平成4439日目

2001/03/04

この日のできごと(何の日)

【都立三宅高校】避難先で卒業式

火山活動のため伊豆諸島・三宅島から全島避難し、東京都あきる野市の都立秋川高校で寮生活を続けてきた都立三宅高校の3年生41人が4日、島に戻れぬまま卒業式を迎えた。

秋川高校の体育館で開かれた卒業式には、病欠の1人を除く卒業生40人が出席。家族ら約200人が見守る中で、松尾駿一校長が一人ひとりに卒業証書を手渡し「三宅島やここで身に付けたことをもとに、たくましく生き抜いてほしい」と励ました。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【自民党・加藤紘一元幹事長】森内閣不信任案「状況見て対応」

自民党加藤派会長の加藤紘一元幹事長は4日午後、富山市内での講演などで、野党が提出を予定している森内閣不信任決議案への対応について「党員としての筋も必要だし、国民との間の信頼関係を最小限つなぎとめることも重要なので、これから仲間とよく相談する」と述べ、状況を見極めた上で結論を出す考えを強調した。

自民、公明両党幹部が「内閣不信任案を否決するが、森首相の信任ではない」との考えを示していることについては「理屈が通らないし、分かりにくい。信任するか、しないかを決めるのが不信任案投票だ」と批判した。

加藤氏は「自民党は与党であり続けようとするシステムが批判を受けているが、それが行き続けている限り表紙が代わっても中身は変わらない。首相が代わっても批判は続く」と、抜本的な党改革の必要性を指摘した。《共同通信》

【びわ湖毎日マラソン】アントニオ・ペナ選手が初優勝

陸上・第56回びわ湖毎日マラソン(4日・大津皇子山陸上競技場発着)—8月の世界選手権エドモントン大会の最終選考会を兼ねて行われ、一昨年のスペイン選手権を制したアントニオ・ペナ(スペイン)が自己記録を13秒更新する2時間7分34秒で初優勝した。

日本勢も検討。油谷繁(24)(中国電力)が日本歴代5位となる2時間7分52秒で3位に入り、世界選手権代表に内定。4位の森下由輝(29)(旭化成)も同7位の2時間7分59秒をマークして有力となった。《読売新聞》

【スピードスケート・W杯】

スピードスケートのW杯最終戦、カルガリー大会最終日は4日、五輪オーバルで行われ、男子500メートルで清水宏保(NEC)が34秒82で前日に続いて優勝、今季10戦7勝(通算32勝)とし、4季ぶり3度目の総合優勝を果たした。

世界記録保持者のジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)が2位、武田豊樹(SHI)は初めて35秒を突破し、34秒91で3位となった。

女子1500メートルではアンニ・フリージンガー(ドイツ)が1分54秒38の世界新記録で快勝した。同500メートルはカトリオナ・ルメイ・ドーン(カナダ)が優勝。日本勢では長野五輪銅メダルの岡崎朋美(富士急)が38秒21で5位に入ったのが最高だった。《共同通信》

【イスラエル】自爆テロで4人死亡

イスラエル放送によると、同国の地中海沿岸に都市ネタニヤの中心部で4日午前、爆弾を持ったパレスチナ人とみられる男が自爆し、男を含め4人が死亡、約50人が重軽傷を負った。

パレスチナ過激派によるテロとみられる。イスラム原理主義組織ハマスは3日、対パレスチナ強硬派として知られるシャロン次期政権発足に合わせてイスラエル国内で10件のテロを実行すると予告。治安当局が警戒していた。事件を受け、バラク首相は4日に定例閣議で治安対策について協議した。

現場はバスの発着場付近。大きなかばんを背負った不審な男がバスに乗り込もうとしたが、運転手に拒まれた。その後、警官が現場に到着、男は横断歩道近くで自爆したという。

イスラエルでは日曜日は通常の勤務日で、バス発着場は通勤客らで混雑していた。直後にはテロに怒った市民らが、現場近くにいたパレスチナ人を襲い重傷を負わせる事件もあった。《共同通信》



3月4日 その日のできごと(何の日)