平成2457日目

平成7年9月30日(土)

1995/09/30

【セ・リーグ】ヤクルト、2年ぶり4度目の優勝

プロ野球のセントラル・リーグは30日、ヤクルト・スワローズが2年ぶり4度目の優勝を遂げた。

リーグ制覇へのマジックを1としていたヤクルトはこの日、本拠地の神宮球場で巨人と対戦、5−0で勝った。この結果、ヤクルトは勝ち数を78とし、前日まで優勝の可能性を残していた巨人と広島は残り試合に全勝してもこの数字に及ばなくなった。

ヤクルトは安定した戦いぶりで4月中旬から一度も首位を明け渡すことなくゴールインした。同球団を率いて6年目の野村克也監督(60)は、この4年間に3度目のリーグ優勝で、南海時代の1973年(選手兼任)と合わせ、監督として4度目のペナントレース制覇。

日本シリーズは10月21日からパシフィック・リーグ優勝のオリックスの本拠地、グリーンスタジアム神戸で始まる。《共同通信》

巨人0−5ヤクルト◇30日◇神宮

ブロスが3安打に抑えて巨人を3試合連続完封すれば、古田、オマリーが本塁打。ヤクルトは快勝で2年ぶりの優勝を決めた。

二回二死一塁からミューレンの左二塁打で先制し、四回は古田の本塁打などで木田をKO。五回にはオマリーが水野から2点本塁打して完全に主導権を握った。ブロスは9三振、1四球で巨人に反撃の機会を与えず、14勝目を挙げた。《共同通信》

事あるごとに野村監督はこう繰り返す。「強い者が必ず勝つとは限らないのが野球や」。強者には戒めの、弱者には支えの言葉である。

ヤクルトは昨年、日本一からリーグ4位に落ちた。今季は弱者としての出直しだった。そして、野村監督の言う「強い者」とは、紛れもなく巨人のことである。

開幕カードは巨人戦だった。開幕戦で、斎藤雅に完封を許した。第2戦も桑田に抑えられ、0−2で九回へ。「正直言って不安だらけの開幕やった」と、野村監督は打ち明ける。「それがあの1球で、一流れが変わったんや」−。

九回、桑田はこの回先頭、飯田の頭にぶつけた。これが危険投球と判定され、完封目前の桑田は退場。ヤクルトは動揺する巨人を攻め、橋本、石毛を打ち込んで逆転勝ちした。

流れを呼び込むきっかけは運だったかもしれないが、終盤まで巨人に優位を保ったのはそれだけではない。

投手陣は四番打者ぞろいの豪華打線を徹底分析し、寸断することに成功した。データを生かしてブロスが5勝、吉井が4勝をマークし、ブロスはノーヒットノーランまでやってのけた。攻撃面でも左翼手の肩の弱さや、緩慢な三塁守備を見つけては、小技で揺さぶった。

結果は出た。15年ぶりの巨人戦7連勝を果たし、8月中には4年ぶりの巨人戦勝ち越しを決めた。強者を圧倒し、ナインが自信をよみがえらせたからこそ、2年ぶりの栄光があった。

野村監督は「本当に長かった」とシーズンを振り返った。そして「本拠地の巨人戦で優勝を決められるんだから、天は最後に最高の舞台を用意してくれた」と、感慨深い口調で話した。始まりは「あの1球」だった。《共同通信》



【NHK連続テレビ小説・春よ、来い】最終回

9月30日のできごと(何の日)
https://www6.nhk.or.jp/

【大阪府・横山ノック知事】女性副知事登用を断念

副知事人事をめぐって紛糾していた大阪府議会は30日未明、横山ノック(山田勇)知事が、3人の副知事候補のうち否決が確実な大泉博子厚生省家庭福祉課長(45)の人事案を撤回することで決着。同日午前4時すぎに開いた本会議で他の副知事2人と出納長の案が共産党を除く賛成多数で可決された。

公約だった女性副知事が実現できなかった横山知事は、議会後「大泉さんや厚生省に申し訳ない。断腸の思い」などと語った。

副知事に決まったのは、松広屋慎二関西国際空港会社専務(61)、金盛弥府土地開発公社副理事長(56)。出納長には、今堀富三府企業局長(57)が選任され、辞令が交付された。

府議会定例会初日の29日、特別職人事案に賛成の意向だった自民党が、一転して分離採決の大泉氏の反対を決めた。

横山知事は、女性副知事が絶望になったことから、いったん特別職全員の撤回も検討した。しかし、破たんした木津信用組合の処理など府政の重要課題があることから、副知事を置くべきだとの議長などからの説得に応じた。《共同通信》

【オウム真理教・上祐史浩氏】なぜ破防法か

オウム真理教の上祐史浩緊急対策本部長は30日午後、東京・南青山の教団東京総本部で記者会見し、破防法の団体適用の動きについて「公安調査庁には何度も教団を指導してほしいと文書で要請してきたが、全く説明もなく破防法を適用するかのような報道が出てきた。月曜日(2日)にも同庁に出向き、教団のどこが将来、危険なのか責任者に会って話を聞きたい」と述べた。

教団の犯罪にかかわったとする疑惑には「坂本(弁護士一家)事件で逮捕された容疑者が(共犯者として)私の名前を出していれば、既に逮捕されているはず。殺人などの重大事件にかかわっている記憶は全くない」とあらためて否定した。

また、麻原彰晃被告の初公判が迫っていることについては「特別傍聴席を申請して、実際に見てみたい。もし、罪状認否で尊師が罪を認めれば、即刻、教団の代表役員から外さなければならない」と話した。《共同通信》

【Jリーク・ニコスシリーズ】第13節

Jリーク・ニコスシリーズ第13節(30日・浦和市駒場競技場ほか=7試合)好調のヴェルディ川崎は浦和レッズに2−0で快勝、11勝2敗(勝ち点34)で首位を堅持した。横浜マリノスは名古屋グランパスに5−0で圧勝し、7連勝(9勝4敗)。清水エスパルスは柏レイソルに3−2で勝ち、10勝3敗(勝ち点30)で2位に浮上した。ペルマーレ平塚は延長の末、2−1で鹿島アントラーズを下し、最下位を脱出した。《共同通信》

【MLB・ドジャース】ナ・リーグ西地区優勝

米大リーグ、ドジャースの野茂英雄投手は30日(日本時間1日)、勝てばナ・リーグ西地区の優勝が決まるパドレス戦で8回を6安打2失点(自責1)、毎回の11奪三振と力投。ドジャースが7−2で勝ち、野茂の12勝目(6敗)は、チームに7年ぶり8度目の地区優勝をもたらした。

3日からワールドシリーズ進出をかけたプレーオフの地区シリーズ(5回戦制)に出場し、中地区優勝のレッズと対戦する。

68歳のラソーダ監督率いるドジャースは4、5月は苦しい展開だったが、野茂が初勝利を挙げた6月初めから投打とも調子を上げて浮上。野茂は2完封を含み7連勝をマークするなど、主軸投手として台頭した。

終盤はロッキーズと激しい首位争いを演じたが、ピアザ捕手、モンデシー外野手ら打線も故障に耐えながら踏ん張り、とうとうゴールに飛び込んだ。

野茂英雄投手 うれしい。本当はきのう勝って優勝してほしかったが、気持ちもいつも通りで、自分らしい投球をしようと思っていた。打たれても仕方がないと、言い訳ができないくらい力を込めていった。きょうの投球については説明ができない。《共同通信》



9月30日のできごと