平成4024日目

2000/01/14

【この日の小渕恵三首相】

バンコクで会見

小渕恵三首相は14日午前(日本時間同日昼すぎ)、バンコク市内のホテルで内外記者と会見し、7月の主要国首脳会議(沖縄サミット)に関して、今回の東南アジア諸国連合(ASEAN)3カ国歴訪を踏まえ、「アジアの関心を十分反映した、明るく力強いメッセージを発信したい」と述べた。

首相はASEANの発展について「日本と世界にとって重要」とも指摘。域内の経済格差縮小に積極的役割を果たすとともに、経済構造改革のため、資金提供、人材育成などによる支援を惜しまないとの姿勢を強調。これに関連して首相は2月中旬にタイで開かれる国連貿易開発会議(UNCTAD)への出席に強い意欲を示した。《共同通信》

披露宴に飛び入り

小渕恵三首相は14日午前(日本時間同日午後)、バンコク市内のホテルで、内外記者会見を終えた後、隣の部屋の結婚披露宴に飛び入りで参加。新郎のチャムノン・プティマさんと新婦のトリーヌット・タイチアさんに花束を贈った。

タイ訪問が昨年末に決まり、記者会見場の設置などで事前におさえていた披露宴会場を「無理を言って小さくしてもらった」(外務省)経緯があり、首相は「人生最大のお喜びの時に、隣で記者会見をやることになってご迷惑をかけました。二人の末永いご多幸をお祈りします」と祝辞。「二人の幸せな生活やベビーの誕生を記録してもらえれば」とデジタルカメラをプレゼントし、サイン帳に「松竹秀、而整」と書いて結婚を祝福し、写真とメモ帳、小さな花輪の引き出物を受け取った。

二人は「会場が突然変わり、イライラしていたが、まさかおいでいただけるとは」。首相のパフォーマンスが、日タイ友好に一役。《共同通信》

プミポン国王に拝えつ

タイを公式訪問中の小渕恵三首相は14日夕、バンコクのチトラダ宮殿でプミポン国王に拝えつした。

国王は「日本の支援に大変感謝している。両国関係は経済のみならず、幅広い分野で進展している。今後は科学技術協力を深めていきたい」と発言した。

これに対して小渕首相は「失礼をお許し頂ければ」と述べた後、官房長官として「平成」の年号を発表した時の写真入りテレホンカードを国王に手渡した。国王は「これが発表時の写真ですね」と述べ謝意を表明し、なごやかな雰囲気で拝えつを終えた。《共同通信》




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【オウム真理教】「麻原は主宰者ではない」

オウム真理教への団体規制法の観察処分請求手続きで、教団側の代理人弁護士は14日、公安審査委員会(委員長・藤田耕三元広島高裁長官)に提出した公安調査庁による処分請求に対する反論の意見書と質問事項書を公開した。

それによると、教団側は松本智津夫被告(44)=教祖名麻原彰晃=について、平成8年5月の破防法の弁明で被告自ら「教祖、代表者、主宰者の地位をいずれも降りる」と意思表示したことを指摘。「松本被告が現在も影響力を持っている」との公安庁の処分請求理由を否定した。

また公安庁が「地下鉄サリン事件の実行行為者である横山真人被告(一審死刑、控訴中)が現在も信者」とした点に対しては、横山被告が脱会表明していないことは認めたが、拘置中で教団活動が不可能なことから「実質的に構成員の地位を有していない」と主張。

松本サリン事件などの「政治目的」については、「(裁判で)多数の判決が出されているが、その事実を認めたものは一つも存在せず、検察も主張していない」と反論した。

このほか①殺人を容認する教義を保持している②将来も無差別大量殺人を犯す恐れがある−とする公安庁の主張も否定。教団自体についても、処分請求書に記された教団は現在の教団の実態とは異なるとし「公安調査庁が被請求団体として記載する団体は存在しない」などと反論している。《共同通信》

【第122回芥川賞、直木賞】選考委員会

第122回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が14日、東京・築地の「新喜楽」で、開かれ、芥川賞は藤野千夜氏(37)の「夏の約束」と玄月氏(34)の「蔭の棲みか」に、直木賞はなかにし礼氏(61)の「長崎ぶらぶら節」に決まった。贈呈式は2月18日午後6時から、東京・丸の内の東京会館で。正賞(時計)と副賞各100万円が贈られる。

藤野氏は平成7年、海燕新人文学賞でデビューした新進作家。自身が男性であることに違和感を抱き、女性として生きている。玄月氏は在日韓国人二世。在日韓国・朝鮮人系作家ではこれまで、李恢成、李良枝、柳美里の各氏が芥川賞を受賞している。なかにし氏は、菅原洋一氏が歌ってヒットした「知りたくないの」など、数多くのヒット曲で知られた作詞家。《共同通信》

【札幌五輪記念国際ジャンプ大会】

ノルディックスキーの札幌五輪記念国際ジャンプ大会は14日、日本を含む8カ国の選手が参加して札幌市宮の森ジャンプ競技場で国際スキー連盟のコンチネンタル杯を兼ねたノーマルヒル(K点90メートル)を行い、葛西紀明(マイカル)がK点ジャンプをそろえ、244.0点で初優勝した。

葛西は1回目に90メートルを飛んで首位。2回目も94.5メートルの最長不倒をマークし、快勝した。

原田雅彦(雪印)が240.0点で2位、3位に宮平秀治(ミズノ)が続いた。4位は健闘した西下和記(北海道・北照高)、以下、斎藤浩哉(雪印)、船木和喜(フィット)とワールドカップ遠征メンバーが6位までを占めた。《共同通信》

【野球殿堂入り】米田哲也氏、福島慎太郎氏

野球殿堂入りを決める野球体育博物館の競技者表彰、特別表彰両委員会は14日、東京ドーム内の同博物館で阪急(現オリックス)の主力投手として活躍し、指導者としても手腕を発揮した米田哲也氏(61)とパ・リーグ会長としてリーグの基礎を築いた故福島慎太郎氏を選出し、発表した。殿堂入りはこれで132人となった。

表彰式は7月22日、東京ドームでのオールスターゲーム第1戦の試合前に行われ、二氏のレリーフを除幕、功労金100万円が贈呈される。

競技者表彰の米田氏は鳥取・境高から1956年に阪急に入団。歴代1位の949試合登板のほか、いずれも歴代2位となる通算350勝、3388奪三振を記録した。

特別表彰の元共同通信社社長の福島氏は51年と83年の二度、パ・リーグ会長に就任し、野球協約の作成などプロ野球界の礎を築き、会長在任中の87年4月2日に80歳で死去した。

【大相撲初場所】6日目

大相撲初場所6日目(14日・両国国技館)前日に続いて横綱、大関陣が安泰。横綱曙は琴ノ若を力強く押し出し、6連勝で単独トップを守った。横綱貴乃花は朝乃若を寄り切り1敗を堅持した。両大関は出島が琴竜を押し出し、千代大海が小結土佐ノ海を突き落とし、そろって星を五分に戻した。栃東と貴ノ浪の関脇同士の一番は、貴ノ浪が寄り切りで勝って1敗を守った。関脇魁皇は4勝目。全勝の曙を1敗で追うのは貴乃花、闘牙を下した関脇武双山、貴ノ浪に平幕千代天山、旭天鵬の五人となった。《共同通信》

【サッカー・中田英寿選手】ローマ入団会見

サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)ローマに移籍したMF中田英寿(22)の入団記者会見が14日午後、ローマ郊外のクラブハウスで行われ、中田は「中盤であれば、特にどこというのは(ない)。すべてがいい経験になると思う」と、首都の強豪でのプレーに意欲を示した。

グレーのスラックス姿にえんじ色のローマのユニホームを身につけ、センシ会長との写真撮影を終えて会一見に臨んだ中田は「不安はないか」との冒頭の質問に「環境も素晴らしいし、あとは選手と徐々にコンビネーションを合わせていくだけ」ときっぱり。

名将カペロ監督については「まじめで厳しそうな人だけれど、非常に経験があって、いろいろと学ぶことが多いと思う」と印象を話した。

中田は、午前中の練習でチームに初めて合流。約1時間強の練習では、フィールドを半分に区切った10人対8人のパス回しで、トッティ、デルベッキオらの主力組に入り、16日のベローナ戦での先発出場も濃厚だ。《共同通信》

【吉井理人投手】ロッキーズへ移籍

米大リーグ、メッツの吉井理人投手(34)のロッキーズへの移籍が決まり、14日発表された。ボビー・ジョーンズ(27)、ラリエル・ゴンザレス(23)の2投手との交換トレードでコロラド州デンバーを本拠地とするロッキーズに移る。メッツと残っていた今年までの契約をそのまま引き継ぎ、年俸は300万ドル(約3億1700万円)。背番号もこれまでと同じ「21」に決まった。

吉井は1998年にメッツに入団。二年目の昨年は12勝8敗、防御率4.40と活躍、チームのプレーオフ進出に貢献した。二年間の通算成績は18勝16敗、防御率4.17。メッツ側は、今後の選手補強などに向け、予算や人員面で柔軟性を確保することを吉井放出の大きな理由に挙げた。メッツは3月末、東京でカブスと開幕戦を行うことになっており、吉井も遠征に加わる予定だった。

ナ・リーグ西地区に所属するロッキーズは、今年が創設8年目。95年に一度プレーオフ進出を果たしたものの、昨年は72勝90敗で地区最下位に終わった。メッツに移る左腕のジョーンズは昨年6勝10敗で、ゴンザレスはマイナーリーグの若手。《時事通信》

【サッカー・第1回クラブ世界選手権】最終日

ブラジルで開かれていたサッカーの第1回クラブ世界選手権最終日は14日、リオデジャネイロで行われ、ブラジル勢同士の対戦となったコリンチャンス(開催国)−バスコ・ダ・ガマ(南米)の決勝は、両チーム無得点のまま、延長戦からPK戦にもつれ込み、コリンチャンスが4−3で勝ち、初代クラブ世界王者に輝いた。

3位決定戦も1−1からのPK戦となり、ネカサ(メキシコ北中米カリブ海)が一昨年のトヨタカップ覇者のレアル・マドリード(スペイン)を4−3で破った。

決勝は、ロマリオ、エジムンドの強力FWを擁するバスコが中央、右サイドからの攻撃で、押し気味に進めたが、堅守のコリンチャンスを崩せず、PK戦で涙をのんだ。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】自民上回る議席獲得を

民主党の鳩山由紀夫代表は14日、日本記者クラブで会見し、次期衆院選の勝敗ラインについて「自民党に対し1議席でも多く勝つことだ。(現有の)94議席を超えれば躍進かもしれないが、民主党政権を現実にする勝利とは別だ」と述べ、自民党を上回る議席獲得を目指す考えを示した。

選挙後の共産、社民両党との連立政権については「反自自公とはいえ、安易に同じ政権で手を組むことは極めて考えにくい」と述べた。特に共産党に対しては党名変更と綱領撤回、路線変更を連立の案件に挙げ、事実上否定した。

鳩山氏は民主党の憲法調査会について「少なくとも2、3年以内に党としての憲法試論を発表できる段階にしないといけない」との考えを示した。《共同通信》

【河野洋平外相】解散はサミット後

河野洋平外相は14日午後(日本時間同日夜)、パリ市内で同行記者団に対し、衆院解散・総選挙の時期について「外交担当者として、日本が議長を務める主要国首脳会議(沖縄サミット)を目の前にして、責任を放棄することはない方がいい」と述べ、沖縄サミット後が望ましいとの考えを表明した。

同時に「小渕恵三首相には、サミットを自分の手でやろうとの強い決意を感じる」と強調した。ただ「選挙をやっても政権を維持できるとの強い自信があれば(サミット前に)やるかもしれない」と付け加えた。

河野外相は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と対話を継続していく方針を示すとともに、直接支援について「まだ決めていない。本当にそういう状況になるのか、予断を持たないで誠意を持って話し合いたい」と述べた。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・社民党の渕上正雄幹事長は14日、党首選告示について記者団から聞かれると「引き続き土井たか子党首にお願いしたい」ときっぱり。本来、党首選では幹事長が「行司役」を務めるが、渕上氏は「土井氏の意見もあろうし、苦労を掛けるが、全力を挙げて支えたい」「国民の声にこたえるようにするのが私の責任」と「土井コール」の一点張り。もっとも衆院で14人の小勢力となった現在では土井氏に対抗する動きすらなく「不戦勝」は確実な情勢。委員長選で派閥抗争を繰り広げた旧社会党時代も今は昔…。

【民主党ニュース】

吉野川可動堰の是非問う住民投票 建設省は結果無視するな=菅政調会長

民主党の菅直人政調会長は14日の記者会見で、公明党と自由党が今国会で提出予定の在日外国人の地方参政権を認める法案について「民主党はこの趣旨と近い法案をすでに提出している」 と述べながら、「両党が提出するのは自由だが、民主党の法案に賛成するのも良いのではないか」と指摘。法制化について積極的な姿勢を示した。

さらに菅政調会長は、13日に告示された吉野川・第十堰(せき)の可動堰化計画の是非を問う徳島市の住民投票に触れ、「この計画は単に仕事を作るためだけにあり、公共事業を見直すチャンスだ」と指摘。さらに「今回は地方分権の立場から市議会が住民投票条例を作り、それを通じて市民が意思表示をするもので、その結果を建設省は無視すべきではない」と述べた。

自民・森幹事長がエイズ患者蔑視の暴言 「ただちに謝罪を」今井担当大臣が談話

民主党は14日、自民党の森喜朗幹事長が13日に福井県敦賀市で行った講演で、エイズ患者を蔑視するとも受け取れる発言をしたとの新聞報道について、「報道の通りなら、エイズ患者・家族に対する大変な差別発言で、与党の指導者としての見識を疑わざるをえない」との今井澄雇用・社会保障担当大臣の談話を発表した。

報道によると、森氏は「初めて選挙に出たとき、私は泡沫候補だった。私が『立候補のごあいさつにまいりました』と車で行くと、農作業をしている農家のみなさんが、家の中に全部入っちゃうんですよ。なんかエイズが来たように思われて…」と述べたとされている。

談話では、「HIV感染者、エイズ患者及びその家族に対する無理解と差別意識がエイズパニックを引き起こし、HIV対策の間違いや遅れにつながった」として、森氏に対し厳重に抗議するとともに、発言の即時撤回とHIV感染患者に対する謝罪を強く求めている。

菅政調会長は14日の記者会見で、「絶対に見逃すことはできない。民主党には薬害エイズ患者の仲間もおり、森幹事長は発言の誤りを認めて国民に謝罪するべきだ」と強く批判した。

鳩山代表が日本記者クラブで講演 次期衆院選では自民党を凌駕する戦いを

民主党の鳩山由紀夫代表は14日、東京・内幸町の日本記者クラブに招かれて講演と記者会見を行った。民主党が今後進める政策について背景を示しながら説明し、集まった各社の記者やクラブメンバーである記者OBらの質問に答えた。

鳩山代表は、まず現在の政治状況について、(1)大政翼賛政治、総保守化(2)バラマキ財政による国家破たん(3)米国追随(4)モラル破壊――の4つの危機感、懸念があると指摘。

さらに、政策的背景として(1)ヨーロッパにおいて顕著な世界的なニューリベラルとの提携(2)市場経済の行き過ぎからくる二極分化を抑え、中間層を育てる政治(3)自立と自尊の外交と内政――の3点を示した。

その上で、鳩山代表は、今後民主党が展開する5つの政策上の柱として、第一に「強い経済」を目指したIT革命による情報格差の解消をあげ、同時に「規律ある財政のために、財政再建のための10カ年計画を国民に示すことが大事だ」と述べた。

また2点目として、社会政策を重視する方向を示し、具体的には、産業構造の変化に対応した多様な労働環境を整えることや、給付よりも自立支援を重視した雇用政策やベンチャー支援制度をあげた。

3点目として「日本社会全体の活力を生むためのNPO支援」をあげ、4点目では、日米安保を機軸としながら中国との関係も重視する「自主的外交」の姿勢を明確にした。

最後に、国のかたちをリベラルの方向から見直すとして、民主党の憲法調査会の議論について、「逐条ごとの改正よりも、国のあり方の議論から発展させていきたい」と述べ、2,3年のうちに党の憲法試案をまとめたいとの意向を示した。

また、会場からの質問に答えて鳩山代表は、次期総選挙での獲得議席目標について、「1議席でも多く自民党を凌駕する戦いをしなければならない。(現有の)94議席を超えれば躍進とはいえるが、政権を現実にする勝利とは別。至難の業だが、全力をあげたい」と決意を示した。



1月14日 その日のできごと(何の日)