平成4346日目

2000/12/01

この日のできごと(何の日)

【BSデジタル】放送開始

最先端の機能を盛り込んだ新世紀のメデイア、BS(放送衛星)デジタル放送の本放送が、1日午前11時に全国一律でスタートした。

「カラー化以来のテレビの革命」といわれ、高画質、高音質に、多チャンネル、データ放送、双方向サービスなどが実現。専用チューナーの値段が高いなどの課題を抱えながら、テレビは「見る」から「使う」時代へと踏み出した。

平成13年から地上波のデジタル化も控えており、放送デジタル化の本格的な幕開けでもある。

BSのデジタル化で、衛星からのデータ量は飛躍的に増大。現行のアナログBSに比べ、雑音などに強い安定した放送が可能になった。テレビは高画質・高音質のデジタルハイビジョンが主流になる。

NHKに加え、東京の民放キー局を中心に設立された5つのBS新局が無料放送を行い、有料スクランブル放送のWOWOWなどと合わせて、テレビは計8車10チャンネル。音楽やドラマ、映画など多彩な内容で放送する。

BSラジオ(音声デジタル放送)23チャンネルや、文字情報を主とするデータ放送も同時に開始。データ放送ではいつでも天気予報などを見れるほか、リモコンで銀行取引、ショッピング、クイズ番組への参加ができる。

ただし、受信には専用チューナーかチューナー内蔵テレビが必要。放送各社や家電メーカーは「1000日で1000万台」を目標にPRしているが、チューナーの生産数が少ないため、放送開始時の普及は数十万台とみられる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【日本新語・流行語大賞】

この一年の世相を反映して、最も話題を呼んだ言葉を選ぶ「日本新語・流行語大賞」(自由国民社主催)に情報技術の進歩を示す「IT革命」とテレビ番組から生まれた「おっはー」が選ばれ1日、東京都内で表彰式が開かれた。

式には柔道の田村亮子さんや水泳の田島寧子さん、タレントの香取慎吾さんらが出席。「IT革命」では、象徴として、情報技術(IT)によって全国の商店街の復興を目指す現役高校生のネット販売会社社長木下斉さん(18)が受賞者に選ばれた。

木下さんは「革命の時期は過ぎ、ITは日常となりつつあるのではないか」などと受賞の感想を語った。

慎吾ママ役の香取慎吾さんは、おなじみのエプロン姿で登場。「あいさつは大切です。日本中の人におっはー、とあいさつしてもらいたい」と笑顔で話していた。

大賞以外の残るトップテンは、特別賞となった田村さんの「最高で金 最低でも金」のほか、「Qちゃん」(マラソンの高橋尚子さん)、「めっちゃ悔し〜い」(田島さん)とシドニー五輪の女性メダリストが並んだほか「『官』対『民』」「ジコチュー(ジコ虫)」「17歳」「パワハラ」「ワタシ(私)的には…」となった。《共同通信》

【エアドゥ】集客の奇策として喫煙席を設置

経営難に直面している北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)が“集客の秘策”として札幌ー東京路線で喫煙席を全便に設け、1日から運航を開始した。禁煙が主流となっている航空業界で、差別化商品の「喫煙便」が乗客に受け入れられるかどうか注目される。

同社によると、同路線は一日12便あるが、一便あたりの約4分の1に当たる70席程度を愛煙家のために用意。空調により、非喫煙者への影響は少ないとし、喫煙者には1、2本程度に抑えるよう協力を求めるが、禁煙推進団体などからは「世界の常識に反している」などと批判の声が上がっている。《共同通信》

【プロ野球選手会】スト権行使も

労働組合・日本プロ野球選手会の古田敦也会長は1日、東京都内のホテルで、経営者側が来季からの実施を決めている5試合増の140試合制について「労働条件の変更にあたるが(選手会は)一度も承諾したことはない」と話し、ストライキ権の行使も辞さない考えを示した。

日本野球機構が来季から140試合制を決め、選手会は7月の臨時総会で①試合数増に見合った年俸増②オールスター戦1試合制③地方球場の施設整備④セ・リーグの延長十二回、引き分け制の導入−の4項目の待遇改善の条件付きで承認していた。

しかし、労組・選手会側はその後、経営者側から待遇改善について明確な回答を得られていないとし「これまではいろいろと勝手にやられてきた」と、ストライキも視野に入れて、対抗措置を今月5日の選手会総会の議題として取り上げることを明らかにした。《共同通信》

【自民党・野中広務幹事長】辞任表明

自民党の野中広務幹事長は1日午後、首相官邸で森喜朗首相(党総裁)と会談し、幹事長を辞任する意向を表明、首相は了承した。これを受け、首相は後任の幹事長に古賀誠国対委員長(加藤派)、総務会長に村岡兼造元官房長官(橋本派)を内定。亀井静香政調会長(江藤・亀井派)の留任と併せ、自民党新三役の顔ぶれが決まった。

だが連立のかなめ役である野中氏が辞任したことで、森首相の政権基盤が大きく揺らぐのは必至だ。党内でくすぶっている森首相の退陣要求が再燃する可能性もある。

首相は同日午後、公明党の神崎武法代表、保守党の扇千景党首(建設相)との党首会談で、5日に内閣改造を断行する考えを正式に表明。第二次森改造内閣発足に向けた作業を本格化させ、宮澤喜一蔵相(加藤派)、福田康夫官房長官(森派)の留任を内定。橋本派の額賀福志郎、片山虎之助両氏、江藤・亀井派の谷津義男氏、公明党の坂口力氏の入閣が固まった。《共同通信》

【チリ】ピノチェト氏を在宅起訴

サンティアゴからの報道によると、チリのピノチェト軍事政権下(1973−90年)の人権侵害をめぐる刑事事件を担当するサンティアゴ控訴裁判所のフアン・グスマン判事は1日、ピノチェト元大統領(85)を殺人、誘拐の罪で在宅のまま起訴し、軟禁下に置くことを命じた。元国家元首が30年近くを経て司法の裁きを受けることになった。

同判事は、73年10月に元大統領の側近アレジャノ元将軍の指揮で左翼活動家らが拘束された「死のキャラバン」事件で、殺害された55人と行方不明の19人について、元大統領はじめ同元将軍ら計7人を起訴した。

このほか元大統領は軍政下の行方不明事件などで約180件の告発を受けており、刑事手続きの準備が進められている。政府の調査では軍政下の犠牲者は3000人以上に上るとされる。《共同通信》

【この日の民主党】

KSD関与の「ものづくり大学」認めるな=党疑惑追及委員会が申し入れ

民主党のKSD不正疑惑追及委員会の横路孝弘委員長、仙谷由人、荒井聡、永田寿康各議員が1日、文部省に大島理森文相(前)を訪ね、「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」(KSD)傘下の「国際技能振興財団」(KGS)が設立推進母体となっている「ものつくり大学」の設立について、「大学の設置を拙速に認可すべきではない」と申し入れた。

「ものつくり大学」は現在文部省の大学設置審議会が設立認可を審議している4年制私立大学で、来年4月の開校を目指している。ところが、「ものつくり大学設立準備財団」が集めた開設資金157億円のうち、民間からはわずか4億円で、残りは国、大学が建つ埼玉県と行田市、そしてKGSを通じてKSDが負担している。しかし、KSDの資金は中小企業経営者の共済金であり、KSDの寄付行為の目的、事業の中には大学設置推進の項目はない。

政権奪取運動委員会「おかしなことなくし隊」全国キャンペーンがスタート

民主党の政権奪取運動委員会は12月1日から、東京・新橋駅前での街頭演説を皮切りに、全国キャンペーン「2001政権奪取大作戦」をスタートさせた。

この日から党大会開催日の1月20日まで、同委員会の議員を中心に3~5名の遊説チーム「おかしなことなくし隊」を編成し、全国47都道府県すべてをまわり、街頭演説や集会で民主党の政策と若々しい力を訴える。

新橋駅前の街頭演説では、おそろいの銀色のベンチコートに身を包んだ田中甲政権奪取運動委員長、川内博史遊説局長、井上和雄、大石尚子、手塚仁雄、松本剛明、山村健各衆院議員、羽田雄一郎参院議員がマイクを握り、「自民党の悪代官政治をなんとかしよう」「今の政権が続くことによる下り坂の安定を選ぶよりも、勇気をもった新たな一歩に変えていきたい」と口々に思いを訴えた。また、代わる代わる街宣車から降りて、道行く人たちにメッセージを寄せてもらう返信用はがきを配布した。

鳩山由紀夫代表も駆けつけ、同じベンチコートを着て、「おかしなことなくし隊の一人ひとりに皆さんの未来を重ね合わせてほしい」と訴えた。



12月1日 その日のできごと(何の日)