平成6284日目
2006/03/23
【この日の小泉総理】
日本・東ティモール首脳会談
小泉純一郎首相は23日午前、首相官邸で東ティモールのアルカティリ首相と会談した。アルカティリ首相は国連安保理改革について「日本が常任理事国になることに必ずしも賛成していない国があることは理解しているが、国連全体のことを考えれば、より多くの国が参加し意思決定が行われることが重要だ」と指摘。日本の常任理事国入りを支持する考えを表明した。《時事通信》
平成18年3月23日、小泉総理は総理大臣官邸で、東ティモール民主共和国マリ・アルカティリ首相と首脳会談を行いました。
会談では、アルカティリ首相より、「日本の常任理事国入りを必ずしも賛成していない国もありますが、より多くの国が(安全保障理事会に)参加して意思決定することが重要です。」と安保理拡大の必要性を指摘し、日本の常任理事国入りを「支持する。」とあらためて表明しました。
これに対して小泉総理から、謝意を表明しました。
更にアルカティリ首相より、東ティモールにおける人材育成への支援や日本での大使館開設の要望などについての話があり、それを受け小泉総理は最大限協力する意向を示しました。《首相官邸》
“道路財源”地方に言及
政府が最重要課題と位置付ける行政改革推進法案が23日午後の衆院本会議で審議入りした。小泉純一郎首相は2007年度予算で道路特定財源を一般財源化する方針を表明するとともに「地方分も排除していない」と述べ、軽油引取税や自動車取得税など地方分の道路財源も対象に含める考えを示した。
首相はこれまで道路特定財源をめぐり、国と地方を区別して発言しておらず、地方分の一般財源化に言及したのは初めて。道路整備の財源確保を図りたい地方自治体からの反発も上がりそうだ。《共同通信》
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【TBS系連続ドラマ・白夜行】最終回
【第78回選抜高校野球大会】開幕
第78回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)の開会式が23日午前9時から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で始まった。出場32校が12日間の熱戦を繰り広げる。
入場は行進曲の「青春アミーゴ」にあわせて、昨年優勝校の愛工大名電(愛知)、準優勝校神村学園(鹿児島)に続いて北から順次行進し、岐阜城北(岐阜)の太田恵太主将が選手宣誓した。
初出場は昨年より5校増えて12校。そのうち21世紀枠の真岡工(栃木)、今治北(愛媛)、創部5年目の愛知啓成、伊万里商(佐賀)と、日本最南端の高校として注目の八重山商工(沖縄)の5校は、春夏通じて初めて甲子園の土を踏む。《朝日新聞》
【全日空】ストで115便欠航
全日本空輸グループの乗員でつくるエアーニッポン乗員組合(吉本祐造委員長、407人)など4労組は23日、賃上げなどを巡る会社側の回答を不満として、24時間の時限全面ストライキに入った。全日空系のストは8年ぶり。
全日空の国内線863便のうち、13%に当たる115便が欠航、5%に当たる40便が遅延する見通し。国際線には影響しない。24日以降は平常運航に戻るという。ほかにストに入ったのはエアーニッポンネットワーク乗員組合、エアーネクスト乗員組合、エアーセントラル乗員組合。グループで最大の全日空乗員組合はストを回避した。《日経新聞》
【山口県・二井関成知事】空母艦載機移駐問題「容認できない」
米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への空母艦載機移駐問題で、山口県の二井関成知事は23日午前、防衛庁を訪れ、額賀防衛長官に移駐案を容認できないという県の方針を伝えた。午後には防衛施設庁、外務省を訪問する。
二井知事は、県として移駐案に一定の理解を示しながらも、地元の理解が得られておらず、容認できる状況にはないとして、「地元の理解と協力が得られるよう、さらなる努力をされることを強く求める」とした要望書を額賀長官に手渡した。
二井知事によると、額賀長官は「(在日米軍再編の)最終報告を3月末に出せるよう全力を尽くしている。地元の納得が得られなければ、再編は進まないので、これからもしっかりと地元の理解を求めていきたい」と述べたという。
二井知事は「最大限の努力をしてもらうよう要請した。最終報告までに、地元の思いが実現できるかは難しいが、国に県として意見を伝えることは一つのけじめだと思う」と語った。《読売新聞》
【この日の民主党】
党憲法調査会で国民投票法制に対する与党の態度を批判
23日午後、国会内において民主党憲法調査会衆参合同会議が開かれ、国民投票法制の制定を国民に開かれた場である国会の特別委員会での合意形成を抜きに進めようとする自民党幹部の発言に対して、枝野幸男会長が厳しい批判を行うとともに、与党の猛省を求めた。
会議の冒頭に枝野会長が挨拶し、衆院憲法調査特別委での論点整理を受けて、この会議を先週から定例で開催しているが、自民党の久間衆院議員の発言のため、今日はその状況の報告を行うと述べた。枝野会長は、この問題は院の権威にもかかわる問題だと語った。
議事の中で枝野会長は、自民党の久間衆院議員が自公2党で提案するなどとの発言を行ったことは、特別委の現場の協議を踏まえていくという確認に反するものであり、特別委理事会で強く抗議したことを報告した。そして、今後の自民党のこの問題に対する対応を注視すると語った。
枝野会長は会議後に記者団の質問に答えて、民主党は条件闘争をしているのではなく、与党側の姿勢に対応しているのであり、事柄は信頼関係にかかわることなので、与党側がわが党にも国民にも分かるように対応すべきだと語った。《民主党ニュース》