平成3882日目

1999/08/25

【小渕恵三首相】相続税減税を表明

小渕恵三首相は25日午前、都内で講演し、中小企業支援策に関連して、経営者が死亡した場合の事業経営を支援するための相続税減税の必要性を強調し「臨時国会では駄目だが(来年の)通常国会を含め現在の最高税率70%を引き下げなくてはいけない」と述べ、来年の通常国会で相続税減税のための税制改正を実現したいとの考えを正式に表明した。

政府、自民党は相続税の最高税率を最大で50%程度にまで引き下げる方向で検討に入っている。

首相は講演で、景気回復に向けた追加的財政措置について「公共事業を含めて(国の財政支出である)『真水』を入れないといけないという議論がある。(景気が)立ち上がりつつあり、冷やすことがあってはいけない」と述べ、秋の臨時国会で公共事業を含む平成11年度第二次補正予算案を編成したいとの意向を示した。

首相は今後の景気動向について、9月に発表される国内総生産(GDP)の4−6月期の伸び率が1−3月期の2.0%を上回るのは困難との見方を表明。「せっかく(景気回復のための)呼び水を入れており、やる時はやらなくてはいけない」と述べ、継続的な環気対応が必要との考えを強調した。《共同通信》




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【水泳・パンパシフィック選手権】第5日

水泳のパンパシフィック選手権第5日は25日、シドニーの国際水泳センターで男女計4種目の決勝などを行い、男子200メートルバタフライで、バンコク・アジア大会二冠の山本貴司(近大)が1分57秒33で銀メダルを獲得した。優勝はトム・マルチョー(米国)で、タイムは1分55秒41の大会新。

男子800メートルリレーはオーストラリア(ソープ、カービー、ハケット、クリム)が7分8秒79の世界新をマークし、2大会ぶり2度目の優勝を飾った。

女子200メートル自由形はスーザン・オニール(オーストラリア)が1分58秒17で制し、千葉すず(イトマンSS)は2分0秒54と、自身の日本記録から2秒近く遅れて4位に終わった。

女子200個人メドレーはジョアン・マーラー(カナダ)が勝ち、400メートルとの二冠。萩原智子(ドルフィン甲府)が4位に入った。《共同通信》

【小渕恵三首相】総裁選戦略を本格化

小渕恵三首相は25日、自民党総裁選に出馬する加藤紘一前幹事長や山崎拓前政調会長が自自公連立路線や首相直属の有識者懇談会「21世紀日本の構想」を批判していることに反論する一方、全国遊説日程を着々と固めるなど総裁選に向けた取り組みを本格化させた。

首相はこの日の講演で、加藤、山崎両氏を念頭に「数は力、というような横暴なことは言わないが、これがないと法案は通らない。やるべきことをやらずに、批判されることがあってはいけない」と指摘、多くの重要法案を成立させた先の通常国会の実績を背景に、自自公路線の正当性を強調した。

首相は、加藤氏が22日のテレビ番組で、将来の国家像を探りたいとする首相の肝いりで発足した有識者懇を「今、勉強会をしているが、遅すぎる」と批判したのがよほど気に障ったようで、講演で加藤氏を「私の対抗者」と呼び、加藤氏の師である故大平正芳元首相が首相就任後に「田園都市構想」をまとめ上げた点を指摘し、「政治家が大きな責任を持った時、一つの考え方をまとめ、世に問うことは極めて重要だ」と、珍しく語気を強めて反論した。

遊説日程も27日の名古屋を皮切りに仙台、浦和、富山、大阪、岡山、熊本など徐々に埋まりつつあり、9月12日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議までには全国の各ブロックを一巡する予定だ。《共同通信》

【鳩山由紀夫氏】民主党代表選出馬を明言

民主党の鳩山由紀夫幹事長は25日、9月の党代表選に立候補する考えを明言し、旧民主党以来の「2枚看板」だった菅直人代表との対決が確実になった。鳩山氏は26日午後、正式に出馬表明する。

一方、横路孝弘総務会長も25日午後、国会内で記者団に「菅、鳩山両氏の政策に共感できなければ別の政策を訴えないといけない」と出馬への強い意欲を示し、代表選をにらんだ政策づくりに着手した。岩國哲人衆院議員も出馬準備を進めている。

この結果、代表選は菅、鳩山両氏の闘いを軸にした乱戦模様となり、各陣営は本格的な多数派工作に入った。《共同通信》

【中央アジア】5カ国非公式首脳会議

エリツィン・ロシア大統領、江沢民・中国国家主席とキルギス、カザフスタン、タジキスタンの中央アジア諸国首脳の5カ国非公式首脳会議が25日、ビシケクで開かれ、各国首脳は安全保障での協力拡大や中央アジアの非核地域化の支持などをうたう共同宣言に調印した。ロシア通信などによると、宣言はキルギス南部で起きた日本人らの拉致事件を背景に、国際的なテロ対策での協力強化も表明した。

さらに国連安全保障理事会の承認を経ない武力行使に反対すると述べ、安保理の承認のなかった北大西洋条約機構(NATO)によるユーゴスラビア空爆を間接的に批判。欧米に警戒感を強める中口を軸に5カ国は国際問題への対応で結束を図る姿勢を鮮明にした。

エリツィン大統領は5カ国会議で「ロシアはアジア地域の安保に戦略的な関心を持っている」と述べ、中央アジアの非核化やテロ対策で協力を進める方針を示した。

5カ国会議に先立ち個別の中ロ首脳会談が行われたが、イワノフ外相によると、ロシア側は第三次戦略兵器削減条約(START3)や弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約修正問題に関する先の米ロ軍縮協議の経過を中国側に説明。外相はABM制限条約の修正に反対するロシア側の立場をあらためて確認し、この問題で中国側の完全な理解を得たと述べた。《共同通信》



8月25日 その日のできごと(何の日)