平成5718日目

2004/09/03

【ロシア・ベスラン学校占拠事件】特殊部隊突入、制圧

ロシア南部の北オセチア共和国で起きた学校占拠事件で、ロシア特殊部隊は3日午後(日本時間同日夕)、学校内に突入、武装集団と数十分間にわたる銃撃戦の後、制圧した。

ロイター通信などによると、人質になっていた生徒らのうち、少なくとも310人が救出され、近隣住民を含めた約400人が病院に運ばれた。また、人質が閉じこめられていた体育館からは、約100人の遺体がみつかったという報道もある。

武装集団のうち5人は銃撃戦で死亡したが、一部は逃走したため、ロシア治安当局が周辺で厳戒態勢を敷き、行方を追っている。《朝日新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【福井・芦原温泉】不当表示対策を発表

芦原温泉の6軒の旅館が水道水や井戸水を沸かして「温泉」と表示していた問題を受け、あわら市の松木幹夫市長、芦原温泉旅館協同組合の山口輝望理事長、市観光協会の美濃屋征一郎会長は2日記者会見し、信頼回復のための対策を発表した。今後、正規の温泉を利用している旅館にはマークを表示し、10年ごとに温泉の成分を分析し直すことにしている。

松木市長は「新市誕生と開湯120周年という記念すべき節目の年に、観光客の信頼を裏切ることになった。安心して利用できる温泉観光地をめざし、努力したい」と述べた。

そのうえで、温泉マークの表示や10年ごとの成分の定期点検に加え、パンフレット、ホームページの表示が適切かどうかチェックする▽泉源の実地調査を毎年実施する▽県に対する温泉利用許可申請書などの提出を徹底させる▽温泉法、景品表示法についての研修会を開くなどの対策を明らかにした。

説明によると、芦原温泉には42の宿泊・入浴施設があるが、うち14施設は温泉を利用していない。このため、14施設の宿泊客には、市出資の財団法人が運営する温泉施設「セントピアあわら」の利用料を、通常より安く設定するなどの便宜を図りたいという。《朝日新聞》

【大阪・泉大津市】パチンコ店営業部長誘拐事件

3日午前4時10分ごろ、大阪府警泉大津署に、「ミスターパチンコ泉大津店」=大阪府泉大津市穴田=の店長から「営業部長が誘拐され、身代金を要求された」と通報があった。店長が身代金2千万円を持って指定された高速道路のインターチェンジに行き、高架下に投げ下ろした。高架下に部長と犯人らしき人物がいた。

犯人側は営業部長をその場に残し、現金を奪って車で逃走した。府警は身代金目的誘拐の疑いで捜査を始めた。 捜査1課の調べでは、営業部長は同府岸和田市のAさん(43)。府警は身代金を渡さないようAさんの家族らを説得したとしているが、店長が現金を持って受け渡し場所に向かったという。営業部長は午前7時40分ごろ、保護された。左側頭部に軽いけがをしているという。《朝日新聞》

【この日の総理】

平成16年9月3日、小泉総理は、総理大臣官邸で防災功労者内閣総理大臣表彰式を行いました。

この表彰は、災害時において、人命救助、被害の拡大防止等の防災活動に顕著な功績を挙げた方々を表彰するものです。今年は、火山ハザードマップの普及等の防災体制の整備、原子力防災に関する技術分野での貢献、平成15年の台風第10号による災害や十勝沖地震での災害警備活動、平成15年5月の宮城県沖を震源とする地震災害等での災害警備活動、平成15年7月の豪雨災害での災害警備活動や被災者の救出活動、ボランティアによる防災思想の普及活動などの各分野で、10の個人・団体が受賞しました。

小泉総理は挨拶の中で、「災害は忘れた頃にやってくると言われるが、今年は集中豪雨や台風、浅間山の噴火など、忘れるどころではない。防災活動は、専門家の皆さん、政府関係機関、市民やボランティアなどが一体となって災害防止に努めることが重要。この点を十分認識され、更なるご尽力を続けられることを期待します。」と述べました。《首相官邸》



9月3日 その日のできごと(何の日)