小沢一郎前副代表について「自民党の幹事長時代、全国の県連幹部と話し合っていた。全国(の選挙)情勢も詳しいし、自民党のやり方を心得ており、手ごわい」と警戒感を示した。
同じく立候補を表明している菅直人元代表についても「私も何回か党首討論をした。かなり攻撃的タイプで面白いのではないか」と述べた。《共同通信》
北海道開発局は3割削減を
小泉純一郎首相は6日、首相官邸で自民党の衛藤征士郎行政改革推進本部長と会談し、国家公務員の5%以上純減で、国土交通省北海道開発局について「少なくとも2-3割は必ず純減するよう党としてまとめてほしい」と指示した。
首相は官邸で記者団に「職員を増やす省もある。北海道開発局ぐらいは5%以上の大胆な削減策を出して党が賛成するのならこれは面白い。北海道開発局の職員は外務省より多い」と述べた。
北海道開発局の職員は約6300人で、国交省は民間委託推進や管理部門統廃合で6%に当たる約400人の削減案を提示している。しかし政府の「行政減量・効率化有識者会議」は削減の重点分野と位置付け、上積みを求めている。《共同通信》
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【 JR西日暮里駅】韓国スリ集団が駅構内でスプレー噴射
6日午前9時50分頃、東京都荒川区のJR西日暮里駅構内で、4人組が催涙スプレーを噴射。東京消防庁によると、取り押さえようとした警察官2人を含む駅に居た男女27人が、目や喉の痛みを訴え手当を受けた。4人組は韓国人のスリ団と見られ、警視庁は傷害の現行犯で1人を逮捕した。逮捕したされた男は、刃渡り20㎝の包丁を持っていた。
この男は平成14年にも窃盗で逮捕され強制送還されたが、今回はパスポートを持っておらず、「強制送還された後に、すぐ密入国した」と供述。出入国を繰り返す「ヒット・アンド・ウェー」で犯行を重ねていたと見られる。《読売新聞》
【東京都・石原慎太郎知事】総指揮映画会見で怒声
東京都の石原慎太郎知事(73)が製作総指揮と脚本を務め、特攻隊員を描く映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」(新城卓監督、来夏公開予定)の製作発表会見が6日、都内で行われた。会見には石原氏、主演の徳重聡(27)窪塚洋介(26)、「特攻の母」と呼ばれた故鳥浜トメさん役の岸惠子(73)らが出席。さらにトメさんの親族や、少年飛行部隊OBで構成される「少飛会」の会員4人も招待された。
石原氏も気を引き締める雰囲気だった。トメさんの二女礼子さん(映画では多部未華子が演じる)の夫が「こういう映画を作ってくれてありがたいです」と言えば、「少飛会」の男性も「よい映画を作ってください」と期待した。生前のトメさんと親交を深めた石原氏も、初めて知るエピソードなどに「いい勉強になりました」と神妙な表情になった。
「くだらん質問するな!」と取材者を一喝する場面もあった。「あと1日しか生きられなかったら何をしたいですか」という質問に表情を変え、一喝すると「君が答えろ」と答えるのをやめてしまった。完成を楽しみにする気持ちを「『俺は待ってるぜ』だよ」と、自分の原作映画のタイトルに掛けて表現するサービスもあったが、いつになくピリピリした姿に、作品に向き合う厳粛な心意気を感じさせた。
ほかに筒井道隆、渡辺大らが出席、男性全員が丸刈りだったのも石原氏の号令のもと。先月下旬のクランクイン前に、徳重らは自衛隊に体験入隊、撮影所で軍事教練も受けた。《日刊スポーツ》
【民主党代表選】小沢氏先行、菅氏追う
民主党は4月7日午後の両院議員総会で投票により新代表を選出する。6日までの党の分析では、先行する小沢一郎前代表を菅直人元代表が激しく追う構図で、態度未定票も多く余談を許さない情勢。
小沢、菅両氏は同日午後に会談し、選挙後の挙党態勢を確認した。双方とも新代表になれば執行部人事で相手を幹事長などの要職に起用する意向だ。「送金支持」メールが引き金になった代表選は、危機にひんする党の再生をどちらの実力者に託すかの選挙となる。《共同通信》
【この日の民主党】
渡部国対委員長・松本政調会長らが力強く挨拶 代議士会で
本会議開会を前に、民主党・無所属クラブの代議士会が6日午後、国会内で開かれた。
まず中川正春議院運営委員会筆頭理事が、この日の本会議の内容や今後の日程について報告を行った後、渡部恒三国会対策委員長が挨拶に立った。渡部国対委員長は、突然の委員長就任を振り返り、「今日まで務めさせていただいたことを心から感謝申し上げる」とまず述べた。そして、「長い議員生活でも、野党の党首選挙がこんなに国民の皆さんから関心を持たれ、マスコミの皆さんからこんなに大きく取り上げられているのは、生まれて初めての経験だ」とし、「やはり国民の皆さんは、国民のための政治のために、二大政党を望んでいるのだということを、しみじみと心に感ずることができた」と語った。
また、渡部国対委員長は、「明日、爽やかな党首選挙が行われ、いずれの方がなられても、挙党一致の新執行部ができれば、まさに今日まで苦しかったけれども、災いを転じて福となすというのはあの時だった」ということになるとし、「辛い時も、苦しい時も、笑顔を忘れず、希望を忘れず、やはりこの国の民主主義は、われわれががんばらなければならないという決意で、小泉悪政を打倒し、民主党政権ができるようにがんばっていこう」と力強く呼びかけ、出席議員から大きな拍手を浴びた。
続いて松本剛明政策調査会長が、昨日行われた『次の内閣』閣議の内容について報告。あわせて、今日で政調会長就任以来201日になるとして、民主党の考え方をしっかり示し、この日も医療制度改革について本会議で議論ができることも含め、各議員に改めての謝意を表した。そして、多くの政策課題についてチャレンジを行ってきたが、政権獲得へ向けて手を携えていこうと呼びかけて、大きな拍手を浴びた。
最後に、この日の本会議に質問・答弁等で登壇する柚木道義・岡本充功・仙谷由人・園田康博・山井和則・郡和子・高井美穂各衆議院議員が、それぞれ力強くその決意を述べ、出席議員からは大きな拍手とともに激励の声が飛んだ。《民主党ニュース》