平成4053日目

2000/02/12

【巨人・長嶋茂雄監督】背番号「3」披露

「栄光の背番号3」にキャンプ地は大フィーバー。巨人の長嶋茂雄監督は12日、キャンプインしてから一度も脱ぐことのなかったグラウンドコートを置き、ついに背番号「3」のユニホーム姿を披露した。現役を引退した1974年以来26年ぶりの雄姿を見ようと集まったファンは5万5000人。報道陣は299人を数え、“歴史的瞬間”に注目が集まった。

この日の宮崎は快晴で、正午現在の気温は13.8度。暖かな日差しの下、長嶋監督が“その姿”を現したのは午後2時34分。サブ球場で篠塚コーチから特守を受ける江藤選手に声を掛けると、おもむろにグラウンドコートを脱いだ。背中に光る背番号「3」。その瞬間、集まったファンからは一斉に歓声が起こった。

3年ぶりにノックバットを握った長嶋監督。受ける江藤は昨年まで同監督が付けていた背番号「33」を譲り受けている。「フットワーク、フットワーク。おれに負けるなよ。ノッカーに向かってこい」。アクションを交えながら檄を飛ばす姿は、現役時代をほうふつさせるハッスルぶり。右に左に江藤を揺さぶり、ノックは42分、223球にも及んだ。

「自分の意識では3番がこれほど話題に上るとは思わなかった」と言うが、好天で観客の多い日を“お披露目日”に選んだのが、何よりファンを大切にする長嶋監督らしい。

「グラウンドコートを脱ぐ脱がないで、みなさん(報道陣)にも余計なご迷惑をお掛けしました」と長嶋監督はいたずらっぽく笑った。その背中に光る「3」に、ファンはいつまでも見とれていた。《共同通信》




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【自由党・小沢一郎党首】韓国・金大中大統領と会談

訪韓中の自由党の小沢一郎党首は金大中大統領らとの会談で、自民党が消極姿勢を示す永住外国人への地方選挙権付与法案の早期実現を言明するなど、自由党の存在感をアピールした。

小沢氏は、近づく総選挙での自由党の生き残りを最大課題に据え、独自色を鮮明にする戦略をとっており、その一環といえる。今回の党首外交を弾みに求心力を強め、選挙体制づくりを進める考えとみられる。

地方選挙権付与について小沢氏は12日の大統領との会談後「連立合意の問題。実現する気がないなら合意なんかすべきじゃない」と自民党をあんに批判。さらに、日本経済の見通しについて大統領に「まだ心配だ」と強調。構造改革の必要性を訴えるなど、小渕恵三首相の景気回復最優先の姿勢に疑問をあえてぶつけた。

自自選挙協力に展望が開けなければ、自民党との違いを明確にしていくとの「警告」とみられる。《共同通信》

【小渕恵三首相】国会混乱で解散も

小渕恵三首相は12日昼、国連貿易開発会議第10回総会出席のため、政府専用機でタイのバンコクに到着した。

首相は機中で記者団と懇談し、今後の政治日程について「内閣としては予算を一日でも早く上げ、関連する法案を成立させることが極めて重要だ。それが阻止されるということであれば、当然、国民に信を問わざるを得ない」と述べ、2000年度予算案などをめぐり国会が混乱すれば、衆院解散に踏み切ることもあり得るとの考えを示した。

これは野党も加わった14日からの予算審議を前に、野党をけん制する意味もあるが「解散は7月の主要国首脳会議(沖縄サミット)後」との見方も強い中で、首相がサミット前解散の可能性に具体的に言及したことは波紋を広げそうだ。《共同通信》

【小渕恵三首相】途上国支援を約束

小渕恵三首相は12日夜、バンコク市内の国際会議場で開かれた国連貿易開発会議(UNCTAD)の第10回総会で、先進国を代表する形で基調演説を行い、世界貿易機関(WTO)の次期多角的貿易交渉(新ラウンド)早期開始に協力を求めると同時に、WTO体制の恩恵を途上国も享受できるよう支援していく考えを表明した。

具体的な日本の支援策として(1)途上国がWTO協定を実施できるよう今後5年間で計2500人の人材育成支援策を行う(2)後発途上国からの輸入には無関税、無枠の特恵待遇を全産品に供与するよう主要国に働き掛け推進する—ことを挙げた。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】「小渕首相は4月に解散」

民主党の鳩山由紀夫代表は12日午後、広島市内のホテルで記者会見し、衆院解散・総選挙について「小渕恵三首相は4月ごろに解散権を行使すると思っている」との見方を示した。

鳩山氏はその理由として「首相が沖縄サミットを本当に成功させたいなら、強いリーダーシップを発揮できるようサミット前に総選挙をやるはずだ」と指摘。「一日も早く予算を上げるというのは成立直後の解散権の自由度を広げるためだ」とも述べた。《共同通信》

【国連貿易開発会議】第10回総会

国連貿易開発会議(UNCTAD)の第10回総会が12日、バンコクで開幕した。アジア経済危機や、決裂した世界貿易機関(WTO)シアトル閣僚会議の教訓を踏まえ、急速に進む経済グローバル化の功罪を検証、貿易や投資の自由化、金融市場の開放を途上国の経済発展にうまく結び付けるような「発展の新戦略」を構築することで合意する見通しだ。

初日の全体会合で最初に演説したマレーシアのマハティール首相は、欧米で相次いでいる企業の大規模な合併・買収(M&A)の動きに触れ「大企業がより大きくなれば、われわれのビジネスなどのみ込まれてしまう」と懸念を表明。「発展の度合いによって段階的に市場開放を進めるべきだ」と、先進国主導で進むグローバル化に強く異議を唱えた。

国際通貨基金(IMF)の管理下で経済改革を進めるインドネシアのワヒド大統領も、グローバル化の現状に疑問を呈し、「UNCTADなど国連の機能強化」で問題を解決すべきだと訴えた。《共同通信》

【チャールズ・シュルツさん】死去

ビーグル犬のスヌーピーや丸顔のチャーリー・ブラウンらが登場する米国の人気漫画「ピーナッツ」の作者チャールズ・シュルツ氏が12日夜(日本時間13日午後)、サンフランシスコ近郊サンタローザ市の自宅で就寝中に大腸がんのため死去した。息子のクレイグ・シュルツ氏が明らかにした。77歳。ミネソタ州出身。

昨年11月に大腸がんが発見され、治療に専念したいとして現役引退を表明していた。今年1月3日付の各紙に「ピーナッツ」の最終回が掲載され、その後は1974年に描かれた旧作が配信されていたが、それも今月13日付日曜版への掲載が最後だった。

シュルツ氏が「これは私の人生」と語っていた「ピーナッツ」は、50年10月2日に新聞の連載漫画として登場。女の子にもてずスポーツが苦手なチャーリー・ブラウンと、それを取り巻く子どもたちとの友情や葛藤をほのぼのとした絵柄に定着させ、共感を呼んだ。

約半世紀の間に描いたエピソードは1万8000話以上。75カ国の2600以上の新聞に掲載され、21カ国語に翻訳された。キャラクターを使用したバッグやコップなど関連商品の売上高も年間約10億ドルに上っている。

米国漫画家協会会員。80年に米国「漫画家の殿堂」入り。「米国最優秀漫画賞」(55年)など数々の賞を受賞し、アニメーション「チャーリー・ブラウンのクリスマス」ではエミー賞も受けた。40年間、仕事場としていたサンタローザ市で博物館「スヌーピー館」の建設が決まっている。《共同通信》



2月12日 その日のできごと(何の日)