平成4515日目

2001/05/19

この日のできごと(何の日)

【三重県桑名市】軽飛行機とヘリが接触、墜落

19日午前11時半ごろ、三重県桑名市上空で、軽飛行機とヘリコプターが接触し、住宅地近くに墜落した。乗員ら5人が死亡した。破片や部品が飛び散り、民家3軒、アパート1棟が炎上した。三重県警が身元の確認を急いでいる。

三重県警などによると、ヘリと軽飛行機も中日本航空(愛知県豊山町)所属で、死亡者は、ヘリの乗員2人と軽飛行機の乗員が2人と地上で車に乗っていた1人。けが人が2人いるもよう。

事故により、ヘリなどの部品が数百メートルにわたり散乱、一部は岐阜県境にまで達しているという。

ヘリは午前11時2分、名古屋空港を離陸、軽飛行機は同20分に出発した。

墜落した現場は、桑名市郊外のスーパー「マイカル桑名」の近くで、桑名市の東名阪自動車道桑名インター付近。

近所に住む人は「大きな爆発音が3回した」と話している。現場から南へ約1キロの「マイカル桑名」の従業員によると、黒煙が数十メートル上っているのが見えたという。

真っ黒に焼け落ちた民家と、数百メートル四方にあたって散乱する機体の残がい。19日昼前、三重県桑名市の市街地上空で起きたヘリコプターと軽飛行機の衝突事故。ドーンというものすごい爆発音とともに、機体の破片が周辺に飛び散った。

民家は屋根が完全に焼け落ち、柱だけが辛うじて残っている状態。ヘリの残がいはほとんど原形が分からないほどこなごなに。事故当時、屋外で清掃していた近くの衣料品店の男性従業員(19)は「突然ドーンという爆発の音がして、上空から何かの破片がパラパラと落ちてきた。後で衝突事故と聞いてびっくりした。少しずれていたら、自分の上に落ちていた」と興奮していた。《共同通信》

三重県桑名市上空で19日、中日本航空(名古屋市)の軽飛行機とヘリコプターが接触、墜落した事故の死者は、いずれも両機に乗っていた6人だったことが三重県警の調べで同日夜、確認された。このほか地上の1人が機体の破片の直撃を受け、重傷を負った。

国土交通省の航空事故調査委員会は調査官を現地に派遣。県警も業務上過失致死傷の疑いで桑名署に捜査本部を設置、合同で原因究明に乗り出した。

同省は飛行機に飛行計画書になり2人が搭乗していたため、「航空法違反の疑いがある」として、20日、中日本航空を立ち入り検査する。事故調は19日、同署で記者会見し、原因究明のため広範囲で破片の捜索、回収を進めることを明らかにした。《共同通信》

中日本航空株式会社所属アエロスパシアル式AS332L1型JA6787は、平成13年5月19日(土)、訓練飛行のため、名古屋空港を離陸し、民間訓練/試験空域の中部近畿訓練空域1-1を飛行中であった。同社所属セスナ式172P型JA4201も、訓練飛行のため、約10分遅れて名古屋空港を離陸し、同じ訓練空域を飛行中であったが、11時31分ごろ、三重県桑名市上空において両機は衝突し、両機とも墜落した。

JA6787には、教官である機長及び訓練生1名計2名が搭乗していたが、2名とも死亡した。同機は大破し、胴体の墜落地点で火災が発生した。

JA4201には、教官である機長、訓練生及び同乗者2名計4名が搭乗していたが、全員死亡した。同機は大破したが、火災は発生しなかった。

また、地上にいた者1名が軽傷を負った。民家2棟及び車両の全焼とその他の物件の損壊があった。https://jtsb.mlit.go.jp/

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【 UNCHAIN アンチェイン】豊田利晃監督作品公開

【J1】第1ステージ第10節

Jリーグ1部(J1)第1ステージ第10節(19日・ジュビロ磐田スタジアムほか=7試合)前節、初黒星を喫した首位磐田は後半のロスタイムに高原のゴールで追いつき、延長では大岩がVゴールを決めて2−1で札幌を振り切った。磐田は勝ち点を26に伸ばした。市原は神戸に4−1で快勝して勝ち点17。広島は延長の末に3−2で東京Vを下し4連勝。鹿島も柏に延長で勝ち、改装された本拠地初戦を飾った。名古屋−清水は、清水がアジア・カップウィナーズ・カップ出場のため7月11日に行われる。第1ステージは、コンフェデレーションズカップのため中断し、6月16日に再開する。《共同通信》

【大相撲夏場所】7日目

大相撲夏場所7日目(19日・両国国技館)横綱貴乃花が力強く関脇栃東を寄り切り、ただ一人全勝を守った。栃東は3敗目。横綱武蔵丸は平幕の追風海を寄り切って5勝目を挙げた。大関は千代大海が1敗をキープ。魁皇は4勝3敗と白星を先行させた。出島は小結琴光喜に突き落とされ2勝5敗。琴光喜は今場所大関戦4勝目で5勝2敗。雅山は小結朝青龍を寄り倒し、5勝2敗とした。朝青龍は3敗目。武双山は関脇栃乃洋に敗れ、連敗で3勝4敗。栃乃洋は初白星。全勝の貴乃花を1敗で千代大海と肥後ノ海が追う展開となった。《共同通信》

【警視庁】14歳少女を買春、東京高裁判事を逮捕

14歳の少女に現金を渡し買春をしたとして、警視庁蒲田署は19日、児童買春ポルノ処罰法違反の疑いで、東京高裁判事A容疑者(43)=東京都中野区中央=を逮捕した。同容疑者は容疑を認めている。

調べによると、同容疑者は今年1月20日午後4時10分ごろから午後6時ごろまでの間、川崎市川崎区内のホテルで、当時中学2年の14歳少女を買春した疑い。同容疑者は2万円を手渡し、少女が18歳未満であることを認識していた。

同容疑者は少女の同級生とインターネットの「出会い系サイト」で知り合った。同容疑者はこの同級生に対し、「金を払って相手をしてくれる女性を紹介してほしい」と依頼、14歳の少女と知り合った。同容疑者は、少女とのやりとりでプリペイド携帯電話を使った。同級生の胸なども触り、現金を払っていたという。《時事通信》

【諏訪マタニティークリニック】国内初の代理出産

不妊の夫婦のために、別の女性が代わりに出産する「代理出産」が長野県下諏訪町の「諏訪マタニティークリニック」で行われていたことが19日分かった。これまで日本人夫婦が渡米して代理出産を行うケースはあったが、国内での実施が確認されたのは初めて。法的に禁止はされていないが、厚生労働省の専門委員会は昨年12月に「人を生殖の手段として扱うもので許されない」として禁止の方針を打ち出しており、論議を呼びそうだ。

同クリニックによると、子宮切除の手術を受け妊娠できなくなった30代の女性のために、女性の実妹が代理出産した。女性の卵子を採取し、夫の精子と体外受精させた受精卵を妹の子宮に移し妊娠させた。妹は今年春に出産、子供は元気に成長しているという。

院長は「『子供がいない上、子宮を切除して出産できなくなった姉のためにぜひ産んであげたい』と妹さんから強い希望が出された。医師として断れなかった」と強調。女性と妹の間で将来子供の親権をめぐるトラブルなどが生じないように誓約書を作成したという。子供は出生届の提出後に、女性と養子縁組したという。《共同通信》

【田中真紀子外相】李登輝氏の訪日、今後認めず

田中真紀子外相が今月7日の唐家璇中国外相との電話会談で、森喜朗前首相が台湾の李登輝前総統に日本入国査証(ビザ)を発給したことを批判し、今後は病気治療目的であっても発給しない考えを伝えていたことが分かった。関係筋が19日、明らかにした。

中国政府はこの発言を歓迎し、今月24日に北京で行われる日中外相会談で、李氏へのビザ不発給方針の確認を求めており、日本政府は対応に苦慮している。

関係筋によると、7日の電話会談で、田中外相は李氏へのビザ発給について「政権末期の前内閣が国民の十分な合意がないまま決定した。今後は(ビザ発給は)無理と言わざるを得ない」と述べ、認めない考えを表明した。

田中外相が省内の打ち合わせもなく、電話会談で突然、この発言をしたため、同席していた外務省幹部は驚いたという。外務省は電話会談の背景説明で、この発言があったことを公表しなかった。

田中外相が前内閣の決定を政府内の調整も経ないまま独断で否定したことで、自民党内の外相批判が一気に高まるのは避けられない。21日から始まる参院予算委でも、この問題での小泉内閣の基本姿勢を野党側から追及されそうだ。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は19日、シアトルのヤンキース戦で無安打に終わり、4月22日から続けていた連続試合安打は「23」でストップした。マリナーズの佐々木投手は1−0とリードした九回に登板したが、九、十回に1点ずつを失い、今季2敗目(17セーブ)。

レッドソックスの野茂投手はロイヤルズ戦に先発したが、6回を5失点。今季初先発のエクスポズ・吉井投手はパドレス戦で4回を3失点(自責点2)で、ともに敗戦投手となった。野茂は4勝3敗、吉井は1勝1敗。

エンゼルスのインディアンス戦の二番手で2回を投げて無失点。勝敗はつかなかった。《共同通信》



5月19日 その日のできごと(何の日)