平成4438日目

2001/03/03

【森喜朗首相】三宅島を視察

森喜朗首相は3日、火山活動で全島民が避難して半年が過ぎた伊豆諸島の三宅島の被災状況を確認した。現地にいたのは1時間半余りだったが、同島の復旧、復興に向けた特別立法の検討を表明するなど、被災対策に積極的に取り組む姿勢を強調した。


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実習船事故の際にゴルフを続けた首相の危機管理意識が批判され、退陣論に拍車を掛けただけに「汚名返上」を図るとともに、首相のリーダーシップを印象付けて、与党内からも強まる早期辞任要求に対抗する狙いもありそうだ。

首相は3日午前、陸上自衛隊のヘリコプターで三宅島入り。防災服に長靴姿で三宅村の長谷川鴻村長らと泥流に埋まった住宅や神社をバスで移動しながら見て回った。

この後、三宅支庁で長谷川村長らから被災状況などについて説明を受けた首相は「想像していた以上にひどい。復旧と(被害)拡大が追いかけっこをしている。復旧作業は難しいと思った」と感想を語り、新たな被災対策の必要性を指摘した。《共同通信》

三宅島の全島避難が始まって半年が過ぎた3日午前、同島に報道陣35人が上陸した。有毒な火山性ガスの噴出が続いているため、これまでは少数の代表取材しか認められておらず、本格的な取材団が島に入るのは初めて。森首相も午前11時ごろ、ヘリで三宅島入りし、長谷川鴻・三宅村長らの説明を受けながら、1時間余り視察した。

三宅島は、風もほとんどなく、雄山の噴煙は空に向かってまっすぐに立ちのぼっていた。硫黄臭がわずかに鼻につく。報道陣はマイクロバス2台に分乗し、警視庁三宅島署員らの乗ったパトカーの先導で、慎重に島の中を進んだ。

家屋や乗用車は泥流で埋まったままだ。都道も復旧工事が徐々に進んでいるとはいえ、至るところで陥没している。雄山中腹の村営牧場講演入り口付近の都道には、長さ約70メートル、幅約5メートルにわたり大きな穴があいていた。

雄山の火口からは、青白い火山ガスが吹き出ている。都職員によると、同公園から火口付近まで広がる森林のほとんどが降灰で立ち枯れしている。芽吹いた木々で薄緑色に染まるはずの森林は灰色一色だった。《読売新聞》

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【 toto】発売開始

サッカーのJリーグが10日に開幕するのに合わせ、スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto=トト)の販売が3日、全国一斉に始まった。東京・台場では記念式典があり、サッカー元日本代表のラモス瑠偉さんらが、くじのアピールに一役買った。

くじは毎回、Jリーグ1部(J1)と2部(J2)の計13試合の勝敗を、1口100円で予想する。1等の当選金は最高で1億円。販売場所はJRや地下鉄、私鉄の駅売店やガソリンスタンドなど約6000カ所。発売元の日本体育・学校健康センターは、今年の年間売り上げを800億円と見込む。

お台場の特設会場では、ラモスさんらが販売カウンターで実際にくじを購入。「サッカーは何が起こるか分からないので、予想が楽しめる。選手たちも中途半端なプレーができなくなり、レベルが上がるのではないか」と若者たちに呼びかけていた。《朝日新聞》

【サッカー・ゼロックス杯】清水が初優勝

サッカーのシーズン開幕を告げるゼロックス・スーパーカップは3日、東京・国立競技場で昨季のJリーグ年間王者の鹿島アントラーズと、天皇杯全日本選手権準優勝の清水エスパルスが対戦し、清水が3−0(前半1−0)で初優勝した。8度目の同大会で、3点差がついたのは初めて。

清水は前半17分、アレックスの左からの折返しを逆サイドの沢登がヘディングで決めて先制した。後半13分にはアレックスがPKを決め、15分にはバロンが頭でダメを押した。《共同通信》

【公明党・神崎武法代表】不信任案否決しても「首相信任と別問題」

公明党の神崎武法代表は3日夜、茨城県石岡市での講演で、森内閣不信任決議案の対応について「(党として)反対すると確認したが、それは森喜朗首相が信任されるということではない。内閣不信任案への対応と首相個人の問題は、切り離す別個の問題だと整理した」と述べ、不信任案が否決されても森首相が信任されたわけではないとの考えを明言した。

神崎氏は「13日の自民党大会に向けて、自民党の中でいろいろな動きが始まっているので、党大会をまず見守りたい」と述べ、党大会に向けて自民党内で首相退陣の調整が進むとの見方を示した。

自民党との連立政権に関連して「政権の軸として考えられる政党は自民党以外にないのも現実だ。自民党の問題について徹底的にうみを出して、解党的出直しをしていただくことが一番大事なことだ」と強調した。《共同通信》

【扇千景国土交通相】「野中首相」に期待

保守党党首の扇国土交通相は3日、テレビ東京の報道番組に出演し、森首相の退陣問題に関連して、後継首相について「指導力を持った『21世紀はこうする』と引っ張っていく力のある肩に座っていただきたい」と述べた上で、自民党の野中広務・前幹事長が望ましいとの考えを明らかにした。

扇氏は「(13日の)自民党大会に自分も出席するが、それまで自民党がはっきりしないで、どうするかわからない状況で『おめでとうございます』と言うのは変だ」と述べ、党大会前に首相は辞意表明すべきだとの考えを示した。《読売新聞》

【ボクシング】WBAヘビー級タイトル戦

世界ボクシング協会(WBA)ヘビー級タイトルマッチ12回戦は3日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、挑戦者で同級3位のジョン・ルイス(米国)がチャンピオンのイベンダー・ホリフィールド(米国)を3−0の判定で破って初の王座に就き、ヒスパニック系選手として初のヘビー級世界王者になった。

ルイスは左ジャブを使った積極的な攻撃で序盤からリズムをつかんだ。額を切った中盤に動きがやや鈍り、ホリフィールドの反撃を許したが、11回に強烈な右ストレートでダウンを奪い、勝利を決定づけた。

米国生まれ、プエルトリコ育ちのルイスは29歳。この日の試合は同級王座を争った昨年8月の再戦で、前回はルイスが判定で敗れた。《共同通信》



3月3日 その日のできごと(何の日)