平成4880日目
2002/05/19
この日のできごと(何の日)
【沖縄復帰30周年記念式典】
政府・沖縄県共催の沖縄復帰30周年記念式典が19日、小泉純一郎首相や衆参両院議長、稲嶺恵一沖縄県知事らが出席して、同県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。
沖縄に集中する米軍基地問題について、小泉首相は県民の負担軽減に努力すると約束。稲嶺知事は、政府に従来以上の取り組みを強く要望した。《共同通信》
政府は19日、初めて沖縄県と共催して宜野湾市で開いた沖縄復帰30周年記念式典に小泉純一郎首相のほか9閣僚が出席、基地負担の「代償」として沖縄の経済自立支援に最大限取り組む姿勢をアピールした。
だが沖縄県民が望んでいる米軍基地の整理・縮小には深入りせず、普天間飛行場代替施設の15年使用期限問題などの懸念は事実上「封印」したまま。節目の式典は、振興進展をたたえる政府の思惑が目立つセレモニーに終始した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【大相撲】
大相撲夏場所8日目(19日・両国国技館)横綱、大関陣は全員安泰。全勝で並ぶ横綱武蔵丸、大関千代大海、平幕旭鷲山はストレートでの勝ち越しを決めた。武蔵丸は旭天鵬を難なく寄り切った。千代大海は隆乃若を押し出し、4度目のかど番を脱出した。旭鷲山は玉乃島を送り引き落としで下した。大関栃東は小結栃乃洋を寄り切り、安芸乃島を押し出した大関武双山とともに6勝目。栃乃洋は5敗目。大関魁皇は土佐ノ海をはたき込んで5勝3敗とした。関脇朝青龍は小結若の里を寄り切って5勝目。若の里は4勝4敗。ただ1人1敗の出島も勝った。《共同通信》
【男子ゴルフ】
日本プロ選手権最終日(19日・奈良県KOMA・CC=7048ヤード、パー72)大会初優勝をかけて2人のプレーオフとなり、久保谷健一が片山晋呉を下し、1997年12月以来のツアー通算3勝目、賞金2200万円と5年シードを獲得した。前日4位の久保谷は67で回り、通算9アンダーの279で、この日のベストスコア66で追い上げた片山と並んだ。プレーオフ2ホール目で久保谷がバーディーを奪い、パーの片山を退けた。《共同通信》
【女子ゴルフ】
ヴァーナル・レディース最終日(19日・福岡県福岡センチュリーGC=6476ヤード、パー72)久保樹乃が通算3アンダー、213で並んだ3人のプレーオフで、木村敏美と山崎礼奈を抑えて優勝した。獲得賞金は1800万円。久保は1996年9月のミヤギテレビ杯以来のツアー2勝目。
首位でスタートした久保は75とスコアを落とし、67と追い上げた木村と、72の山崎に並ばれてプレーオフに。プレーオフ1ホール目で山崎が脱落。7ホール目で木村がボギーとした後、久保が慎重に2パットのパーに収めて決着した。《共同通信》
【競馬】
第63回オークス(優駿牝馬、19日・東京11R2400メートル芝18頭、G1)4番人気のスマイルトゥモロー(吉田豊騎乗)が直線鋭い差し脚を繰り出し、2分27秒7で優勝、賞金9700万円を獲得した。
吉田騎手は1997年のメジロドーベルに次いでこのレース2勝目、開業3年目の勢司和浩調教師はG1初勝利。1馬身1/2差の2着にチャペルコンサート、3着にはユウキャラットが入った。《共同通信》
【米シニアプロゴルフ】
米プロゴルフシニアツアーのインスティネット・クラシックは19日、ニュージャージー州プリンストンのTPCジャスナポラナ(パー72)で最終ラウンドを行い、前日3位の青木功(59)がこの日のベストスコアの65で回り、通算15アンダーの201で優勝した。
青木は1998年のベルサウス・シニアクラシック以来、4年ぶり9度目のシニアツアー制覇。優勝賞金は22万5000ドル(約2835万円)だった。《共同通信》
【MLB】
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は19日、ボストンで行われたレッドソックス戦に「1番・右翼」で出場し、第1打席で通算300安打を達成。この日は3打数2安打で打率は3割5分5厘。試合はレッドソックスが3−2で勝った。
エクスポズの吉井投手はドジャース戦の二回途中から2番手で登板。3回を3安打3失点で勝敗に関係なかった。《共同通信》
【安倍晋三官房副長官】瀋陽駆け込み「出国をまず果たしたい」
安倍晋三官房副長官は19日、NHKと民放テレビの各報道番組に出演、中国・瀋陽の亡命者連行事件で拘束された5人の身柄について「第一に5人の人権を守らなければならない。出国をまず第一番に果たしたい。その中で原状回復がベストだが、次善の策としてどういうものがあるか交渉を進めている」と述べ、第三国出国が明確になれば中国との折衝で柔軟に対応する考えを示した。《共同通信》
【米・チェイニー副大統領】新たな対米テロ「確実」
チェイニー米副大統領は19日、「新たな(対米テロ)攻撃はほぼ確実と言える」と述べ、米国内での自爆テロを含め、テロ組織が国内外で再度テロを計画していると警告した。NBCテレビの政治討論番組で語った。
副大統領は「(テロが)あるかどうかの問題ではなく、いつあるかだ」と言明。最近の米情報期間などが収集した「サイン」はウサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカイダが「活動を強めている」ことを示していると明らかにした。あ
19日付米紙ニューヨーク・タイムズは米情報当局者らの話として、アルカイダが昨年9月の米中枢同時テロと同じか、それ以上の規模の新たなテロを実行することを示唆する会話を、米情報機関がこの数カ月間傍受したと報じた。《共同通信》