平成5823日目

2004/12/17

【小泉純一郎首相】韓国・盧武鉉大統領と会談

小泉純一郎首相は17日午後、鹿児島県指宿市内のホテルで韓国の盧武鉉大統領と会談した。

首相は横田めぐみさんの「遺骨」として渡された骨が別人と鑑定された問題について、北朝鮮の対応を見極めた上で経済制裁を検討する姿勢を表明。大統領は「大変適切な判断だ。小泉首相の制裁に慎重な立場を高く評価したい」と理解と支持を示した。《共同通信》

平成16年12月17日、小泉総理は日韓首脳会談に出席するため政府専用機で鹿児島空港に到着し、同日訪日した韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と指宿市のホテルで首脳会談を行いました。

本年7月の韓国・済州(チェジュ)島での会談以来、今年2回目となる首脳会談では、自由貿易協定(FTA)交渉の促進、日韓国交正常化40周年となる来年を「日韓友情年2005」として行われる交流プログラム、北朝鮮問題などについて話し合いが行われました。自由貿易協定については来年中の妥結を目指すこと、相互交流については、羽田・金浦間の航空便を1日4便から8便に増やすことを検討すること、北朝鮮問題については、拉致問題、核問題とも北朝鮮の対応を見極めつつ、六者会合をできるだけ早く再開していくことなどで一致しました。また、今後日韓首脳会談を「シャトル首脳会談」と名づけ、両首脳が定期的に交流を深めることで合意しました。

会談終了後、両首脳は共同記者会見に臨みました。会見で小泉総理は、「過去の歴史認識については、反省すべきは反省し、将来、お互いがますます友好関係を増進し、未来志向でこれからも政治、経済、文化、芸術、スポーツ、幅広い分野で未来へ向かってより良い関係を構築していこうという話し合いが行われました。今回の会談を今後継続してさらに日韓両国の友好協力関係を発展させていきたい。」と述べました。 この後、夜には小泉総理主催の晩餐会が催されました。《首相官邸》




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【東北高・ダルビッシュ有投手】日本ハムと仮契約

日本ハムは17日、新人選択(ドラフト)会議で1巡目指名した東北高(宮城)のダルビッシュ有投手(18)と仮契約を交わした。高校生としては球団最高額の契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1500万円。背番号は「11」に決まった(金額は推定)。

仮契約を終えたダルビッシュは「実感がない」と言いながらも、今年のドラフト選択選手としては最も遅い入団決定に「ホッとしています」と表情を緩ませた。来季の目標については「まずは体をつくること」としながらも、「早くチームに貢献できるようになりたい」と目を輝かせた。《朝日新聞》

【岩隈久志投手】オリックス入団を拒否

オリックスとの契約を拒否、楽天入りを希望する前近鉄の岩隈久志投手は17日、小泉隆司球団社長と神戸市内で会談、「オリックスではどうしてもプレーできない。これが最終結論」と、改めて楽天へのトレードを求めた。小泉社長は「引き続き交渉する」として、接点は見いだせなかった。《読売新聞》

【明石歩道橋事故】地裁、明石署元幹部らに実刑判決

兵庫県明石市で01年7月、花火大会の見物客11人が死亡した歩道橋事故で、業務上過失致死傷罪に問われた県警、明石市、警備会社の元幹部ら5被告に対する判決公判が17日、神戸地裁であった。森岡安広裁判長は全員に対し「業務上の注意義務があったのに怠った」と認定し、元明石署地域官、K被告(55)、市から警備を委託された警備会社「ニシカン(現・エヌケイセキュリティ)」元大阪支社長、N被告(63)に禁固2年6月(求刑・禁固3年6月)の実刑判決を言い渡した。《毎日新聞》

【この日の民主党】

川端幹事長、党大会を政権交代実現と補選勝利へのスタートの場に

川端達夫幹事長は17日、党本部で定例記者会見を行い、今月19日から20日に民主党2005年度定期大会が福岡市で開催されることに関してコメント。「われわれは、次期衆議院選挙で政権を勝ち取ることを最大の目標にして活動を進めている」とした上で、来年を「政権交代実現に向けた最重要の1年」と位置づけ、「万全の態勢で1年間がんばり抜きたい」との決意を改めて明らかにするとともに、今回の定期大会を、来年に向けて「大きく飛躍をする」大会にしていく、と述べた。また同時に、来年4月に福岡2区で行われる予定の衆議院議員補欠選挙(民主党は既に平田正源さんを公認)の「勝利に向けてのスタートにしたい」との強い決意も披露した。

川端幹事長はさらに、先日、村岡元官房長官の公判が開かれた1億円ヤミ献金事件についても言及。「改めて橋本元総理を含めた事件関係者の証人喚問を」と述べた上で、「国民の信頼回復という意味で、真相究明に最大限取り組んで参りたい」との決意を改めて述べた。

また、横田めぐみさんとされた遺骨が偽物であった件についても改めてコメント。北朝鮮側の対応を「不誠実で欺瞞に満ちた」ものと激しく批判し、期限を区切った再回答を北朝鮮側に要求し、納得が得られなければ段階的に経済制裁を科していくべき、などとした党拉致問題対策本部の決議の内容を改めて説明した。

なし崩し的な派遣延長阻止を 仙谷政調会長が連合主催の集会で

日本労働組合総連合会(連合)主催の「イラクへの自衛隊派遣延長に反対し即時撤退を求める12・17中央総決起集会」が17日、都内で開催され、仙谷由人政策調査会長が約5000名の参加者を前に挨拶を行った。

笹森清連合会長の挨拶の後、壇上で挨拶した仙谷政調会長はまず、「自衛隊のイラク派遣延長に反対をして、即時撤退を求める強いお気持ちで結集をされた連合の皆さんと心を一つにして、民主党も、自衛隊が一刻も早く撤退するようにたたかうことをお誓いするために出席させていただいた」と前置きした上で、民主党が先の臨時国会でイラク特措法廃止法案を提出するなど、イラクへの自衛隊派遣に強く反対してきた経緯を強調。

その上で仙谷政調会長は、イラク戦争とその後のイラクへの米軍駐留には、「何の正義も正当性も合法性もない」と断じ、米国に対して国連の枠組みに立ち戻るよう強く要求した。そして「政権交代を通じて本当の民主主義をこれからつくりあげる」との強い決意を披露し、「イラクへのなし崩し的な派遣延長を一刻も早く止めさせる、その声を日一日と大きくしていただきたい」と会場の参加者に力強く呼びかけた。仙谷政調会長は最後に、「私どももそのために政治の場で頑張り抜きたい」との決意を改めて明らかにして、挨拶を締めくくった。

なおこの集会には、民主党から大畠章宏衆議院議員(組織委員長)、岡崎トミ子(副代表)、那谷屋正義両参議院議員も出席した。《民主党ニュース》



12月17日 その日のできごと(何の日)