平成6213日目

2006/01/11

【この日の小泉総理】

トルコ訪問(第2日)

トルコ訪問中の小泉総理は、平成18年1月11日午前(日本時間同日夕)、アンカラ市内の「トルコ・日本基金文化センター」で、市民が日本語や折り紙などの日本文化を学ぶ様子を視察しました。

小泉総理は、トルコ人男性に日本語の読み方を尋ねられると「同じ分でも1分は『ぷん』、2分は『ふん』と読むんだよ。漢字はそこがむずかしい。」と熱心に応じたり、折り紙教室では折り鶴に挑戦して、完成した鶴を女の子にプレゼントするなど自ら日本文化をアピールしました。《首相官邸》

自民党総裁選は投票前に支持表明

小泉純一郎首相は11日、訪問先のトルコで、同行記者団に「ポスト小泉」の条件として(1)国政選挙に勝てる(2)小泉改革路線をしっかり軌道に乗せる–の2条件を明確に打ち出した。首相は4日の年頭記者会見でも「トップリーダーが国民から支持を得るのは極めて大事だ」と指摘しており、次期総裁候補に対して、重ねて国民的人気を求めた格好だ。

首相は記者団に「ポスト小泉」の条件として「どの(選挙)候補者も勝てる総裁の下で選挙を戦いたい。これはやはり大きな要素になる。(今まで)小泉内閣が進めた改革路線をしっかり軌道に乗せてくれる人が望ましい」と指摘した。そのうえで、党総裁選の投票前に自身が支持する候補を明らかにする意向を示した。

首相は20日召集の次期通常国会で、構造改革の総仕上げに取り組む。9月の総裁任期切れをにらみ、公務員の総人件費削減などを盛り込んだ行政改革推進法案を早期に成立させる構えだが、具体的な改革はポスト小泉に委ねられる。首相が再三、国民的支持に言及するのは、自らの改革継承にあたり、次期総裁にも国民の高支持が不可欠なためだ。

ただ、首相が再三、後継候補に国民的人気を求めることで、党総裁選は早くも安倍晋三官房長官を軸に動き出している。公明党の神崎武法代表は11日、福岡市内で「安倍さんが立候補するかどうかが(総裁選の)カギだ。立候補すれば、安倍さんを軸に総裁選が行われるだろう」との見通しを示した。自民党の武部勤幹事長は「開かれた総裁選」を提唱するものの、党内には「結果の決まった戦いは盛り上がらない」(中堅)との懸念も出ている。《毎日新聞》




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【共産党・不破哲三議長】共産党大会「跳躍台に」

共産党は11日午後、静岡県熱海市の党施設で第24回党大会を開いた。不破哲三議長(75)はあいさつで「豊かな討論を通じて、私たちの事業の成功に向けた新たな跳躍台にしたい」と強調。党大会の目的としては大会決議案の決定と「全党の先頭に立ち、決議案で示す任務、方針に取り組む党中央委員を選出する」ことを挙げた。
党大会は2004年1月以来2年ぶり。党内では不破議長が高齢を理由に退任するとの見方もあり、幹部人事が焦点となる。

大会は14日までの日程で、初日は志位和夫委員長が、来年の参院選で比例代表5議席(改選4議席)と現有の東京選挙区での1議席を「絶対確保」目標とする方針を明記した大会決議案に関する中央委員会報告を行い、代議員が討議する。《共同通信》



1月11日 その日のできごと(何の日)