平成5901日目

2005/03/05

【フィギュア世界ジュニア選手権】織田信成選手が初優勝

フィギュアスケートの世界ジュニア選手権最終日は5日、カナダのキッチナーで男子フリーを行い、織田信成(大阪ク)が196.42点でショートプログラム(SP)2位から逆転、初優勝した。日本男子の優勝は2001ー02年シーズンの高橋大輔(現関大)以来で3大会ぶり2度目。女子も浅田真央(グランプリ東海ク)が制しており、日本勢初のアベック優勝となった。《共同通信》




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【J1・名古屋】本田圭佑選手、Jリーグデビュー戦で1アシスト

名古屋2−2千葉◇5日◇瑞穂陸上競技場

名古屋の新人で、石川・星稜高から入団の18歳の新人MF本田が先発出場した。序盤は硬さもみられたが、後半9分には右からのクロスで古賀の2点目をアシストと、期待に応える働きをみせた。

しかし、チームは残り7分から2点差を追いつかれて引き分け。「勝てた試合だったのに……。攻撃のパターンが少ない。チーム全体で反省しないと」と悔しがった。起用したネルシーニョ監督は「しっかりと役割を果たした」と非凡なルーキーを評価した。《共同通信》

【自民党・中川秀直国対委員長】郵政法案成立後に内閣改造も

自民党の中川秀直国対委員長は5日夕、広島県海田町で講演し、郵政民営化法案が成立すれば小泉純一郎首相が内閣改造に踏み切る可能性があるとの認識を示した。9月には幹事長ら党執行部が任期切れを迎えることから、それに合わせた内閣改造を想定しているとみられる。

中川氏は「郵政民営化法案が通ったら実行する体制をつくらないといけない。(国・地方財政の)三位一体改革も緒についたばかりで、その流れを総仕上げする体制を考えるかもしれない」と表明した。《共同通信》

【この日の民主党】

岡田代表、高知県訪問

岡田克也代表は5日、高知県を訪問し、卸団地で企業経営者との懇談を行ったほか、障害を持つ皆さんを積極的に雇用している企業の工場を訪問し、関係者との意見交換も行った。今回の岡田代表の高知県訪問には、五島正規衆議院議員(党高知県連代表)、広田一参議院議員、田村久美子高知県第2区総支部長らが同行した。

岡田代表はまず、高知市の高知卸商センター組合を訪問。集まった企業経営者らを前に講演を行った。この中で岡田代表は、政府の景気認識について厳しい見方を示したほか、雇用が不安定化している現状に懸念を表明。社会保障制度の改革についても、制度全体の見直しという名の下に、具体的な改革が先送りされることはあってはならないとして、政府・与党に釘を刺した。また、政府・与党には年金改革の青写真が全くないと指摘し、抜本改革が先送りされている医療や介護の問題についても、期限を切っての議論を求めた。また岡田代表は、地域経済の現状について触れ、その厳しさを各地で実感しているとしつつ、一方では希望の見える新しい試みが始まっていると指摘。地域のことは地域で決めるために、特に市町村レベルにお金と権限を渡すことの重要性を説いた。

参加者からは、地方議会で真の政策議論を行うために民主党に要望があったほか、医療費の抑制策やマニフェストの功罪についても、活発な意見が飛び交った。

続いて岡田代表が訪れたのは、障害を持つ皆さんを積極的に雇用している、南国市の株式会社ダックス四国。岡田代表は関係者の説明を受けながら、簡易食品の透明のフタの成型加工などを行っている工場内を精力的に見て回り、会社の姿勢に感銘を受けた様子。

工場訪問後、記者団に感想を問われた岡田代表は、「障害者政策に対する根本的な問いを発していると思う」として、「障害者の皆さんは弱者であるという前提」でなく、「チャレンジド、普通の人と変わらないことがかなりの部分できるのだという前提」で色々な政策を組み立てるべきだと強調。日本は、障害者政策が非常に遅れているとし、ダックス四国のような取り組みが、「もっと全国に拡がっていかなければならない」として、「行政に携わる者の意識改革、会社経営者の意識改革が、絶対に必要だ」と指摘した。また岡田代表は、ダックス四国の社長からも、「保護していけばいいという考え方では、本当の意味での障害をもった方の幸せにはならない」などの意見が述べられたことも紹介した。

岡田代表、愛媛県訪問

岡田克也代表は5日、高知県に引き続いて愛媛県を訪問。各地で対話集会を行い、民主党の政策を訴えたほか、干拓地の視察、市長との懇談など、精力的な日程をこなした。今回の愛媛県訪問には、加藤敏幸参議院議員、高井美穂衆議院議員に加え、玉井彰(愛媛県第1区)・斉藤政光(同2区)・高橋剛(同3区)・浜口金也(同4区)の各総支部長らが同行した。

岡田代表はまず、西条市で行われた民主党対話集会で講演し、国会での議論の状況を紹介。民主党は「野党」ではなく「政権準備党」だとして、「現政権を批判・監視する役割も重要」だが、「次の政権を構成する準備をするのは、きわめて重要だ」と指摘した。その上で岡田代表は、今国会での課題として、まず年金問題を挙げ、与野党協議に関し、「問題は、政府・与党に本気になって抜本改革をする気があるのかだ。私はかなり疑っている」とし、「社会保障制度全体を一体的に議論しようと言って、すべて先送りし、結局何も決まらないというのだけは、許せない」と厳しく釘を刺した。また、民主党独自で予算案を発表していることも紹介し、特に、子育て・子ども支援に力を入れていることを具体的に説明。地域の再生に関しても、地域経済は傷んでいるが、新しい芽も出ているとして、「本当の意味での地方分権」の必要性を説いた。

続いて岡田代表らは、西条市(旧東予市)の河原津干拓地を視察した上で、河原津集会所での「岡田代表と語る会」と題された対話集会に出席。会場をあふれた参加者が、別のフロアでのテレビ中継で岡田代表の話を聞かなければならないほどの盛況となった。岡田代表は、日本の政治が完全に二大政党制の時代を迎えたことをまず強調し、年金制度の抜本改革の必要性を指摘。本来、地域が持っている力を活かす意味でも、真の地方分権の重要性を説いた。岡田代表は、「政治に対する意識を変え、一緒になって政治を変えていこう」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。参加者からは、干拓地をめぐる問題などについて質問が出たほか、愛媛で民主党がたたかっていく決意を、といった問いも出た。岡田代表は、保守・革新という区分けはもう古いとして、民主党と自民党の大きな違いは、「国民全ての立場に立つのか、特定の利害関係のある人の立場に立つのか」だと力強く答えた。

また、集会後の記者会見で、愛媛県警の内部告発問題について問われた岡田代表は、党として中井副代表を本部長とした対策本部で意見聴取等を行っていることを紹介した上で、真相究明の必要性を強調。「まずは県・県警が自ら説明責任を果たすべき」だと指摘し、「県民の皆さんの信頼あっての警察だ。自浄能力を発揮してもらいたい」と述べた。

この後、岡田代表は松山市に移動し、市内で中村松山市長と懇談も行った。

「中小企業パワーミーティング」を但馬(兵庫県城崎郡)で開催

民主党中小企業局は5日、兵庫県城崎郡日高町で「中小企業パワーミーティング」を開催。但馬地域で事業を営む中小経営者など約250人が参加した。「中小企業パワーミーティング」は、民主党の中小企業政策を幅広く衆知するとともに、全国の中小企業関係者から直接意見を聞いて、党の中小企業政策に反映させることを狙いとした企画で、2005年の開催は今回が皮切りとなる。

まず冒頭、主催者を代表して樽床伸二団体交流委員長から挨拶があり、政権獲得へのビジョンが語られた。続いて海江田万里『次の内閣』ネクスト経済産業大臣、三井辨雄中小企業局長から、民主党の中小企業政策の考え方について講演が行われ、民主党版中小企業金融政策、地方分権・地方主権の帰着としての現場に密着した地域経済対策、更に、社会保障制度改革により将来不安を解消して景気回復を図っていくプランなどが示された。また、地元選出の梶原康弘衆議院議員からは、民主党農林漁業再生プランの説明がなされた。

パワーミーティング後半には、地元経済界を代表して尾畑信行・豊岡鞄協会長、飯田敏之・城崎温泉観光協会長、南孝夫・全但バス取締役運輸部長も参加。伊賀央豊岡市議会議員の司会の下、ディスカッション形式での意見交換が行われた。議論のテーマは、台風23号に関する政府対応の問題、報道風評被害の問題、社会保険庁改革、運輸規制緩和など多岐に渡った。更に会場の参加者から、河川管理の所轄問題、日歯連疑惑、民主党の将来ビジョンについて等、多数の意見が寄せられた。

白熱した議論が続いたためパワーミーティングは当初予定していた終了時間を1時間も延長して行われ、最後に中村茂兵庫県議会議員の閉会挨拶を経て、大盛況のうちに幕を閉じた。《民主党ニュース》



3月5日 その日のできごと(何の日)