平成3908日目

1999/09/20

この日のできごと(何の日)

【東ティモール】多国籍軍が展開開始

東ティモールで独立派が勝利した住民投票後、インドネシア併合派民兵が起こした混乱の収拾を図るため、多国籍軍東ティモール国際軍(INTERFET)の第一陣が20日早朝(日本時間同)から、次々と東ティモールの中心都市ディリに空路で入り、展開を始めた。

国連安全保障理事会の決議に基づく多国籍軍は最終的に8000人規模の見通し。第一陣はオーストラリア軍が主体で、同日午後までに英国、ニュージーランド軍も含めた約2500人がオーストラリア北部のダーウィンから輸送機6機でピストン輸送される。《共同通信》

東ティモールの治安回復を図る多国籍軍「東ティモール国際軍」(INTERFET)は20日、第一陣の兵員が続々と中心都市ディリに空路到着、市内の空港や港など主要施設を確保した。

インドネシア国軍当局者によると、午後5時(日本時間同6時)までに到着したのは1190人で、予定された第一陣の2500人全員の到着が完了するのは21日になる。

コスグローブ司令官(オーストラリア)も20日午後ディリ入りし、インドネシア国軍のキキ・シャナクリ東ティモール治安回復作戦司令官と再会談した。同当局者によると、双方は多国籍軍の展開計画や治安維特の引き継ぎ方法などを話し合う「合同治安協議グループ」の設置で合意した。

コスグローブ司令官はディリ空港で記者会見し「併合派民兵などとの衝突もなく、安定化作戦を順調に進めている」と強調した。《共同通信》

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【大相撲秋場所】9日目

大相撲秋場所9日目(20日・両国国技館)ただ一人全勝の平幕雅山が、横綱若乃花からはたき込まれ土がついた。若乃花は6勝目。1敗の横綱武蔵丸は敷島を寄り切り、自らの史上1位記録を更新する、54場所連続勝ち越しを決めた。

大関陣は千代大海が関脇魁皇をはたき込み、連敗を3でストップ。出島は安芸乃島を寄り切って6勝目。1敗で武蔵丸と雅山が並び、2敗に和歌乃山と、優勝争いの上位に武蔵川部屋勢が占めた。十両は全勝の追風海が敗れたが、単独トップは変わらず。《共同通信》

【e-one】販売差し止め

人気パソコン「iMac(アイマック)」のデザインを違法にまねたとして、製造元のアップルコンピュータ(米国)と日本法人(東京)が、パソコン「e-one(イーワン)」を販売するソーテック(横浜市)を相手に販売などの差し止めを求めた仮処分で、東京地裁は20日、e-oneの製造や販売などを差し止める決定をした。

飯村敏明裁判長は「両商品は類似しており、誤認混同の恐れがある」と指摘。購入契約済みの商品の引き渡しも禁止したほか、輸出入も認めなかった。生産が注文に追いつかない人気のe-oneについて大半の商行為を禁じた格好で、業界や消費者に大きな影響を与えそうだ。《共同通信》

【栃木県宇都宮市】女子高生誘拐事件は「狂言」

宇都宮市のクリニック院長宅に20日朝、「娘を預かっている」と男の声で1億5000万円を要求する電話があった。

栃木県警は院長の二女で私立高校三年の女子生徒(18)が19日夜から帰宅していないため、身代金目的の誘拐事件として捜査、20日午後、現金受け渡し場所に車で現れた男と一緒にいた女子生徒を発見、2人で誘拐を装い身代金を受け取ろうとしたとして、恐喝未遂の現行犯で男を逮捕した。女子生徒は「脅された」などと話している。

男は女子生徒が交際している男友達の父親で宇都宮市の建築会社社長A容疑者(51)。「会社の経営がうまくいかず、金に困っていた。女子生徒に父親から金をとる計画を持ちかけたら乗ってきた」などと供述、女子生徒を巻き込んだとみて追及する。《共同通信》

【自民党・村上正邦参院議員会長】「国会議場に日の丸を」

自民党の村上正邦参院議員会長は20日昼の政府与党連絡会議で「どの国も国会の議場には国旗を掲揚している。国旗国歌法が成立したのだから、日の丸を置くべきだ」と述べ、衆参両院本会議場に日の丸を置くよう提案した。

自由党の扇千景参院議員会長も「国旗の掲揚とともに、開会式で天皇陛下をお迎えする時には君が代を演奏すべきだ」と述べた。

また村上氏は、国会冒頭の首相演説について「衆参両院でやる意味はない。二番せんじだ」と一元化すべきだとの考えを示した。

自民党の森喜朗幹事長もこの後の記者会見で、日の丸を本会議場に置くことについて「検討してもいい」と前向き姿勢を示した。《共同通信》

【小渕恵三首相】統括政務次官は「閣僚経験者」

小渕恵三首相は20日、自民党総裁選後の内閣改造に関連し、複数の政務次官を置く省庁の「統括政務次官」については、閣僚経験者を充てる意向を固めた。首相周辺が同日夜明らかにした。

首相は、内閣改造について閣僚と政務次官人事を一体として行う方針。特に政務次官人事は、自民党幹事長と各派閥から出ている副幹事長レベルで決定してきた従来の方法を見送り、首相主導で「適材適所」の人事を行いたいとの考えを強調している。《共同通信》

【中国】建国50周年行事が開幕

10月1日の中国建国記念日まで10日余りとなった20日、50年の歴史を振り返る展覧会「輝かしい道のり−中華人民共和国建国50周年の成果展」が北京展覧館で開幕、10月中旬まで盛大に行われる記念行事の皮切りとなった。

北京ではこれに続き、中国人民政治協商会議(国政助言機関)の記念大会や民族大運動会、人民大会堂での演芸大会など祝賀行事がめじろ押しで、当日の記念式典、軍事パレードでクライマックスを迎える。

街頭では、記念日を前に、市内各地に芝生を増やすなど緑化策が図られた。建設中の高層ビルも相次いで完成、夜にはライトアップで街の面持ちを一新、祝賀ムードの盛り上げを図っている。《共同通信》

【ライサ・ゴルバチョフさん】死去

ゴルバチョフ財団によると、ゴルバチョフ元ソ連大統領(68)の夫人ライサさんが20日、急性白血病のため入院先のドイツ北西部ミュンスターの大学付属病院で死去した。67歳だった。

ライサさんは7月25日に同病院に入院。ゴルバチョフ氏も闘病の夫人に付き添っていた。夫人の遺体は21日、ロシア政府が用意した特別機で元大統領とともに帰国する。

旧ソ連の歴代指導者の夫人が表舞台に出ることは少なかったが、ライサさんは「ペレストロイカ(改革)」外交を推進したゴルバチョフ氏とともに「ファーストレディー」として積極的に外遊に同行。洗練された立ち居振る舞いで西側の注目を集めソ連の対外的なイメージを大きく変えた。《共同通信》

【民主党ニュース】

民主党代表選挙に立候補している鳩山由紀夫、菅直人、横路孝弘の3候補は20日、東京・日比谷のプレスセンタービルで行われた日本記者クラブ主催の公開討論会に出席し、政策課題などについて約2時間にわたり意見を戦わせた。

3候補は、まず自自公への対応について各々3分で所信を述べ、続く自由討論では、お互いに質問をぶつけ合い、視点の違いを明らかにした。また質疑応答では、参加した記者代表から「党分裂の可能性」「次期衆院選対応」「議員定数削減問題」「福祉政策」「外交・防衛政策」などについて質問を受けた。討論会の模様はテレビ中継によって全国に生放送された。

自由討論の中で、菅候補が鳩山候補が「10数兆円の経済効果がある」と掲げるIT(情報通信)革命について、「多くの雇用を今すぐ生むとは思わない」と迫ったのに対し、鳩山候補は「3~5年かけて達成するもの」と説明した。

また憲法9条について、鳩山候補が「横路さんのいういくつかの原則を憲法の中で記述することがどうしていけないのか」と質したのに対し、横路候補は、「月刊誌の鳩山さんの(憲法改正)草案を読むと、あれでは(自衛隊などへの)制約が全くない。戦後に積み重ねてきた安保論議への配慮がない」と切り返した。菅候補は「必要に応じて憲法を改正するのも民主主義の強さだ。議論することは必要だが、憲法9条は戦争放棄の柱をなしている。これは人類の理想、目標だ」と述べた。

会場から質問のあった衆院比例代表定数の50削減問題についても、意見が分かれた。鳩山候補が、「2大政党制実現のためには、(単純)小選挙区制への移行が不可欠」と賛意を示したのに対し、横路候補は「自自公にくさびを打ち込むという戦術的狙いで比例代表だけを削減すべきではない。国会議員を減らせば、ますます官僚支配政治になる」と反対の考えを示した。菅候補は、「個人的にはより小選挙区の度合いが高まっていくことは望ましいが、党としてはまだ議論が残っている」と、双方の立場に配慮を見せた。

3候補の厳しい意見の応酬に、会場からは「憲法改正などの考え方の開きをつきつめると、分裂に至らざるをえないのでは」との質問も。しかし、3候補とも「割れるという心配は全くしていない。党の方針を決める時は一定のルールで決めていく」(菅候補)、「代表選を通じて党の姿をかなり明確に見せることができ、分裂の恐れはかなり遠のいた」(鳩山候補)、「わずか150人ちょっとの政党の中で意見調整できないのなら、それだけで政権を担う資格がない。国民の皆さんはどうかご安心を」(横路候補)と述べ、堅い結束をアピールした。《民主党ニュース》



9月20日 その日のできごと(何の日)