平成5945日目

2005/04/18

【この日の小泉総理】

日本・スイス首脳会談

平成17年4月18日、小泉総理は総理大臣官邸で、スイス連邦のザムエル・シュミート大統領と首脳会談を行いました。

会談では、日本とスイスの経済連携のあり方について検討していくため、政府間の研究を開始することで合意しました。具体的な研究の対応については今後の政府間の協議で話し合っていくことになりました。

小泉総理からの、日・スイス間の貿易拡大の余地が大きいことから、「経済交流を深めていきたい。」との発言に対して、シュミート大統領から、「日・スイス間の交流の発展を重視しており、アジアでは日本を最も重要なパートナーとみなしている。適切な協定を締結して二国間の貿易が促進されることが望ましい。」と応えました。さらに小泉総理から、「昨年10月にダイス前大統領が訪日した際に経済連携の話題がでて、この点につき研究をするように指示を出した。」と応じました。

最後にシュミート大統領から、「日・スイス間では、多くの共通する関心事項がある。」との発言を受けて小泉総理から、「スイスに対して日本国民は敬意と愛着を持っているので、いろいろな分野で交流をさらに発展させていきたい。」と述べました。《首相官邸》

日中首脳会談「非難応酬しない」

小泉純一郎首相は18日午後、インドネシアで22日から開くアジア・アフリカ会議(バンドン会議)首脳会議に合わせて調整している胡錦濤・中国国家主席との会談について「非難を応酬する会談にしない方がいい。日中の友好を対極的に考えてやるなら意味がある」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。

同時に「将来の友好を考えれば、友好関係を進展させていく前向きな会談であるべきだ」と指摘。反日デモの被害で謝罪と補償を中国側に求めるかどうかに関しては、全体を考えてやるべきだ。外相会談と首脳会談があってもいい」と述べた。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【フジテレビ、ライブドア】和解

フジテレビジョンとライブドアは18日、ライブドアが保有するニッポン放送株をフジが全株取得し、ニッポン放送を完全子会社化することを柱とする資本・業務提携で基本合意、和解したと発表した。

Embed from Getty Images

フジはライブドアが実施する440億円の第三者割当増資に応じ、最終的にライブドア株の12.75%を保有。和解に伴いフジがライブドアに支払う資金は約1470億円に上る。

2月8日にライブドアがニッポン放送株を大量取得して以来続いた買収劇は70日目に決着。敵対的買収からの企業防衛に多くの課題を残した。

ライブドアが目的としたネットと放送の融合では明確な結果は出ず、ライブドアは株売買と増資などにより巨額の資金を手にする結果となった。《共同通信》

【 JR福井駅】高架化

21世紀の県都の玄関として高架駅に生まれ変わったJR福井駅が、18日開業した。駅を中心に南北約3.3キロの北陸線高架と合わせ、福井駅付近連続立体交差事業の根幹部分が完成。福井震災後の復興期以来の大規模都市改造により、長く鉄道で分断されていた市街地東西地域の交通円滑化が図られる。市中心部の一体的なまちづくりへの弾みとしても、大きな期待が寄せられている。《福井新聞》

【この日の民主党】

鳩山元代表・前原ネクスト防衛庁長官ら、党候補への支持訴え遊説

民主党の鳩山由紀夫元代表(『次の内閣』ネクスト外相)は18日、衆院統一補選が行われている福岡2区の公認候補応援のために福岡市を訪れ、候補者とともに唐人町商店街を歩いて遊説し、「力を貸して下さい」と民主党候補への支持を呼びかけた。

鳩山元代表は「彼の不屈の精神とこの国を何とかしたいと立ち上がった強い志が実るよう、みなさんも力を与えてほしい」と力説。商店街店舗を一軒一軒訪ね歩き、買い物中の人々と握手を交わしながら、政権交代へ向け、民主党候補勝利の必要性を説いて回った。

遊説には前原誠司ネクスト防衛庁長官、福岡県連代表の松本龍衆院議員、楠田大蔵・稲見哲男両衆院議員、岩本司・家西悟両参議院議員もかけつけ、マイクやメガホンを手に、民主党候補への支持を訴えた。

「6日間、党の総力あげ、死力を尽くす」補選勝利に向け岡田代表

岡田克也代表は18日午後、統一補欠選挙・福岡2区の党公認候補応援のために訪れた福岡市内で会見し、後半戦に入った選挙戦の印象等について語った。

統一補選に関して新聞各社が行った世論調査結果を踏まえての感想を問われたのに対しては、「手応えは感じている」とコメント。チャレンジャーとして追い付け追い越せという気持ちで選挙戦を戦ってきて、現時点でかなり追いつきつつあるとの手応えを感じていると説明。「今日を含めて6日間、死力を尽くしたい。党の総力を挙げたい」と述べた。

民主党のどういう点が有権者から支持を得ていると見るかとの記者からの問いには、「福岡も宮城も若い候補者であり、しがらみや古い政治にとらわれない、候補者それぞれのパーソナリティ(が支持されている)」との見方を示した。同時に党の方針として提示してきた「政権選択、政権を選ぶ選挙だ」との訴えが浸透しつつあるのではないかと分析した。

岡田代表はまた、「最大の課題は投票率。その投票率を少しでも上げていく努力が、候補者自身を訴えることと並んで非常に重要な課題と考えている」と述べた。

「年金を中心にする本当の改革をわれわれにやらせていただきたい」ということを訴え続けていくと岡田代表は重ねて述べるとともに、福岡2区ではそれに加えて韓国や中国との関係が日本の中でより深い地域だということを考慮し、今までの延長線上の小泉外交では先行きの展望は開けないとの観点で民主党がリードする新しい外交も訴えていくことを明らかにした。

岡田代表、笹森連合会長、統一補選勝利が本当の改革に繋がると力説

衆院統一補欠選挙が後半戦にさしかかった18日夕、福岡2区公認候補の応援で前日から福岡入りしていた岡田克也代表は福岡市中央区天神の街頭に立ち、候補者はじめ、連合の笹森清会長とともに、この統一補選で民主党が勝利することの意義を街頭を埋めつくした聴衆を前に力強く訴えた。

マイクを握った岡田代表は「相手は強いかもしれない。しかし、ようやく相手の背中が見えてきた。今日から一日一日の中で、相手に追いつき、追い越していきたい」と力説し、民主党に力を貸して欲しいと支持を求めた。

岡田代表はこの間一貫して呼びかけ続けているように、「今回の選挙は政権選択の選挙である」と主張。小泉・自民党という、しがらみにしばられた古い政治を選ぶのか、若い候補者を擁立して大きな可能性を秘めた若い新しい民主党を選ぶのか、それが問われる選挙であることを多くの知人にも伝え、「ぜひ投票所に足を運んでほしい」と聴衆に呼びかけた。

続けて「私たち民主党は本当の改革、大きな改革をやらなければならない」として、道路公団改革・郵政改革・三位一体改革と国民の求めとはかけ離れたニセモノの改革を断行し続ける小泉・自民党政権に代わり、年金の抜本改革をはじめ、国民の立場にたって民意に沿った本当の改革を民主党にやらせてほしいと語気を強めて訴えた。

同時に、地方のことは地方が、権限と責任で判断し、決断していくことができる、本当の地方分権改革も、民主党主導で実現していきたいとした。

「郵政改革というでたらめな改革にエネルギーを割き、年金改革や地方分権や被災者債権支援法の審議など、本当の改革に全く後ろ向き、やる気のないニセ改革を本当に続けさせていいのか。こういう政治でいいのか」と述べ、民主党への政権交代の必要性を訴えた。

また、小泉政権発足後、悪化の一途をたどる外交問題についても、民主党主導で新しい外交を確立していくことを提示。この統一補選で民主党が勝利することが日本にとっての改革の第一歩へとつながっていくこと、民主党が勝利することの重要性を力説した。

笹森連合会長も「民主党候補の勝利は、自民党政権にピリオドを打ち、民主党政権で新しい政治、国民のための政治をつくってもらう大きな突破口になる」と熱弁を振るった。

小泉首相が丸4年前に総理が就任して以来、日本を変えてくれるのではないかとの夢と期待は大きく打ち砕かれたとして、この統一補選で民主党が勝利することで、とんでもない方向に進もうとしている日本を変えていかなければならないと力説した。

川端幹事長・仙谷政調会長、仙台市内で党公認候補への支援訴える

川端達夫幹事長と仙谷由人政策調査会長は18日、宮城県第2区で行われている衆議院統一補欠選挙に立候補している、党公認候補者を応援するため仙台市入りし、街頭演説会では、民主党公認候補者への更なる支持を訴えた。

安住淳衆議院議員(党宮城県連代表)の司会の下で行われた仙台市泉区の泉中央駅前での街頭演説会に立った川端幹事長は、「小泉総理の頭の中には、国民のことなど、これっぽっちも入っていない。郵政問題よりも、年金を、子どもの教育を、景気の回復をしっかりしてほしいと思っている人のほうがはるかに多い」と、やるべきことの優先順位を間違えている小泉首相の政治手法を厳しく批判。「この4年間の小泉政権で増えたのは国民負担だけ。口先ばかりで、中身の全く伴わない、そんな言葉だけの政治を終わらせよう。そのためにも、今度の補欠選挙には必ず投票に行って欲しい。仙台から日本を変える第一歩を踏み出して欲しい」と、今度の補欠選挙が単なる補欠選挙ではなく、日本の将来を左右する大事な補欠選挙であることを重ねて強調した。

続けてマイクを握った仙谷政調会長は、「小泉総理は国民が本当に関心のある年金問題などを無視して、自分がやりたいだけの、郵政問題を前面に出して政治を行っている。パフォーマンスのみの政治をしている小泉総理には、そろそろ辞めてもらわないと、私たちの生活はむちゃくちゃになってしまう」と、小泉政権が国民にとっていかに不要なものであるかを訴え、国民の目線で政治をする民主党公認候補者への更なる支援・支持を訴えた。《民主党ニュース》



4月18日 その日のできごと(何の日)