平成5992日目
2005/06/04
【民主党・岡田克也代表】都内で民主党支持訴える
都内5カ所を回って、東京都議会議員選挙予定候補者らとともに精力的に民主党支持の訴えを行った岡田克也代表は4日、西武池袋線清瀬駅前で街頭演説を行った。あいにくの雷雨に見舞われ、どしゃ降りの中での街頭演説となったが、岡田代表は雨をものともせず、加藤公一衆議院議員、蓮舫参議院議員とともに力強く民主党への支持を訴えた。
岡田代表は、政権交代の必要性を訴える中で、小泉外交の問題点をまず指摘。過日、シンガポール首相やニュージーランド首相それぞれと実現した会談の席上でも、両首相から日中関係の悪化を懸念する意見が出されたことを引き、「独りよがり外交だ。日中関係が悪化する中にあっては、両国の平和も豊かさも保持できない」と断じた。さらに日韓・日中関係の改善なくして、北朝鮮による拉致問題の解決も核開発阻止も到底望めないとする考えを表明し、民主党が目指すアジア重視の外交姿勢の必要性を訴えた。
続いて岡田代表は、郵政民営化の問題も取り上げ、「何のための民営化なのか。民営化するとどんな利点が国民にもたらされるのか、全く分からない」と述べ、国民利益を無視して民営化ありきで突っ走る小泉政治を批判。年金制度の抜本改革など、国民が求める政策の実現こそ政治主導で推し進めるべきとし、その実現に向けて努力する民主党に力を貸して欲しいと、降りしきる雨の中で熱心に見守る聴衆に訴えた。
岡田代表は更に、東京都議選をたたかう上で、民主党は、「東京マニフェスト」を掲げ、都政で実現していきたい政策を盛り込んだことを報告。「これで完成ではなく、皆さんの声を聞きながらマニフェストを更に進化させ、皆さんと共に求められる都政を実現していきたい」と力説した。そして、「この雨にもかかわらず最後まで足をとめて下さった皆さまの力強い支持をお願いしたい」として、演説を締めくくった。《民主党ニュース》
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【全仏テニス】エナン・アーデン選手、2年ぶり2度目の優勝
テニスの全仏オープン第13日はパリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝は第10シードのジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)が6−1、6−1で2000年覇者で第21シードのマリー・ピエルス(フランス)を下し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。《共同通信》
【私立立命館慶祥中】生徒がネット侵入、成績情報など入手
北海道江別市の私立立命館慶祥中(西脇終校長)で、生徒が学内のパソコンネットワークに不正にアクセスし、同級生ら約200人の成績や名前などの個人情報を入手していたことが、4日わかった。生徒は、「管理の不十分さを指摘したかった」と話しているという。
同中によると、生徒は学内のパソコンから校務用サーバーに校長名のパスワードで侵入できることを知り、5月30日、データのコピー1部を印刷して翌日に教頭に提示した。
同中は、生徒が所持していたデータを消去させるとともに、データの改ざんや2次流出がないことを確認した。また生徒が校務用のサーバーにアクセスできないよう対策を講じた。
西脇校長は「私のパスワード管理の不十分さが原因で、責任を痛感している」と話している。《読売新聞》
【共産党・志位和夫委員長】小泉首相の靖国参拝「中止すべき」
共産党の志位和夫委員長は4日午後、都内で講演し、小泉純一郎首相の外交姿勢に関し「日本とアジア諸国との関係がこんなに悪くなった最大の根源は、首相の靖国神社参拝にある。参拝中止を決断することが首相のとるべき道理ある行動だ」と指摘、参拝継続の意向を示唆する首相を厳しく批判した。《共同通信》