平成4865日目

2002/05/04

この日のできごと(何の日)

【河野太郎衆院議員】父に引退勧告

父親の河野洋平元外相のC型肝炎治療のため、肝臓の一部を提供する手術を受けた自民党の河野太郎総務政務官が4日、治療期間中に休止していた自らのメールマガジンを再開、手術までの経緯と思いを明らかにした。

太郎氏は「おふくろを7年前に亡くしたものですから、親父には、少しでも長生きしてもらいたいというのが正直な気持ち」と、ドナーとなった決意を記した。

一方で、「親父の命は延ばしたいとは思いましたが、政治家河野洋平の政治生命の延命には興味ありません。もうそろそろ引き際でしょう」と父親に引退勧告。「移植で延びた命を使って、自分がやってきたことをしっかり振り返った記録的な価値のある回顧録を書き上げてほしい」として、新自由クラブ時代や野党の自民党総裁時代などの政治活動を後世に残すよう勧めている。さらに「つまらん自民党内の抗争のために、自分の大切な肝臓を提供したつもりはありませんから、派閥次元の発言は差し控えてもらいたい」とも付け加えている。《朝日新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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【競馬・NHKマイルカップ】

第7回NHKマイルカップ(4日・東京11R・1600メートル芝18頭、G1)4番人気のテレグノシス(勝浦正樹騎乗)が直線鋭く伸び、1分33秒1で優勝、賞金9200万円を獲得した。同レースで内国産馬の優勝は初めて。勝浦騎手、杉浦宏昭調教師はともにG1レース初勝利。2着にアグネスソニック、3着にはタニノギムレットが入った。《共同通信》

【プロ野球】

西武5−1ロッテ◇4日◇千葉

西口が7年前にプロ初勝利を挙げた思い出の地で通算1000奪三振を達成した。二回、初芝から144キロの内角直球で記念の三振を奪い「プロに入った時はこんなに三振が取れるとは思ってなかった」と感慨深げ。《共同通信》

【ナイジェリア】住宅地に旅客機墜落

ナイジェリアからの報道によると、同国北部のカノの住宅密集地に4日、乗客乗員105人が乗った国内線旅客機が墜落した。目撃者や空港当局者が明らかにした。

墜落したのは同国中部ジョス発カノ行きの国内線旅客機で、目撃者によると建物3棟を破壊、墜落後、機体は炎に包まれたという。現場から少なくとも2人が救出されたとの目撃情報がある。

カノの航空管制当局者によると、同機はカノ空港に着陸態勢にあったが、空港から1キロ離れた場所に墜落した。墜落原因は不明。75人が乗っていたとの情報もある。《共同通信》

【ネパール】毛派390人を殺害

ネパール国防省は4日、政府軍が2日から実施した西部ロルパ地区での掃討作戦で、反政府武装組織ネパール共産党毛沢東主義派の死者が約350人に上るとの見方を示した。

政府軍は2日にドティ地区での銃撃戦でも毛派40人を殺害しており、2日からの毛派の死者は計約390人となる。毛派は2日、政府との和平交渉再開の意向を表明したが、政府は「武装闘争放棄が先決」として拒否。毛派壊滅に向け攻勢を強めた形だ。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、ドジャースの石井投手は4日、ロサンゼルスで行われたカブス戦に先発し、7回を4安打7奪三振、2失点で開幕から無傷の6勝目。勝ち星でナ・リーグのトップに並んだ。

石井は一回、ソーサに先制本塁打を許した。五回までに6四死球を出すなど苦しい内容だったが、バックの素早い援護もあり、徐々に調子を上げて3−2のリードで降板。ドジャースがそのまま逃げ切った。

マリナーズのイチロー外野手はヤンキース戦に「1番・右翼」で出場し、4打数1安打1得点だった。打率は3割2分5厘。長谷川投手は九回、セーブのつかない場面で登板し、3者凡退に退けた。

エクスポズの大家投手はダイヤモンドバックス戦に先発、5回を6安打、4失点で勝敗に関係なかった。

メッツの小宮山投手はアストロズ戦の八回に3番手で登板し、1回を3者凡退に抑えた。ジャイアンツの新庄外野手はレッズ戦の試合前に右足太もも前部の張りを訴え欠場した。《共同通信》

【日・イラン外相会談】

イラン訪問中の川口順子外相は4日午前、テヘラン市内の外務省でハラジ外相と会談し、アフガニスタン復興会議で麻薬撲滅、難民や教育、医療分野で協力することで一致した。両外相はハタミ大統領が進める欧州、アジアとの「文明間の対話」の一環として、日本とイランの文化交流活発化のため局長級協議を開始することでも合意した。

ただ、中東情勢や大量破壊兵器の開発疑惑では川口外相が「イランの建設的な対応」を要請したが、平行線に終わった。

川口外相は中東情勢でパレスチナに影響力を持つイランに対し、話し合い解決への協力を要請した。しかしハラジ外相は「パレスチナ人が権利を回復して平和に暮らせるようになることが重要だ。彼らの戦いは認められるべきだ」と述べ、パレスチナ人の戦いを容認する姿勢を示した。《共同通信》



5月4日 その日のできごと(何の日)