平成5739日目
2004/09/24
【この日の小泉総理】
平成16年9月24日、小泉総理は総理大臣官邸で、2005年日本国際博覧会協会の豊田章一郎会長他の訪問を受け、懇談しました。
2005年3月から愛知県で開催される「愛・地球博」(愛知万博)の開幕を半年後に控え、小泉総理は9月25日に愛・地球博の名誉会長に就任することになりました。この日は、2005年日本国際博覧会協会の豊田章一郎会長を始め、マスコットキャラクターのモリゾー、キッコロらが総理大臣官邸を訪れ、豊田会長は愛・地球博の準備の状況などについて小泉総理に説明をしました。
小泉総理は、「この博覧会を通じて、日本が環境の先進国であることをアピールして欲しい。」と述べました。
これに先立ち、小泉総理は午前の閣議後の閣僚懇談会で、外国人観光客を増やす一環として、愛・地球博開催期間中の観光客の査証(ビザ)の緩和などを検討するよう関係閣僚に指示しました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【楽天】日本プロ野球組織に加盟申請
インターネット関連事業の楽天(三木谷浩史社長)は24日、来季からパ・リーグに新規参入することを、日本プロ野球組織へ正式に申請した。本拠地は仙台市で、東北の他県でも公式戦の開催を目指す。経営の透明性を高めるためにアドバイザリーボード(経営諮問委員会)を設置し、トヨタ自動車の奥田碩会長ら財界の大物を招く予定だ。
10月に球団の運営会社「楽天野球団」(資本金4億円)を設立する。加盟が認められれば、10月末までに監督やヘッドコーチを選定する。また話題性のある大物選手を獲得する考えを同日明らかにした。《朝日新聞》
【福岡連続保険金殺人】福岡地裁、元看護師に死刑判決
福岡県久留米市の看護師ら4人による連続保険金殺人事件で、殺人、詐欺罪などに問われた主犯の元看護師、Y被告(45)の判決公判が24日、福岡地裁で開かれ、谷敏行裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。
谷裁判長は一連の犯行を「金銭欲に基づき、医学知識を駆使して完全犯罪をもくろんだ凶悪な犯行」と指摘。Y被告が共犯3人の相談に乗って信頼を得ると同時に弱みを握り、虚言を繰り返しながら操っていたと認定した。
すでにY被告と最も親密だった元治験コーディネーターのT被告(44)には無期懲役(求刑・死刑)、1件にかかわった元看護師のI被告(46)には懲役17年(求刑・無期懲役)が言い渡され、両被告とも控訴中。K元被告(求刑・死刑、死亡時43歳)は判決前に病死して公訴棄却になっている。
判決によると、Y被告はT被告、I元被告と共謀し1998年1月、K元被告の夫に空気を注射して殺害。99年3月には、I被告を加えた4人でI被告の夫の鼻から大量のウイスキーを流し込んで殺し、計約6800万円の保険金を詐取した。《読売新聞》
【皇太子ご一家】栃木・那須入り
皇太子ご一家は24日夕、静養のため栃木県那須町に入られた。長期療養中の雅子さまは今春、長野県軽井沢に滞在して以来の転地静養。東北新幹線で那須塩原駅に着いたご一家は、居合わせた人々に3人で手を振って応え、車に乗り込んだ。
宮内庁は「妃殿下のこうした外出は治療の一環。現在は回復に向かうかどうかの極めて重要な時期にある」(林田英樹東宮大夫)として、映像取材を那須塩原駅での代表撮影に限定。帰京日を報じないよう報道各社に求めた。東京駅ではコンコースからホームにかけて数メートルおきに私服、制服の警察官が立ち並ぶ厳戒態勢だった。《共同通信》
【古賀潤一郎衆院議員】学歴詐称問題で議員辞職願提出
古賀潤一郎衆院議員(46)=福岡2区、民主党を除籍=は24日正午過ぎ、秘書を通じて辞職願を 河野洋平衆院議長あてに提出した。
この後、福岡県庁で「政治的、道義的責任を取り、辞職する決意をした」との「有権者の皆様へのお詫び」と題したコメントを発表した。議員辞職によって 古賀氏は起訴猶予となり刑事罰は免れる見通し。
公選法の規定により、衆院福岡2区の補欠選挙は来年4月24日に実施されるが、古賀氏は立候補できない。古賀氏は当初福岡県庁で会見に臨み、自ら進退を明らかにする方針だったが、結局秘書を通じての辞任表明となった。《毎日新聞》
【この日の民主党】
川端幹事長、古賀議員問題で国民にお詫び
民主党の川端達夫幹事長は24日、定例の記者会見を開き、同日正午すぎに元民主党所属の古賀潤一郎衆議院議員が辞職願を提出したことに触れ、民主党は経歴詐称の疑義が生じた時点で説明責任を果たすよう求めたが行われなかったため、除籍処分とした経緯を説明。「(説明責任を果たしえない以上、)辞職は当然のことと受け止めている」と語った。また、公認候補として擁立した立場としては「大変遺憾であると同時に、こうした事態を招いた責任を党として自覚し、国民のみなさんにお詫びする」と語った。
北朝鮮の弾道ミサイル「ノドン」の基地周辺で軍の動きが活発化している点については「(発射準備報道が)万一事実であれば、日朝平壌共同宣言に明確に違反することであり、6カ国協議を台無しにすることだ」と述べ、北朝鮮に充分な説明を求めるべきとの考えを示した。また、この動きについて細田官房長官が24日午前の記者会見で「演習的なものではないか」と語ったことを取り上げ、「予断をもって政府要人が発言するのは適切ではない」と批判。情報収集・分析に全力を上げるとともに、国民に適切な説明を行うよう求めた。
川端幹事長は、小泉首相の再訪朝後、一向に進展しない拉致問題についても苦言を呈し、「真実を質すため、強い決意で臨んでほしい」との考えを示し、北朝鮮の対応によっては改正外為法や特定船舶入港禁止法の適応も視野に入れながら、毅然とした態度で協議に臨むべきと指摘した。
古賀潤一郎議員の辞職願提出にあたって (談話)
民主党幹事長 川端達夫
本日、古賀潤一郎議員が、衆議院議長に対して議員辞職願を提出した。古賀議員は、先の総選挙において、米国ペパーダイン大学卒業との経歴を公表していたが、その後、同大学に4年間在籍したものの、卒業したという事実はなく、経歴に誤りがあったことが確認された。
古賀議員は経歴詐称の意図はなかったと明言していたが、当該報道への対応の不手際などにより、無用の混乱を生ぜしめて政治不信を招いたことから、古賀議員から提出された離党届を受理せず、除籍処分としたところである。
本件に関しては現在捜査中であり、その行方を見守るしかないが、古賀議員が十分に説明責任を果たし得ない以上、政治家の責任として議員辞職は当然のことと考える。党としては、古賀議員が十分に説明責任を果たすことを期待していただけに、誠に遺憾であり、あらためて国民の皆さまに深くお詫び申し上げる。
今後、公認にあたり十分に調査を行うなど、引き続き再発防止を徹底するとともに、 国民の皆さまの政治不信払拭に全力を挙げる所存である。《民主党ニュース》