平成6216日目
2006/01/14
【平沼赳夫元経済産業相】皇室典範改正阻止へ
平沼赳夫元経済産業相は14日、岡山県津山市内で開かれた新年会であいさつし、通常国会で「皇室典範改正を阻止するため、同志を集めて行動する」と述べた。平沼氏は「日本の皇室には女帝も何人かおられたが、基本的にはずっと男系を維持している。これは日本の伝統だ」とした上で「改革、改革と言って皇室典範まで改正を急ぐのは間違っている」とした。《共同通信》
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【政治団体・そうぞう】結成
沖縄1区選出の下地幹郎衆院議員(無所属)が政治団体「そうぞう」を設立し、14日、沖縄県名護市で結成総会を開いた。県議2人と市町村議79人の計81人が入会。沖縄で長く続く「保革」の枠組みを超えた政治の流れをつくるとしている。
代表の下地氏は総会で、「保守や革新だけが沖縄の勢力ではない。基地や経済の自立などの問題を沖縄の視点できちんと東京に発信し、解決したい」とあいさつした。
昨年末、県選管に政治団体の届けを出した。地域政党的な位置づけで、各種選挙で公認、推薦候補を立てる。14日の総会では、15日告示の名護市長選で、民主、共産、社民、自由連合、沖縄社会大衆の各党が推す市議を推薦することを決めた。
下地氏は元自民党衆院議員。03年衆院選で党の公明候補支援に反発し、無所属で立候補して落選。離党して挑んだ昨年の衆院選で民主などの推薦を受けて返り咲いた。《朝日新聞》
【民主党・前原誠司代表】意見集約無理なら代表選不出馬
民主党の前原誠司代表は14日午前の民放テレビ番組で、外交・安全保障などの基本政策について党内で意見集約できない場合は再選となる9月の代表選には出馬しない考えを表明した。
前原氏はこれまで自らが唱える集団的自衛権の行使容認や中国脅威論に沿って6月までに党見解を取りまとめる方針を示しており、「退路」を断つ姿勢を示すことで、意見集約に向けた決意を強調したものだ。
番組で前原氏は、代表選で再選を目指すかについて「まだ考えていない」とした上で「公約として言っている(党の)外交・安全保障ビジョン、内政ビジョンをまとめきれるかどうかにかかっている」と強調。「まとめきれなければ代表であり続けることはできない」と言明した。
特に、民主党のアキレスけんとされる外交・安保政策に関して「徹底的に議論する。(集約では)多数決ということもあり得る」との考えを重ねて示した。《共同通信》
【共産党・不破哲三議長】退任
共産党は14日午前、静岡県熱海市の党施設で開いた第24回党大会で、来年の参院選や統一地方選に向けた活動方針を盛り込んだ大会決議を全会一致で採択した。午後には不破哲三議長の退任を決定。志位和夫委員長、市田忠義書記局長の体制は継続する。議長は当面空席とした。
志位和夫委員長は最終報告で「来年4月までに50万人の党(現在約40万人)をつくり上げ、自らの力で風を起こし、統一地方選、参院選で本格的な前進を勝ち取る」と強調。同時に「憲法改悪反対の国民的多数派を結集することは必ずできるという展望がつかめた歴史的な大会になった」と総括した。
決議は、小泉純一郎首相の構造改革路線を批判。現在の政治状況について「小泉・自公政権が国民の暮らし、平和を壊す反動的暴走を強めている」として、増税、改憲、米軍基地強化に反対の方針を明記した。《共同通信》