平成4332日目

2000/11/17

【自民党・加藤紘一元幹事長】不信任案賛成を明言

森首相に退陣要求を突き付けた自民党加藤派の加藤紘一元幹事長は17日午前、野党が提出する内閣不信任決議案に賛成すると明言した。加藤氏は「同志もついてくると思う。勝算は100%ある。自民党の離党は考えていない」と述べ、離党を前提にせず、森首相退陣を実現させる決意を強調した。

自民党は午前の役員連絡会で、一致結束して内閣不信任案を否決することを確認。不信任案に賛成したり、本会議を欠席して党方針に造反した場合は除名を含む厳正な処分を行う方針を確認した。首相の退陣要求をめぐる自民党内抗争は一層先鋭化、内閣不信任案を採決する衆院本会議での決着になだれ込む可能性がさらに強まり、主流派、非主流派の多数派工作が激化した。加藤、山崎派が派内をどこまで賛成で固めることができるかが焦点となってきた。

野党4党は同日午前の国対委員長会議で、20日の衆院予算委員会で平成12年度補正予算案を採決する直前に内閣不信任案を提出する方針を決めた。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【自民党】森首相退陣論で緊迫化

森首相への退陣要求をめぐる自民党の抗争は17日、内閣不信任決議案の衆院本会議採決に向けて激しい多数派工作や、首相自主的退陣の提案など駆け引きを展開、一段と緊迫化した。

首相退陣を迫っている加藤派の加藤紘一、山崎派の山崎拓両会長は内閣不信任案に賛成する考えを明言。これに対し自民党執行部は賛成したり、衆院本会議を欠席する造反行為には除名処分を行う方針を示した。《共同通信》

【森喜朗首相】帰国

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を終え帰国した森喜朗首相は17日夕、休む間もなく自民党執行部や公明、保守両党首脳と相次いで会談、南国ブルネイでの外交一色から一転、荒波の「永田町」に飛び込み、与党内調整の対応に追われた。帰国を待ち構えていたかのように、自民党の加藤紘一元幹事長らが内閣不信任決議案への賛成を宣言。帰国の機中で「帰ったら忙しくなるぞ」と自らを奮い立たせた森首相は就任以来、最大の正念場を迎えた。《共同通信》

森首相は17日夜、首相公邸で、小泉純一郎・元厚相ら森派議員15人と1時間余り会談し、内閣不信任決議案の対応などを協議した。

首相は「整然と否決する」と対決姿勢を鮮明にしたが、「精一杯やってきたが、いろいろ非難されているので、さらに一生懸命やっていきたい」「景気回復に努力する」などと語ったという。《読売新聞》

【民主党・鳩山由紀夫代表】自民分裂に期待

民主党の鳩山代表は17日昼の党代議士会で、自民党の加藤紘一・元幹事長が内閣不信任決議案に賛成する考えを示したことに関連し、「自民党は崩壊過程にあり、国民の声を反映する政権として失格のらく印を押されていることを確認しながら、森首相退陣を目的とするのでなく、自民党政権に終止符を打つために戦いたい」と述べ、自民党分裂への期待感を表明した。

また、菅幹事長は同日午後の記者会見で、「他の党派の人が(不信任決議案に)賛成することは大歓迎だ。これまでの(加藤氏の発言の)流れからして当然の決断だ」と語り、加藤氏の対応を評価した。自民党の野中幹事長が不信任案に賛成した党所属議員を除名する方針を示したことについては「普通の場合は当然のことだ。自民党幹事長としての職務を全うされることを期待している」と述べた。《読売新聞》

【プロ野球ドラフト会議】

プロ野球のドラフト(新人選択)会議が17日、都内のホテルで開かれ、昨年より10人多い86人が指名された。1、2位指名枠24人のうち、18人が既に球団を逆指名。残る6人にも競合はなく、1996年以来4年ぶりとなるクジ引きなしの「無風ドラフト」となった。

一方、巨人入りを希望していた内海哲也投手(敦賀気比高)をオリックスが1位指名。今後の動向が注目される。

今年、6年ぶりに日本一になった巨人は8人を指名。うち投手5人、捕手2人とバッテリー中心の補強となった。長嶋監督は「捕手が最大のテーマだったから」と、1位指名の中大・阿部慎之助捕手に期待を寄せている。《読売新聞》

【大相撲九州場所】13日目

大相撲九州場所13日目(17日・福岡国際センター)横綱曙が大関魁皇を突き出して1敗を守った。14日に2敗の横綱武蔵丸と平幕琴光喜が敗れ、曙が横綱貴乃花に勝つと、曙の2場所ぶり11度目の優勝が決まる。魁皇は3敗目。

武蔵丸は貴乃花との横綱対決を右すくい投げで制した。貴乃花は3敗目。大関出島は琴光喜に寄り倒され5敗となった。大関同士の対戦は雅山が千代大海をはたき込んで連敗を4で止め、9勝目を挙げた。3連敗の千代大海も9勝4敗。大関武双山は小結栃乃花を押し倒し、給金を直した。十両は3敗で金開山と朝青龍が首位に並んだ。《共同通信》

【この日の民主党】

全国政策担当者会議で活発な質疑~次期選挙に向け国民本位の政策を

民主党は17日午後、東京都内のホテルで「全国政策担当者会議」を開いた。来年夏の参議院選挙に備え、重要政策の議論を進めるのを目的に、地方組織の政策担当者約100人が一堂に会した。民主党がこのような会議を開くのは初めて。

千葉景子参院議員の司会で、全体会は岡田克也政調会長の挨拶から始まった。

岡田政調会長は、党の政策決定のしくみを説明した上で、「衆院選のときにいろんな提案をしたが、その後の変化への対応も考慮しなければならない。また、不充分だ・変えるべきといった議論は当然あると思われる。全国の政策担当者の視点で、率直なご議論を願いたい」と要望した。

続いて菅直人幹事長は「衆院選で『15の挑戦・110の提案』をまとめたが、選挙直前の決定だったために、地域で選挙を進めている方にとって時間的な制約があって、十分消化できなかったと思われる」として、「来年の参院選では同じような事態にならないよう、今日の会議を含めて、重要な政策課題についてはきちんと党内の議論を積み上げていきたい」と方針を示した。

また、現在の国会の状況にも触れ、「自民党の政権では、日本の政治の閉塞状況は変わらない。来年の参議院選挙で倒すことは当然だが、不信任案可決後に解散・総選挙になれば、自民党を倒して民主党中心の政権をつくる、千載一遇のチャンスがやってくると考えたい。これまで不信任案を付きつけられた政権は解散にうって出て、多くの場合敗れている。20世紀最後の衆議院選挙があるということも覚悟して臨んでいただきたい」と要望した。

続いて鳩山由紀夫代表は、「前回の衆院選では、政策が国民の皆さんに必ずしも正確にご理解いただけなかった。論点が明確ではなかったという反省をふまえ、何が最重要課題かを見極め、取捨選択していきたい。今日の議論を踏まえて、国民の声をしっかりと取り上げていける民主党に成長していきたい。それぞれの地域で、政策を国民本意につくりあげようと努力されている皆さんによる会議は大変に重要なもの」と強調した。

引き続いて、会場全体での質疑応答に移り、「この問題について意見を出せ!と言われれば、すぐにでも対応できる専門家が地方にもたくさんいるのに、それをストレートに反映させるしくみがない。IT時代なのだから、市民サイドの意見も吸い上げられるシステムを確立すべき」(福岡県連)、「地域に発信する仕組みをもっと検討すべき」(山口県連)といった意見がだされた。千葉県連からは集団的自衛権に関する一連の鳩山代表の発言について「個人的な発言といっているが、これは民主党の発言ですといえるまでは発言は控えるべき」との指摘もあった。それぞれについて鳩山代表、岡田政調会長がコメント。特に集団的自衛権については、鳩山代表は「憲法解釈を変えるのではなく、平和を愛するなら憲法のなかで限定的に厳しく描き入れる必要があると考え、発言している」と説明した。

この後は、財政構造・地域経済・地方分権・社会保障の4分科会に分かれ、討論が重ねられた。

森内閣不信任決議案提出を決定=両院議員総会で対応を代表・幹事長に一任

民主、自由、共産、社民の野党4党は17日午後、幹事長・書記局長会談を国会内で開き、内閣不信任決議案を20日の衆院予算委員会での補正予算案質疑終了後、採決前に提出する方針を決定した。

民主党は同日正午から国会内で両院議員総会を開き、今後の対応を鳩山代表、菅幹事長に一任することを決めた。

赤松広隆国対委員長は国会情勢が極めて緊迫しているため、両院議員総会後から衆参両院議員に20分以内に国会に集合できるよう待機する「禁足」を要請。

羽田孜特別代表は「かつて不信任案に賛成して自民党を飛び出したことを思い起こしている。鳩山代表を中心に結束してこれに臨もう」と訴えた。久保亘参議院議員会長は、「この不信任案を可決するさせるかどうかは、21世紀のわが国の進路に関わる重大なこと。ぜひ可決してほしい」と激励した。

菅直人幹事長は「まず森首相を辞めさせるために、野党が1人も欠けないで不信任案に賛成することを方針の第一とする」と報告。また、森首相が今夕APECから帰国した直後に辞任の動きが出た場合は、不信任案を直ちに出すこともありうるとし、提出時期については代表と幹事長に一任するよう求め、万雷の拍手で了承された。また菅幹事長は「過去には不信任案が可決すれば必ず解散総選挙が行われている。森首相が少なくとも自信を持った総理なら、当然解散に打って出て、国民に本当に信任されているか問うべきだ。民主党はそこで政権獲得を実現する」と強調した。

最後に鳩山由紀夫代表が「いよいよ国会議員のいくさだ。いくさに臨むときの要諦は国民の声を背に受けてしっかりと闘うことだ。単に森首相を辞めさせるのではなく、自民党政権に終止符を打つための闘いを行っていくことを確認しよう」と檄を飛ばし、「不信任案が可決したら解散を求め、国民の皆さんの審判を求める。皆さんの覚悟を求めたい」「民主党は一致団結し、さらなる強い結束力を持ち、常に国民の声を大事にしながら歩んできたことに自信を持って、新たなステップに対応していこう」と力強く決意を表明した。《民主党ニュース》



11月17日 その日のできごと(何の日)