平成4211日目

2000/07/19

この日のできごと(何の日)

【2000円紙幣】発行

42年ぶりの新しい額面の紙幣である2000円札の発行が19日始まった。

東京・日本橋の日銀本店でも払い出しが始まり、赤い帯が巻かれた新紙幣が金融機関に配布された。新紙幣は日銀の本・支店でこの日のうちに1億1000万枚を発行、金融機関を通して市中に登場する。

通し番号が1番の紙幣は日銀の貨幣博物館に、2番は沖縄県に、3番は発行を発案した小渕恵三前首相の遺族に渡すことになった。

また、森喜朗首相は主要国首脳会議(沖縄サミット)出席のため来日する各国首脳に対し、22日の夕食会で通し番号の末尾に各国のアルファベットが入った2000円札を手渡す予定。

2000円札は西暦2000年と沖縄サミットを記念してつくられた。表に沖縄県の「守礼門」、裏には「源氏物語絵巻」から主人公の「光源氏」の登場するシーンなどを採用している。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大相撲名古屋場所】11日目

大相撲名古屋場所11日目(19日・愛知県体育館)優勝争いをリードする横綱曙が和歌乃山を寄せ付けず、勝ちっ放しの11連勝星二つの差を守った。横綱武蔵丸は追風海を寄り切り、勝ち越しを決めた。かど番大関の武双山が小結土佐ノ海に引き落としで敗れて3勝8敗となり、昇進後2場所連続の負け越し。関脇への転落が決まった。他の3大関は白星。千代大海が2敗を守り、雅山は5勝目。出島は給金を直した。魁皇は栃東との関脇対決を制し、大関とりへ望みをつないだ。全勝の曙を2敗で追うのは、千代大海と高見盛だけとなった。《共同通信》

【能越自動車道】高岡−福岡IC供用開始

平成7年に着工した能越自動車道高岡−福岡インターチェンジ(IC)間の開通式が19日、高岡市池田の高岡IC料金所付近で行われ、関係者約400人が念頭の高岡市で初の高速道路ICの完成を祝った。

今回開通したのは高岡IC(高岡市)と福岡IC(富山県福岡町)を結ぶ6.8キロの区間で、関係者は北陸自動車道、東海北陸自動車道とのアクセスを向上させる新動脈の完成で産業、文化、観光の発展に期待を寄せた。

開通式では白波瀬正道建設省北陸地方建設局長が式辞を述べ、藤本貴也同省道路課長、大永尚武富山県道路公社理事長があいさつした。綿貫民輔衆院議長と中沖豊富山県知事が「能越自動車道は環日本海時代の大動脈としての役割を果たし、地域活性化に大きく寄与すると確信している」などと祝辞を述べ、橘康太郎代議士、能越自動車道建設促進期成同盟会長の佐藤孝志高岡市長がお祝いの言葉を述べた。

テープカット、くす玉割りの後、白バイを先頭に関係者が車約60台で高岡−福岡IC間をパレードした。《北國新聞》

【大阪地裁】元ボクシング世界王者に実刑判決

大阪市福島区で昨年8月に起きた覚せい剤密売に絡む男性射殺事件で使われた短銃を譲り渡したとして、銃刀法違反の罪に問われたボクシング元世界チャンピオンの会社役員、W被告(45)の判決公判が19日、大阪地裁であり、上垣猛裁判長は懲役4年6月(求刑同6年)を言い渡した。《共同通信》

【森喜朗首相】「ITプレ・サミット円卓会議」に出席

7月19日のできごと(何の日)【森喜朗首相】「ITプレ・サミット円卓会議」に出席

19日、官邸で「ITプレ・サミット円卓会議」が開催され、政府と内外の有力企業のトップや有識者との間で、IT(情報通信技術)をめぐる経済動向や今後のIT政策の方向性などについて意見が交換された。

冒頭、森首相は「IT革命は、情報の生産と消費の形態と効率を劇的に変化させ、産業革命に比すべき経済社会の構造変革を極めて短い期間でもたらす可能性を強く持っていると考えております」とあいさつした。《首相官邸》

【ロシア・プーチン大統領】北朝鮮訪問

東アジア歴訪中のロシアのプーチン大統領は19日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問、金正日総書記と初の首脳会談を行った。会談後、大統領は金総書記が自国のミサイル開発を断念する用意を示唆したことを明らかにした。タス通信などによると、両首脳は二国間関係発展や朝鮮半島和平へのロシアの参加などをうたった「共同宣言」に署名した。

金総書記の真意は必ずしも明確ではないが、ミサイル開発断念の可能性に言及したのは初めて。

大統領は開発自制に前向きな言質を金総書記から引き出したことで、21日からの主要国首脳会議(沖縄サミット)で、北朝鮮のミサイル脅威を根拠とする米本土ミサイル防衛(NMD)撤回をクリントン米大統領に迫るとみられる。日米が共同研究に着手した戦域ミサイル防衛(TMD)の中止を求める可能性もある。



7月19日 その日のできごと(何の日)