平成4161日目

2000/05/30

【村山富市元首相】小渕氏追悼演説

村山富市元首相は30日午後の衆院本会議で、14日死去した小渕恵三前首相の追悼演説を行った。

村山氏は、小渕氏が自らの決断で決めた主要国首脳会議(沖縄サミット)開催について「今となっては、かなわぬ夢となったが、沖縄に集まる首脳たちの輪の真ん中にどうしても君に居てほしかった。君の手で完結してほしかった」と強調。対人地雷全面禁止条約についても「敢然と署名され、わが国の平和への強い決意を世界に示すことができた。人類愛に燃えた小渕氏の特筆すべき決断だった」と故人の業績をたたえた。

また「常に市井の声に耳を傾け、国民と同じ目線で物事を見る屈託のない姿勢は国民の共感するところだった」と「気配りの庶民派宰相」といわれた故小渕氏の人柄をしのぶとともに「信念を持って進む政治家がこの世を去ったことに、言葉で言い尽くせない深い深い悲しみと寂しさを覚える」と哀悼の意を表明した。《共同通信》




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【野党】森首相問責決議案を提出

民主、共産、社民の野党3党は30日夕、森喜朗首相の「神の国発言」について「明確な憲法違反、憲法否定であり、首相としての資格と資質を全く欠いたものだ」として首相に対する問責決議案を斎藤十朗参院議長に提出した。自由党は賛成者として議員が名前を連ねており、事実上の4党共同提出。《共同通信》

【北朝鮮・金正日主席】中国・江沢民主席と会談?

韓国の有力紙・中央日報は31日、中国を非公式訪問した北朝鮮の金正日総書記が30日、江沢民主席と会談したとの北京発の特派員電を一面トップで報じた。北朝鮮問題に詳しい北京の西側外交筋の話として伝えているもので、同紙は30日にも金正日総書記の中国訪問説を報じている。

同紙によると金正日総書記は中国政府の迎賓館である釣魚台に滞在しており、江沢民主席との会談では韓国との南北首脳会談を前に北朝鮮と中国との協力関係を中心に話し合い、とくに江沢民主席の早期の平壌訪問を強く要請したという。

ただ金正日総書記の北京訪問説については中国政府は公式には確認しておらず、韓国政府も依然、「うわさ」以上の情報はないとしている。《産経新聞》

【与党3幹事長】中国・江沢民国家主席と会談

自民、公明、保守3与党の幹事長は30日午前、中国の江沢民国家主席と北京市の中南海で会談した。

江主席は歴史認識について「(両国の)かつての歴史にかんがみ、子々孫々まで付き合っていかなければならない」と重要性を強調した。自民党の野中広務幹事長は「日中友好にかけた故小渕恵三前首相の遺志を実現するため、3党で森政権を支える」と表明した。

会談では、野中氏らが「日中関係の発展に一層努力したい」とする森喜朗首相の親書を手渡し、両国関係の拡大に意欲を表明、自公保3党による連立政権の「中国重視」の姿勢を伝達した。

江主席は「両国の指導者同士、国民同士の交流に過ぎるものはない」と指摘、両国間の交流を促進していく意向を示した。

会談の冒頭で江主席は「みなさまの訪中を心から歓迎します」と3党との友好関係を強調。野中氏は、「3党幹事長がお会いすることができ光栄です」と述べ、小渕氏死去の際の弔意に謝意を示した。連立政権を組む与党首脳がそろって中国を訪問するのは極めて異例。《共同通信》

【天皇、皇后両陛下】スウェーデンで答礼晩さん会

スウェーデンを公式訪問中の天皇、皇后両陛下は30日夜(日本時間31日未明)、ストックホルム市内のホテルでグスタフ国王夫妻らを招き答礼晩さん会を開かれた。両陛下はホテル入り口でグスタフ国王夫妻を出迎え、ラウンジでスウェーデン王族も交えて歓談した後、「鏡の間」に移って食事を共にされた。

晩さん会には同日午前に訪問した痴ほう性老人の福祉施設「シルビアヘメット」の関係者のほかスウェーデンの文学者、科学者ら計約200人が招待され、えんび服、イブニングドレスの正装で臨んだ。

宮内庁によると、晩さん会はスピーチなどを省略したリラックスした形式で行われた。弦楽四重奏やスウェーデンの民族楽器による「さくらさくら」や「荒城の月」など日本の曲も流れ、予定時間を約30分延長して終了した。《共同通信》

【衆院本会議】「戦争決別宣言」を可決

衆院は30日午後の本会議で、21世紀に向け、戦争の惨禍から将来世代を救うことを目指した「戦争決別宣言」を自民、公明、保守の与党3党の賛成多数で可決した。民主、共産、自由、社民の野党4党は「衆院の解散直前に出してきた。今、決議を行う必要があるのか」「全会一致が原則だ」などと反対したため、議院運営委員会で与党が採決で本会議への緊急上程を決めた。

与党が異例の採決に踏み切った背景には、森喜朗首相の「神の国」発言による逆風を鎮めたいとの思惑もあるとみられる。

戦争決別宣言は「過去の戦争の傷跡や新たな武力の脅威に対し、国際平和の実現へ決意を新たにし、戦争の惨害から将来の世代を救わねばならない」と強調。その上で「主要国首脳会議(沖縄サミット)を契機に、日本はじめ各国が国家間の対立や戦争を平和的な手段によって解決し、戦争を絶対に引き起こさないよう誓い合うことについて、世界に向け強く訴える」としている。

同宣言は議運委で自民党が「世界連邦決議案」とともに今国会で議決するよう提案。野党が解散間近の提案に「あまりに唐突だ」(共産党)などと反発し、最終的な決議案の取りまとめが難航したため、与党が野党の反対を押し切った。世界連邦実現決議に関しては自民党内にも慎重論があるため、今国会では見送った。《共同通信》

【この日の民主党】

「私たちは内容に反対したのではない」~『戦争決別宣言』採決強行を批判

鳩山代表は30日、国会内で開かれたネクストキャビネット(NC)会議であいさつし、同日午後1時からの衆院本会議で、「戦争決別宣言」が与党3党の一方的な採決で議決されたことにふれ、「私たちは内容に反対したのではない」と言明。

さらに、「与党には(自分に協力すればカネをあげるが、しない人は徹底的にいじめるという)企業をしめつける体質があるが、子どものイジメと同じだ。この決議の背景にもそれがあるのではないか」と指摘、「与党側は、『民主党は不戦の誓いに反対した政党だ』と言いふらすに違いないが、それに屈せず、国民のために戦っていこう」と述べた。

伊藤忠治・議院運営委員会理事も、同日の代議士会で、「先週の土曜あたりから急にもち上がった話で、議案として正式に提出されたのは今日の正午前(本会議のわずか1時間前)。手続き上も、内容も問題がある」と指摘。

川端国対委員長も、野党が先の臨時国会から決議を求めている藤波孝生議員に対する議員辞職勧告決議について与党が無視を決め込んでいることを挙げ、「与党は、数さえあればルールも中身もどうでもいいという国会の仕上げをしている」と批判した。

※衆院では戦後50年の95年に類似した決議をおこなっており、与党内にも「同様な決議がなぜ今、必要なのか」という声があったという。

「問責決議の否決は世論にそむくもの」北澤俊美参院国対委員長

民主党・新緑風会の北澤俊美参院国対委員長と円より子国対委員長代理は30日夕、斎藤参院議長に、共産、社民両党との野党3会派による森首相の問責決議案を提出した。

北澤委員長は、提出後の会見で「首相の参院本会議の答弁や釈明会見を聞いても『相手の誤解』という考えに終始している。外国でも同様のことを述べているのは納得できない」と指摘。さらに「昨年の国旗・国歌法制定や昭和の日をめぐる動きをみると、自民党の思想的背景がかいま見える。21世紀の日本にとって危険な兆候であり、議会としてしっかりした対応をとるべきだと考えた」と意義を強調した。また円議員は、「森内閣の支持率は低下している。もし31日の参院本会議で決議案が否決されるなら国民の世論にそむくことになる。批判は免れない」と述べた。

◎内閣総理大臣森喜朗君問責決議案(全文)

本(参)院は、内閣森総理大臣森喜朗君を問責する。右決議する。
[理由]
森総理大臣の「日本国は天皇中心にしている神の国であることを国民に承知していただく」との発言は、明確な憲法違反、憲法否定であり、総理大臣としての資格と資質を全く欠いたものである。
森内閣は解散・総選挙をまたずして速やかに総辞職すべきである。

「昭和の日審議、なぜ急ぐのか?」山元勉内閣委理事が趣旨説明強行で抗議

民主党の山元勉・衆院内閣委員会筆頭理事は30日、与党側が4月29日を「緑の日」から「昭和の日」に改める国民祝日法改正案の趣旨説明と質疑を委員会で強行したことに対し、共産、社民両党と連名の抗議声明を発表した。また、記者会見で議事内容の取り消しを主張した。同法案は自由党を含め全野党が欠席したため採択が見送られ、廃案となった。

山元理事は会見で、「森首相が問題発言を撤回せずに国民の批判を受けている状況で、審議入りはできないと判断した。しかも植竹委員長(自民)は中立であるべき立場を捨て、『昭和の日を昭和天皇に報いる日にする』などと発言しており、委員会を開く資格がない」と指摘。さらに「祝日法の『国民こぞって祝う』という趣旨からして十分な審議時間を取るべきで、なぜこれほど急ぐのか理解できない」と与党の姿勢を強く批判した。《民主党ニュース》



5月30日 その日のできごと(何の日)