平成5910日目
2005/03/14
【この日の小泉総理】
日本・コンゴ民主共和国首脳会談
平成17年3月14日、小泉総理は総理大臣官邸で、ジョゼフ・カビラ・コンゴ民主共和国大統領と首脳会談を行いました。
会談では、コンゴ民主共和国の政治情勢、社会経済情勢などについて話し合いが行われました。政治情勢についてカビラ大統領から、2003年に暫定政権ができて今年中に選挙が予定されており、その準備状況についての説明がありました。また、国連のPKOがコンゴ民主共和国に展開しており、日本の貢献に感謝しているという発言がありました。
社会経済情勢については、日本とコンゴ民主共和国の経済関係強化のために努力していきたい。また、日本の民間企業、投資家の方々に進出してほしいという発言がありました。さらに、同大統領から、日本の国連常任理事国入りを支持しており、今後とも国連改革のために努力していきたい、という発言がありました。
小泉総理からは、「日本とコンゴ民主共和国の関係は、かつては非常に活発で、互いに補完するような関係で企業が進出していたが、これからまたそういう関係になることを希望しています。日本企業が進出して貴国の経済発展に貢献するためには、政治的な安定、安全が重要です。」と述べました。
最後にカビラ大統領は、「今年のG8サミットではアフリカ問題が重要議題の一つになっているが、総理としてどう臨まれるのか、基本的な考えを聞かせてほしい。」と述べました。これに対して小泉総理は、「森前総理の時からのアフリカ問題の解決なくして世界の発展はないという考えに基づいて、日本は今後ともその考えに沿ってやっていきたい。」と述べました。
「早く法案成立させて休みたい」
「早く郵政民営化法案を成立させ任期を全うして休みたい」小泉純一郎首相は14日夜、都内で開かれた衆院予算委員会の甘利明委員長や与党理事の慰労会で心境を吐露した。
首相は来年9月に自民党総裁の任期切れを迎える。出席者は首相発言を受け「民営化法案成立後、任期はまだだいぶあるが、マスコミは『燃え尽き症候群』になるのでは、と言っている」と指摘したが、首相は無言だったという。《共同通信》
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【マラッカ海峡】海賊が日本船籍のタグボートを襲撃
マレーシア・ペナン島沖のマラッカ海峡で、14日午後6時半ごろ、ロケット砲や銃などで武装した10人以上の海賊が日本船籍のタグボートを襲撃し、日本人2人を含む乗務員3人を小さい船で連れ去った。日本の外務省によると、マレーシア軍が犯人グループの船を追跡している。《共同通信》
【この日の民主党】
マラッカ海峡における邦人襲撃事件について(コメント) 2005/03/14
民主党幹事長
川端 達夫本日、マラッカ海峡において海賊による、邦人を含む襲撃・誘拐事件が発生したとの報を受けた。
詳細な事実関係や背景などはまだ明らかでないが、政府および関係機関が、早急に情報の収集と事実確認を行い、被害者の救出・保護等に全力を尽くすよう求める。
民主党も、独自に情報の把握と収集に努め、明朝役員会において対応を協議し、政府と協力して被害者の救出・保護に全力を挙げる。《民主党ニュース》