平成4746日目

2002/01/05

この日のできごと(何の日)

【米・フロリダ州】小型機、高層ビルに激突

米フロリダ州タンパの市街地にある米銀行大手「バンク・オブ・アメリカ」の高層ビルに5日午後5時(日本時間6日午前7時)すぎ、地元の男子高校生(15)が操縦する小型機が激突した。米メディアによると、高校生は死亡、ほかに死傷者はなかった。

ホワイトハウス当局者は「テロとのかかわりを示す証拠はない」とし、事故との見方を強めた。米軍のF15戦闘機2機が緊急発進し小型機を追跡したが、米連邦捜査局(FBI)や国土防衛局当局者はテロとは無関係と語った。小型機は衝突直前までビルを避けようとしていたという。FBIが捜査官を現地に派遣し原因などを調べている。

AP通信によると、小型機は42階建てビルの28階付近に激突。地元メディアは2つのフロアが損傷、機体から燃料が流出したが、火災は、発生しなかったと報じた。土曜日の夕方ということもあり、ビル内や周辺の道路には平日に比べ人は少なかった。

高校生は小型機の操縦免許を取得するため2年間にわたって講習を受けており、5日も実習のためにタンパから数十キロ離れたセントピーターズバーグ・クリアウォーター空港の訓練学校を訪問。単独飛行ができる法定年齢の16歳に達していないのに、実習準備中に教官に無断で小型機に乗り込んだ。

その後、管制官の許可を受けずに離陸、追尾する沿岸警備隊のヘリコプターの着陸命令を無視して飛行を続け、ビルに衝突したという。《共同通信》

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【巨人・松井秀喜外野手】米大リーグ行き「今は考えていない」

プロ野球初の6億円プレーヤーで昨シーズンに首位打者のタイトルを取った巨人の松井秀喜選手を囲むイベントが5日、故郷の石川県根上町で開かれ、大リーグ行きの可能性を聞かれた松井選手は「ゼロではないが、今は全く考えていない。シーズンが終わってから考えます」と話した。《共同通信》

【サッカー・第80回全国高校選手権】第5日

サッカーの第80回全国高校選手権第5日は5日、埼玉・大宮公園サッカー場などで準々決勝4試合を行い、7日の準決勝は国見(長崎)−鹿児島実(児島)、岐阜工(岐阜)−前橋育英(群馬)の組み合わせとなった。

2大会連続5度目の優勝を狙う国見は、大津(熊本)に2−1で競り勝ち、鹿児島実は作陽(岡山)を3−1で下して、5度目の準決勝進出。岐阜工は四日市中央工(三重)を4−1で退け、17度目の出場で初のベスト4。初優勝を目指す前橋育英は、残り3分から相川が2連続ゴールを決め大分(大分)に2−1と逆転勝ちし、3度目の4強入りを果たした。《共同通信》

【第81回全国高校ラグビー大会】第6日

第81回全国高校ラグビー大会第6日は5日、東大阪市の花園ラグビー場で準決勝を行い、啓光学園(大阪第3)と東福岡(福岡)の西のAシード2校が決勝に進んだ。決勝進出は啓光学園が3大会ぶり6度目、東福岡は初めてで福岡県勢としては福岡電波以来、34大会ぶり。

啓光学園は後半22分、WTB小笠原仁のトライで再逆転し、大工大高(大阪第2)を27−24で振り切った。東福岡はFW戦で優位に立ち、仙台育英(宮城)に44−24で快勝した。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】野党共闘は役員会で議論を

民主党の鳩山由紀夫代表は5日、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝後記者会見し、党内で強まっている野党共闘の動きについて「党の一部ではなく役員会で議論するのが正しい。安全保障、経済政策など野党間の政策は同じではなく、政策一致しているから共闘という議論は飛躍しすぎ」と共闘に積極的な横路前副代表らの動きをけん制した。《共同通信》

【インド、パキスタン】首脳会談

南アジア7カ国の経済協力などを話し合う南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議が5日、カトマンズで開幕した。インドとの緊張が続くパキスタンのムシャラフ大統領は「今回の会議を利用しバジパイ(インド)首相に心からの友好の手を差し伸べたい」と述べ、インドに関係改善を呼び掛け、両首脳は握手を交わした。《共同通信》

パキスタン外交筋によると、対立が続いていたインドとパキスタンの首脳が5日、南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議が開幕したネパールの首都カトマンズで極秘に会談、緊張緩和に向けた協議を行った。両首脳の会談は、昨年7月にインド・アグラで行われて以来。

両国は昨年12月に起きたインド国会議事堂襲撃事件後、関係が悪化。双方が領有を争うカシミール地方の実効支配線(停戦ライン)などを挟んで軍事力を集結、一触即発の危機が続いていたが、会談実現により軍事衝突も回避される見通しとなり、緊張緩和へ向け再び動き出した。

同筋によると、会談はインド側のバジパイ首相とシン外相、パキスタン側からムシャラフ大統領とサッタル外相が同席。インド側が、パキスタンが行ったイスラム過激派指導者らの逮捕、摘発に一定の理解を示したという。

両首脳が退席後、外相が協議を継続。インド側が引き渡しを求めているイスラム過激派活動家らの取り扱いなどを協議した。会議は両首脳が滞在するカトマンズ市内のホテルで行われた。《共同通信》



1月5日 その日のできごと(何の日)