2000 平成12年2月11日(金)のできごと(何の日)

平成4052日目

平成12年2月11日(金)

2000/02/11

【新潟少女監禁事件】37歳男を逮捕

新潟県三条市で小学4年の時に連れ去られた女性(19)が9年2ヶ月にわたり監禁された事件で、三条署捜査本部は11日午後、未成年者略取、逮捕監禁致傷の疑いで、同県柏崎市、無職S容疑者(37)を逮捕した。

調べに対し、同容疑者は容疑を大筋で認め、「弁解することは何もありません」と話しているという。捜査本部は連れ去りや監禁の状況、動機などを追求し事件の全容解明を図る。

捜査本部は長期間の監禁による心的外傷後ストレス障害(PTSD)と両脚の筋力低下などを傷害と判断。PTSDなどを傷害の対象としたのは異例という。

S容疑者は精神的に不安定で、柏崎市内の病院に入っていたが、11日になって医師が入院の必要はないと診断。捜査本部は車を運転して競馬に出掛けるなどの生活ぶりからも刑事責任が問えると判断した。

竹内昭夫・三条署長は逮捕後、被害者の女性宅を訪れ、逮捕の報告をするとともに事件解決に時間がかかったことなどを謝罪した。女性に父親とは面会できなかった。

調べでは、S容疑者は平成2年11月13日夕、三条市内で小学校から帰宅途中の女性にナイフを突き付け、車のトランクに押し込んで連れ去り、「おれの言うことを守らないと山に捨てる」などと脅し、自宅2階にある8畳の部屋に監禁し、両脚の筋力低下などをまねいた疑い。

捜査本部は自宅の家宅捜索で、赤いランドセルなどを押収。同居している男の母親(73)から連日、押収物などの説明を受けているが、女性の存在については依然「知らなかった」と話しているという。

母親が1月28日に「息子が暴れている」と警察に連絡。駆け付けた職員らが2階で女性を発見して事件が発覚した。女性は長期の監禁で体調を崩し入院しているが、徐々に回復している。

S容疑者は女性を監禁後、しばらくの間、女性を粘着テープで縛っていたほか、ナイフで脅したり、なぎったりした。このため、女性は恐怖心から「逃げることをあきらめてしまった」と話しているという。《共同通信》




【毛利衛さん】再び宇宙へ

日本人宇宙飛行士、毛利衛さん(52)ら6人を乗せたスペースシャトル「エンデバー」が米東部時間11日午後0時43分、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。

約11日間の飛行中、地球の詳細な立体地図づくりのためのデータを取得する。毛利さんの宇宙飛行は1992年以来2度目。50歳代の年齢の壁を越え、宇宙への夢が再び実った。

日本ではH2に続きM5でロケットも打ち上げに失敗した直後だけに、毛利さんの活躍は、日本の宇宙開発に元気を吹き込んでくれそうだ。《共同通信》

【小渕恵三首相】「建国記念の日」を祝う国民式典に出席


https://www.kantei.go.jp/

「建国記念の日」の11日、祝賀行事や反対派の集会が各地で行われた。昨年の日米防衛協力の新指針(ガイドライン)関連法、通信傍受法、国旗国歌法の成立に続き、年明けの憲法調査会設置で「論憲」がスタートする中、憲法と平和、日の丸・君が代をめぐる議論が目立った。

奉祝派の「国民の祝日を祝う会」(代表理事・斉藤英四郎経団連名誉会長ら)が東京都千代田区の日比谷公会堂で開いた「建国記念の日を祝う国民式典」には約700人が参加。来賓の小渕恵三首相が「日本は重大な転機を迎えている。新しい千年紀の幕開けという歴史の節目を迎え、今こそ私たち日本人が日本という国の志について語るべき時ではないか」と祝辞を述べた。

一方、反対派は「『紀元節』問題連絡会議」が都内で集会を開き、約400人が参加。また「フォーラム平和・人権・環境」が「国VS人—国家主義の強まりを考える」と題して集会を開いた。《共同通信》

2月11日のできごと

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