平成5825日目

2004/12/19

【ライブドア】プロ野球参入に敗れ宮城で感謝祭

楽天との争いに敗れ、プロ野球新規参入の夢を果たせなかったライブドアは19日、幻のチームとなった「ライブドアフェニックス」を応援してくれたファンへの感謝イベントを宮城県利府町の県総合運動公園で開いた。イベントにはライブドアの堀江貴文社長のほか、横浜ベイスターズの斎藤隆投手と米大リーグ、エクスポズの大家友和投手がゲストで参加。宮城県でのライブドア人気を裏付けるように約3000人のファンが集まり、「ありがとう!ライブドア」などと声援が渦巻いた。

会場では、堀江社長らが200人の子どもたちとキャッチボールなどで汗を流したほか、Tシャツやステッカーなど1日限定のライブドアグッズが販売され、売り場には長蛇の列ができていた。ファンとの質疑応答では、子どもからの「一番強かった敵は誰ですか」という質問に堀江社長が「伝統としきたり」と答え、プロ球界“異端児”の本音ものぞかせた。《共同通信》




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【東京メトロ東西線】座席に液体、女子大生がやけど

19日午後10時50分ごろ、東京都千代田区大手町2の東京メトロ東西線大手町駅の駅員から、「液体が染みこんだ座席に座った女性がけがをした」と119番通報があった。

東京消防庁の救急隊が駆けつけたところ、女子大生(21)が尻にやけどをしており、病院に運ばれた。女子大生は全治10日から2週間の化学熱傷。ほかに、乗客の41歳と24歳の男性が、それぞれ息苦しさと吐き気を訴え、病院に搬送された。何者かが薬品類をまいた疑いもあり、警視庁丸の内署で傷害事件とみて調べている。

調べによると、女子大生は九段下駅で、中野発東葉勝田台行き下り電車(10両編成)の前から2両目に乗車し、座席に座ったところ、座席がぬれており、尻の部分に痛みを感じたという。大手町駅で降車した際、駅員に訴えた。女子大生の訴えを受け、東京メトロは電車を木場駅で停車させ、乗客全員を避難させた。

東京消防庁によると、「車内でかんきつ系のにおいがした」という乗客もいたという。同庁で座席のぬれていた部分を調べたが、明確な薬品類は検出されなかった。《読売新聞》

【この日の民主党】

[定期党大会]選挙勝利へ心ひとつに 選挙組織分科会

大会本会議に先立って19日午後、福岡市内のホテルで開かれた民主党定期大会の選挙・組織分科会では、17人の代議員、オブザーバーから活発な意見、質問が出された。会議の冒頭、川端達夫幹事長は「元気のある安心のある日本につくり変えてほしいとの国民の期待に応え、選挙に勝利し政権獲得のための大会にしたい。その前哨戦である4月この福岡の地で行われる2区の補欠選挙、6月の東京都議会選挙の勝利への総決起大会でもある」と挨拶。

続いて活動方針のうち、選挙組織に関する部分、300小選挙区での候補者擁立を目指して作業中であること、県連活動の強化、地方自治体議員の勢力の拡大、空白区の解消そのための本部の支援強化策などを報告・提案した。

参加した代議員からは「市町村合併に伴う選挙への対策は。国会議員の応援を」「分権を目指す党なので、党内の分権を進め、都道府県議の公認権を県連に」「日常活動のできる党づくりとそれの支援」「政党には人づくりが必要。政治学校を開いている」「社民党との関係は」などの意見や質問が出された。

玄葉光一郎選挙対策委員長、大畠章宏組織委員長、樽床伸二団体交流委員長、平野博文幹事長代理、川端幹事長がそれぞれ、「国会議員の応援は積極的に可能な限り対応する」「公認権は実態としてそうなっている」「総支部長の責任で地方議員への可能な限りの援助を」「シンクタンクをつくる。地方の政治学校にも支援する」「中小企業、農林水産業、NPOでは、地方に出向いたフォーラムなどを実施している。どんどん要請してほしい」「社民との関係は、原則300擁立の原則の部分で考えてほしい」などと答えた。

最後に、分科会で司会を務めた中山義活国民運動委員長が「共通の思いが次は政権を獲ろうことで一つになった。明日の本会議で確認を」と締めくくった。

民主党2005年度定期大会で19日、政策分科会・選挙組織分科会に続き、地方代議員・特別代議員総会が行われ、冒頭で岡田克也代表が挨拶に立った。

岡田代表は「はじめての地方での党大会開催だが、地方主権を唱える民主党として新しい試み。できるだけこういう形で各地域で開催していきたい」と述べるともに、来年一年間に民主党が何をなすべきかについて率直な意見をと要請した。また、自らの認識については「来年は民主党が次の総選挙で政権交代を確実に行うための非常に重要な基礎固めとなる大事な一年となる」と語り、「しっかりと根をはり、枝をはるか。そのことによって次の総選挙の結果が決まってくる」とし、重ねて活発な意見交換を求めた。

続いて、大会実行委員長の藤井裕久代表代行が「皆さんの合意を得て、来年は自民党と対決する。その先鞭をつける大会」と力強く語った。

藤井代表代行に続いて報告に立った川端達夫幹事長は「とにかくこの日本をもう一度元気がある、安心できる社会につくりかえなければならない。国民から信頼される政党として、心を合わせてがんばりぬく決意の大会」だと語り、先の国会において議論をさけ、審議拒否、多数決の論理で乱暴な国家運営を行ってきた自民党に対する国民の怒りと不信をぶつけるような戦いを行って行きたいと訴えた。政治とカネ、イラク、年金問題や相次ぐ災害対応などについて次期通常国会で引き続き追及していく考えを明らかにした。川端幹事長はまた、党として約2200万円の浄財を集めた募金活動はじめ新潟県中越地震への各都道府県連を支援・協力への謝意を示した。

質疑・討論では「来るべき総選挙で政権交代にむけ命がけで取り組まなければならない」とする力強い意見に始まり、「民主党の政策課題に少子化問題を取り上げるべき」「米軍基地問題は沖縄県だけのことでなく国の問題ととらえ、民主党としても方向性を示してほしい」「政官業癒着の構造を断ち切るために指名入札制度をやめさせ一般競争入札制度への切り替えを推進させる政策を」「地域活性化・中小企業対策としてものづくり支援政策を」といった意見が出され、仙谷由人政調会長が少子化対策・一般競争入札の実施はじめ、「ものづくり政策のブラッシュアップに取り組んでいく」と表明した。

福岡市で開催されている民主党2005年度定期大会において19日、地方代議員・特別代議員「政策分科会」が開催され、いわゆる三位一体改革や様々な政策課題について、『次の内閣』各大臣らと分科会参加者との間で熱心な議論が行われた。

分科会の冒頭、挨拶に立った仙谷由人政策調査会長は、「改革の党として、国民の信頼、期待をいただくため、政策をより鍛え上げていく」必要性を強調。「国民の心に響くような政策を」つくりあげるため、「熱心で真剣なご議論を」と呼びかけた。

続いて、小川敏夫政策調査会筆頭副会長の司会の下、五十嵐文彦ネクスト総務大臣より、いわゆる三位一体改革についての民主党の基本的な考え方などについて論点提起がなされた。質疑では、参加した代議員やオブザーバーから、「地方自治法の抜本的な見直しを」「政府との相違点を分かりやすく提示すべき」「地方分権を進めるにあたっての現行憲法などとの整合性は」などの質問や指摘が出され、仙谷政調会長、五十嵐ネクスト総務相らが丁寧に答弁。さらに「交付税改革への考え方の明示を」などの再質問も出るなど、活発な議論を展開した。

さらにこの後、藤田一枝政策調査会副会長の司会の下、焦点政策課題について自由討議を実施。この中では、「民主党は、地方切り捨てとならない政策を」「政権与党に対するチェックと、政権をとったときにどうするのかを中心に、政策立案活動をすべき」「農林漁業再生に関し、林業の重視を」など多岐にわたる意見や質問が寄せられ、仙谷政調会長、鉢呂吉雄国会対策委員長をはじめ、各ネクスト大臣もそれぞれの担当分野について詳細に答弁。

分科会の最後には、古川元久政策調査会長代理が挨拶し、熱心な討議に謝意を表するとともに、「地域の皆さま方とのコミュニケーションを大事にしていきながら、皆さま方にある知恵をぜひ国会の中で活かしていき、それを来るべき総選挙での政権交代につなげていく」との決意を述べ、分科会を締めくくった。《民主党ニュース》



12月19日 その日のできごと(何の日)