平成4181日目

2000/06/19

【竹下登さん】死去

竹下登元首相が19日午前零時53分、呼吸不全のため入院先の東京・白金の北里研究所病院で死去した。76歳。

竹下氏は昨年4月に「変形性せきつい症」と診断されて入院、1年2カ月に及ぶ闘病生活を続け、25日投票の衆院選には出馬せず、政界からの引退を表明していた。政界にとどまらず官界、財界にも幅広い人脈があり、大きな影響力を持ち続けてきた竹下氏の死は、政界の世代交代を一段と印象付けることになりそうだ。

竹下氏は自民党最大派閥の竹下派を率い、1987年(昭和62年)11月、第74代首相に就任した。税制の抜本改革に力を注ぎ、88年の臨時国会で、10年越しの懸案だった消費税の導入を果たした。これに先立ち蔵相時代の85年にはドル高是正のため主要国が協調したプラザ合意も実現した。しかし政界中枢を巻き込んだリクルート事件によって89年5月、首相在任1年半で辞任に追い込まれた。

辞任後も竹下派の実質的な“オーナー”として、宇野宗佑、海部俊樹、宮澤喜一の各内閣の誕生に隠然たる影響力を示したことから「竹下派支配」と呼ばれた。しかしその竹下派は92年末、当時の金丸信会長の議員辞職をきっかけに分裂し、93年の細川政権の誕生で自民党が野党に転落する一因になった。

自民党が与党に復帰した後も、橋本龍太郎氏、小渕恵三氏と2代にわたって旧竹下派から首相が誕生。特にまな弟子の小渕氏の後ろ盾として大きな役割を果たした。《日経新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。また、画像は基本的にイメージです。

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正していますがあらかじめご了承ください。

このサイトについて

【日本サッカー協会】トルシエ監督との契約を延長

日本サッカー協会の岡野俊一郎会長は19日、東京・渋谷の協会事務局で会見し、去就問題で注目されたフィリップ・トルシエ監督との契約に関し、日韓共催の2002年ワールドカップ(W杯)を見据えて契約の付帯条項通り、9月のシドニー五輪、10月のアジアカップ(レバノン)まで延長すると発表した。

「契約続行」の決定は同日、大仁邦弥技術委員長からトルシエ監督に伝えられ、内諾を得ている。岡野会長は20日のトルシエ監督との会談で今回の決定を正式に報告する予定で、アジアカップ以降の再契約については「契約更新」を前程に今後は両者で条件面を突き合わせていく考えを強調した。《共同通信》

【ナスダック・ジャパン】始動

新興企業向けに大阪証券取引所に新設された「ナスダック・ジャパン市場」で19日、8銘柄の取引が始まり、午前の取引は情報技術(IT)関連のエックスネット(無額面、東京)が583万円となるなど新規上場の4社が公募価格と同じか、それを上回る値を付けた。ただマスターネット(5万円額面、東京)は165万円のストップ安の売り気配値のままだった。

世界最大を誇る米国ナスダック市場の日本版の始動とあって、1T関連銘柄を中心に買われた。東京証券取引所2部などに重複上場している銘柄や、他市場からのくら替え組もマスターネットを除いて16日の終値を上回った。「過熱感もなくまずまずの出足」と市場関係者は評価している。《共同通信》

【経済企画庁】「景気の谷」は昨年4月

経済企画庁は19日、景気動向指数研究会(調査局長の私的研究会)を開き、昨年4月を「谷」として景気拡大期に入ったと判定した。景気「底入れ」時期の認定で、不況の期間は消費税率が引き上げられた平成9年4月から25カ月間で、第二次石油危機後不況(36月)、バブル崩壊後不況(32カ月)に次ぐ、戦後三番目の長さとなる。

金融不安が深刻化し、一時はデフレの悪循環に陥る懸念が出た国内経済は、政府の総合経済対策などで昨春から上向き、最悪期を脱したことが裏付けられた。

政府・与党は20日の月例経済報告関係閣僚会題などで景気の入れを確認、総選挙の投票を控えて政策効果をアピールしたい構えだが、厳しい雇用情勢の中で個人消費が伸び悩み、設備投資の持続力も不確かで、景気の自律回復には不明要素が残っている。《共同通信》

【与党3党首】合同演説会

「加藤さんは私の家の大事な大事なプリンスだ」――。自民、公明、保守の与党3党の党首は19日昼、遊説先の大阪・梅田にあるJR大阪駅前で公示後初めて合同演説会を開き、結束をアピールするとともに、民主党の鳩山由紀夫代表が選挙結果次第で自民党の加藤紘一元幹事長を首相候補として擁立する考えを示唆したことに強い不快感を表明した。

口火を切った保守党の扇千景党首は「ひとの奥さんをとるのと同じこと。マナーもなければ責任感もない」と鳩山氏を痛烈に皮肉り「政権を取るに足らない政党だ」とばっさり。

森喜朗首相(自民党総裁)は加藤氏を「プリンス」としたうえで「自民党の方になんとなく手を差し伸べて、(党を)出てくるなら1票を入れてあげようというのは無礼な話だ」と語気を強めた。公明党の神崎武法代表も「自民党の分裂に期待して待っているだけではないか」と、民主党の「政権担当能力」に疑問を呈した。

今回の合同演説会は創価学会を支持母体とする公明党が強固な勢力を誇る大阪で、連立をアピールする狙いを込めている。《日経新聞》

【森喜朗首相】新内閣には「IT担当相」

森喜朗首相は19日夕、遊説先の兵庫県尼崎市で開かれた会合であいさつし「新しい内閣にはIT(情報技術)を担当する専門の国務相を置くぐらいのことをやらないと」などと述べ、総選挙後の新内閣ではIT革命の推進に向け、担当相の設置を検討する考えを示した。《共同通信》



6月19日 その日のできごと(何の日)