平成6063日目

2005/08/14

【民主党・岡田克也代表】小泉首相の地元に殴り込み

首相のおひざ元に“殴り込み”をかけた民主党の岡田克也代表。街頭での支援を訴える各党党首とは対照的に永田町にこもって郵政民営化関連法案反対組への「刺客」探しに追われた自民党執行部。衆院解散から初めての日曜日となった「お盆サンデー」の14日、各党トップはそれぞれの汗を流した。


https://www.dpfp.or.jp/

小泉純一郎首相の地元、神奈川県横須賀市の中心部。街頭に立った岡田氏は「今度の選挙で地元から小泉さんに『お疲れさま』と引退を勧め、民主党に政権を任せてほしい」と絶叫した。祖父から3代続く強固な地盤と人気に阻まれ、小泉首相に歯が立たなかった民主党の党首が、この地に乗り込んだのは初めて。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【中川昭一経産相】靖国神社を参拝

中川昭一経済産業相は14日午前、靖国神社を参拝した。今年の終戦記念日前後に参拝した閣僚は中川氏が初めて。これに先立ち橋本龍太郎元首相も参拝した。

中川氏は参拝後、記者団に私費で玉ぐし料を納めたことを明らかにした上で「前から15日に参拝しようと思っていたが、15日は閣議があるので今日参拝することを決めた」と述べた。公的参拝か私的参拝か明確にしなかったが「私は現閣僚です」と語った。《共同通信》

【野田聖子元郵政相】靖国神社を参拝

郵政民営化関連法案反対派の急先峰、野田聖子元郵政相と、衆院選で妻を応援するため派閥の離脱表明までした夫の鶴保庸介参院議員が14日、靖国神社を参拝した。移動中、あちこちから激励の声が飛び「ポスト小泉」としての存在感をアピールした。

報道陣に取り囲まれながらの移動中、周囲からは「頑張れよ」「応援するからな」の声が飛んだ。鶴保氏は「ありがとうございます」「よろしくお願いします」と大声で答えたが、野田氏は神妙な表情を崩さなかった。《共同通信》

【ヘリオス航空墜落事故】ギリシア

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ギリシャの首都アテネの北約40キロの山間部で14日昼ごろ、キプロス・ラルナカからアテネに向かっていたキプロスのヘリオス航空ボーイング737(乗客115人、乗員6人)が墜落した。ギリシャのテレビによると、乗客は全員キプロス人。アテネの日本大使館も日本人乗客がいたとの情報はないとしている。《共同通信》

【この日の民主党】

政権への執念が強い方が勝つ 平野博文幹事長代理が檄

民主党は14日午後、党本部で全国選挙実務者会議を開き、総選挙での意思統一を図った。

冒頭挨拶に立った平野博文総合選挙対策本部事務総長代理(党幹事長代理)は「政権交代を実現させてはじめて勝利となる。暑いなかでの熱烈選挙。汗をかき、塩が出るまで戦わなければ民主党に明日はない。ばてた方が負ける。自民党と民主党と政権への執念が強い方が勝つ。1にも2にも政権交代、3、4がなくて5にも政権交代」と檄を飛ばした。また、候補者の擁立に関して「290を超える」として、今週中にも第2次公認候補を発表することを明らかにした。

続いて福山哲郎総合選対事務局次長が、マニフェストの発表時期、宣伝機材の配布時期などについて説明するとともに「相手チームはもめている。サッカーに例えれば、これでは90分間戦うことはできない。政策の柱として無駄遣い一掃と年金を掲げて戦う」とした。

岡田代表、神奈川県内で精力的に党への支持の訴え展開

岡田克也代表は14日、神奈川県内5カ所で街頭演説を行い、神奈川の各選挙区から立候補する予定候補者とともに、将来に責任を持つ政党として具体的な政策を掲げ、国民の皆さんに政権選択の判断を願う民主党への支持を訴えた。

横須賀中央駅前で、岡田代表は、神奈川県選出の若林秀樹、千葉景子両参議院議員、神奈川11区の斉藤つよし予定候補者に続いてマイクを握った。

岡田代表は、演説の冒頭、今回の総選挙は、皆さん一人ひとりの意思表示によって、これから3~4年、日本の先々が決まるものだと指摘。「日本として何をなすべきか、どういう選択をすべきか、まさに政権を選択する選挙」だと訴えた。

選挙の争点について岡田代表は「小泉首相は郵政選挙だと矮小化し、国民の目をあざむいて投票に持ち込もうとしている」と鋭く指摘。郵政改革については、もちろん必要ではあるが、今回廃案になった郵政法案では絶対にその目的を達成できないと語った。その上で岡田代表は、民主党は「限度額の段階的縮減」すなわち現在1千万円の郵貯の預入限度額を下げ、100兆円が民間に流れるような、本当の改革を実現すると表明した。

横浜駅西口では、神奈川1区の佐藤謙一郎、同2区の大出彰、同5区の田中慶秋、同6区の池田元久各予定候補者がそろって岡田代表と街頭演説した。

岡田代表は、「小泉自民党か、岡田民主党か」が一人ひとりに問われる総選挙で、民主党が政権を獲得した後の政権運営手順を示した500日プランを発表したと聴衆の皆さんに報告。「国民の声を聞く今までとは違う政府を作り、徹底的にムダを排除する」と固い決意を表明した。

岡田代表は「大きくこの国を変える。私は、日本を、あきらめない。もう一度夢をもてる日本にしたい。政治がしっかりと自覚をすればまだ間に合う」と訴えた。さらに、英国のブレア首相とロシアのプーチン大統領がともに40代でその任についたなどと述べ、52歳の岡田代表自身を、戦後生まれの初めての総理として、皆さんの手で押し上げていただきたいなどと要請。「本当にこの国を変えていく改革をやらせていただきたい」と国民の皆さんに賢明な判断を求めた岡田代表に対し、聴衆から大きな拍手と声援が沸き起こった。《民主党ニュース》



8月14日 その日のできごと(何の日)