平成4775日目
2002/02/03
この日のできごと(何の日)
【沖縄県名護市長選】岸本建男氏が再選
米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市の任期満了に伴う市長選は3日投票、即日開票の結果、移設受け入れを推進する。無所属現職の岸本建男氏(58)=自民、公明推薦=が、受け入れ撤回を主張した無所属の元市議宮城康博氏(42)=共産、社民、沖縄社大推薦=と、諸派の政治団体代表又吉光雄氏(57)の2新人を大差で破り、再選を果たした。
投票率は過去最低の77.66%で、前回選挙を4.69ポイント下回った。
1997年の市民投票は基地反対が過半数だった。しかし、受け入れの見返りとして政府から引き出した振興策を掲げた岸本氏の完勝で、受け入れ問題は決着したとの声が強まるのは確実。政府と県、市による移設作業にも大きな弾みとなる。
しかし、沖縄、普天間代替施設の使用を15年に限るよう求めていることに対し、米政府は強く拒否。建設予定地の辺野古地区沖合に生息する国の天然記念物ジュゴンの保護などの課題もあり、着工までには曲折が予想される。
岸本氏は、前回の市長選で対立候補を支持した公明の推薦や、稲嶺恵一知事らの支援を受け、有利に選挙戦を展開。国内初の金融特区や10年間で約1000億円の沖縄本島北部振興策などによる地域振興を訴え、支持を広げた。前回選は移設凍結を主張して初当選、その後に受け入れ表明したことへの反発も一部にあったが、大きな影響はなかった。《共同通信》
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【J1・磐田】高原直泰選手の復帰を発表
サッカーのJリーグ1部(J1)の磐田は3日、アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズに移籍した高原直泰(22)の磐田復帰を発表した。
アルゼンチンの経済情勢が混乱した影響で、ボカは外国籍選手の契約見直しに入り、高原を継続して雇用することが困難と判断した。契約は昨年8月から1年間の期限付き移籍だったが、4日付で解消され、移籍の期間短縮が決まった。《共同通信》
【テニス・東レPPオープン】最終日
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は3日、東京体育館で行われ、シングルス決勝は第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)が第3シードのモニカ・セレシュ(米国)を7−6、4−6、6−3で退けて2年ぶり4度目の優勝を飾り、賞金8万2000ドル(約2500万円)を獲得した。ヒンギスは今季2勝目でツアー通算40勝目。
世界ランク4位のヒンギスは第1セットの競り、合いを制し、第2セットは世界ランク1位のセレシュの強打に苦しんで失った。最終セットは第2ゲームをブレークして優位に立つと、そのまま押し切った。
ダブルス決勝では第1シードのリサ・レイモンド(米国)レネ・スタブス(オーストラリア)組がエルス・カレンズ(ベルギー)ロベルタ・ビンチ(イタリア)組に完勝し、2年連続2度目の優勝を果たした。《共同通信》
【別府大分毎日マラソン】
別府大分毎日マラソンは3日、大分市陸上競技場発着のコースで行われ、昨年のロッテルダム・マラソンで3位のサミー・コリル(ケニア)が2時間11分45秒で初優勝した。
コリルは落ち着いたレース運びで自分のペースを維持。15キロ付近で飛び出したダニエル・ジェンガ(ヤクルト)を32キロ付近で捕らえ、危なげなく勝った。
ジェンガが2時間12分43秒で2位に入り、島崎貴之(ヤクルト)が2時間13分49秒で3位。今大会で一線を退く佐保希(旭化成)が後半に追い上げて4位だった。《共同通信》
【ラグビー・第39回日本選手権】
ラグビーの日本一を決める、第39回日本選手権は3日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝を行い、サントリーが神戸製鋼を28−17で破り、2年連続3度目の優勝を果たした。
決勝は昨年と同じ顔合わせ。1年前は引き分けとなり両チームが優勝を分け合った。また、1月13日の全国社会人大会決勝の再現となるなど、因縁ともいえるこのカード。サントリーは走力で神戸製鋼を上回り、全国社会人大会に続いて神戸製鋼を下し、堂々の日本一に輝いた。《共同通信》
【民主党・菅直人幹事長】農相不信任案否決なら追及
民主党の菅直人幹事長は3日、岡山市内で会見し、狂牛病問題に絡んだ武部勤農相の不信任決議案提出に関し「国民の声を理解すれば与党は否決できないはずだが、否決された場合、国会内外で徹底的に責任を追及していく」と述べ、与党との対決姿勢を強調した。
菅氏は、各種世論調査で小泉内閣の支持率が急落していることについて「単に田中真紀子前外相の更迭だけが要因ではない。小泉流の催眠術から国民がとけた結果だ」と述べ、支持率が元に戻ることはないとの見通しを示した。《共同通信》
【自民党・山崎拓幹事長】小泉内閣支持率急落は「一時的」
自民党の山崎拓幹事長は3日午前のNHK番組で、報道各社の世論調査で小泉内閣の支持率急落について「一時的な現象だと思う。田中真紀子前外相の更迭に対する反発、反感が国民の中に広くあることの反映だ」と述べた。
山崎氏は「(下がっても)50%近い支持率で、従来の内閣に比べると極めて高い」として、構造改革を進めることが重要との認識を強調した。《共同通信》
【第36回スーパーボウル】
米プロフットボールの年度王者を決める第36回スーパーボウルは3日、ニューオリンズのスーパードームで行われ、アメリカン・カンファレンス(AFC)のペイトリオッツが最終プレーの劇的FGで20−17とナショナル・カンファレンス(NFC)のラムズを下し、初制覇した。ベイトリオッツは守備陣の健闘で前半をリード。第4クオーター終盤に同点とされたが、最優秀選手(MVP)に輝いたQBブレイディが落ち着いたプレーで決勝FGを導いた。《共同通信》