平成5330日目

2003/08/12

【この日の民主党】

李肇星中国外交部長が菅代表を表敬訪問

来日中の李肇星中国外交部長(外務大臣)は12日午前、武大偉駐日中国大使ら10名とともに民主党本部を表敬訪問し、菅直人代表、羽田孜最高顧問、岡田克也幹事長らと率直な意見交換を交わした。

李外交部長は「ダライ・ラマと付き合う民主党議員がいると聞いた。祖国分裂、中日を離間させる活動をさせることのないよう信じている」「黒龍江省の遺棄化学兵器の事故で39人が負傷、内3人が重症で1人が危篤状態になっている。歴史問題を正しく認識し、目を向けるべきだ」と発言。菅代表は「ダライ・ラマに関しては党の方針として交流しているわけではなく、少数議員の個人的活動だ。細かくは制限できない」「遺棄化学兵器は元々つくったわが国の責任で、お見舞いとともにお詫びしたい」と応じた。

その上で菅代表は、北朝鮮の核問題、拉致問題の解決への協力、福岡の4人家族殺害事件への捜査協力を要請。拉致問題について李外交部長は「2国間で協議する方が解決しやすいのではないか」などと述べた。

[常任幹事会]衆院選第1次公認候補者を決定

民主党は12日午前、第257回常任幹事会を開いた。菅直人代表は冒頭の挨拶で「凶悪犯罪が起き、国民の危機感が強まっている」と述べ、民主党マニフェストに治安対策を取り入れたいとの意向を表明した。

報告・承認事項は次の通り。
(1)上田清司議員の離党を了承した。関連して埼玉県知事選挙での「友情応援」のあり方について細川県連代表から報告があった(2)自由党との合併準備委員会の合意である「次期衆議院総選挙における候補者調整及び擁立の基本的考え方」に基づき、未調整選挙区について客観的調査を実施することが了承された(3)合併に伴う組織の統合の手順について確認された(4)全国幹事長会議を近く開くことが報告された(5)衆議院議員選挙第1次公認・推薦候補を午後発表することで了承された。また新たに衆議院議員候補の公認内定5名、参議院議員候補の公認1名を決定した。なお、加えて公認候補者は、民主党マニフェストに同意することという前提が確認された。

広報・宣伝委員会からは、第8回『世党@net』のモニター調査の結果が発表され、民主党と自由党の合併については、回答者の83%から「大いに評価」「評価」するとの回答を得たとの報告があった。

衆院選第1次公認候補者155名を発表

民主党の赤松広隆選挙対策委員長と自由党の渡辺秀央選挙対策委員長が12日、共同で記者会見し、両党の次期衆議院選挙第1次公認・推薦候補者を発表した。自由党の公認候補については、民主党推薦とし、党の合併後に自動的に民主党公認に切り替えることとした。

民主党の第1次公認候補は155名、推薦候補が21名。推薦候補のうち20名は、自由党の公認候補。なお、東京、北海道の選挙区ではほぼ公認が決まっているものの、手続等の事情からすべて第2次の発表に回された。

赤松委員長は、今回の発表分に、事実上確定している選挙区や社民党との協力のめどがついているところなどを加えて、現状で283選挙区で候補者擁立の見通しがついたとし、残る空白区も今月中に解消したい、と語った。

「合併までに全選挙区で候補立てる」菅代表

民主党の菅直人代表は12日の定例記者会見で、同日、衆院選の第1次公認・推薦候補者を発表したことを受け、「9月末の自由党との合併時には、社民党との協力も含めて、300小選挙区全部で公認・推薦候補を立てられる」と自信を示した。

菅代表は衆院選の候補者擁立について「280前後の選挙区で見通しが立った。自由党との合併が決まってから、これまで候補者の展望がなかったところでも見通しが出てきた」と作業が順調に進んでいることを報告。また、民主党マニフェストが決定された段階で、全公認候補に“合意書”を提出してもらう考えも示した。《民主党ニュース》



【西部警察】撮影中に車が暴走、見物客5人重軽傷

12日午後2時20分ごろ、名古屋市港区木場町の自動車用品販売店駐車場で、テレビ朝日系のテレビドラマ「西部警察2003」のロケ中に、刑事役の俳優池田努さん(24)=横浜市泉区=のスポーツカーが修理用ピットから急発進した後、見物の人垣に突っ込んだ。Aさん(36)=愛知県東海市=とBさん(28)=同県碧南市=、Cさん(35)=名古屋市緑区)、Dさん(48)=同市南区=の4人が脚の骨を折るなどして重傷、ほかに女性1人が軽傷を負った。

池田さんは同県警港署の調べに「発進の際、車の後部が左右に振れた」と話しており、同署は池田さんが運転を誤ったとみて業務上過失傷害の疑いで事情を聴いている。

調べでは、事故当時は刑事が現場に到着する場面を撮影していた。池田さんは先に発進した車を追いかける形で修理用ピットから飛び出し、右折しようとしたが曲がりきれず、駐車中の乗用車に衝突。約10メートル離れたブロックに座って見物していたAさんらに突っ込んだ。

現場では五、六百人がロケの様子を見物していたが、撮影現場と見物人の間にロープなどは張られていなかった。

名古屋市のロケは10日に始まり、この日は午後1時から作業に入り、事故当時は第一話の場面を撮影中だった。事故を受けて撮影は中止になった。《共同通信》

【自民党・野中広務元幹事長】総裁選で亀井氏との連携を模索

自民党の野中広務元幹事長は12日午後、京都府庁内で記者会見し、自民党総裁選について「これまで先頭に立って小泉内閣を批判してきた亀井静香氏の努力は多としたい。彼がどういう手法を選んでいくか、彼の立場を考えながら総裁選の最終的な局面を考えたい」と述べ、亀井氏との連携を強め、統一候補を模索していく考えを強調した。

野中氏は「亀井氏がこの人ならという人材を探すのも仕事だ。亀井氏と気持ちを一緒に行動したい」と述べた。《共同通信》



8月12日のできごと