平成3807日目

1999/06/11

この日のできごと(何の日)

【京葉銀行津田沼支店】男が5時間半立てこもり

11日午後2時50分ごろ、千葉県習志野市谷津、京葉銀行(本店千葉市)津田沼支店に男が押し入り、女性行員に日本刀のようなものを突き付け、支店長ら男性3人、女性7人の行員計10人を人質に取った。男は午後3時すぎ、男性行員1人を外へ出したが、9人を人質に立てこもり続けた。

千葉県警は捜査員約150人を動員。約5時間半後の午後8時17分、男が逃走用の車を要求、人質の男性行員に現金700万円入りのバッグを持たせ、女性行員を連れて通用口から出ようとしたところを捜査員が飛び掛かって取り押さえ、強盗、人質強要処罰法違反などで現行犯逮捕した。人質の9人にけがはなかった。

男は40−50歳で、「金を取るために押し入った」などと供述したが、氏名などについては黙秘しており、習志野署が追及している。日本刀は全長約50センチの模造刀だった。

調べでは、男は正面入り口から入り、応対に出た女性行員の首をつかんでカウンター内に入り、模造刀を突き付け「金を出せ」と脅した。当時客7、8人がいたが、逃げ出して無事だった。

男は午後3時すぎ、男性行員(27)に「ガソリンを買ってこい」と要求し、外に出した。捜査員が支店内に入り説得したが、男は「要求はない。帰れ」と拒否。正面のシャッターを閉めさせ、支店長席近くのいすに女性行員1人を座らせて模造刀を突き付け、支店長ら8人を周りに集めていた。

午後8時ごろ、男は捜査員に車を用意するよう要求。行員に指示して自分のスポーツバッグに現金約700万円を入れさせた。バッグを持たせた男性行員を先頭に、後ろから女性行員を抱えるように通用口から出ようとしたが、通用口の内側で、すきをうかがっていた捜査員約10人が取り押さえた。《共同通信》

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【小渕恵三首相】「国民の雇用不安を払しょく」

6月11日のできごと(何の日)【小渕恵三首相】「国民の雇用不安を払しょく」

政府は、産業構造転換・雇用対策本部(本部長・小渕恵三総理)を開き、深刻化する雇用不安の払しょくと、産業競争力の回復を目指した 「緊急雇用・産業競争力強化対策」を正式に決めた。国や地方自治体による雇用創出事業や民間企業の採用拡大を通じ、70万人を上回る新たな雇用の創出を目指すと明記した。

小渕総理は、同本部の会合で、1〜3月の国内総生産(GDP)の成長率が1.9%と大幅に改善したことに言及したうえで、「国民の雇用不安を払しょくし、経済を自律的な成長軌道に乗せていかなければならない」と具体化を急ぐよう関係閣僚に指示した。《首相官邸》

【政府】国旗国歌法案を閣議決定

政府は11日の閣議で、日の丸・君が代を国旗、国家と定める「国旗国歌法案」を閣議決定し、同日夕、国会に提出した。小渕恵三首相は同日午前、記者団に「粛々と法定した方がいいということで各党と話し合っていきたい」と述べ、幅広い支持を得て今国会成立を目指す考えを強調した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は11日、宮下創平厚相を訪ね、介護保険制度を予定通り実施するよう要望書を手渡した。鳩山氏は「本来ならば(党介護保険推進本部の)菅直人本部長がうかがうところですが、既にお邪魔したということですので…」と、今月2日に菅氏が元厚相として自民党の小泉純一郎前厚相と一緒に宮下氏に陳情したことに言及。鳩山氏が要望は二番せんじとばかりにやや自嘲気味だったことから、宮下氏は「菅さんもまずは船出をすることが大事だと言ってました」とフォロー、鳩山氏の立場に気配り。《共同通信》

【自民党・栗本慎一郎衆院議員】離党届を提出

自民党の栗本慎一郎衆院議員は11日午後、国会内で森喜朗幹事長と会い、離党届を提出した。栗本氏は記者会見で、組織犯罪対策3法案の審議などに象徴される自由、公明両党との自自公路線による政権運営への不満などを離党理由に挙げた。

森氏は記者団に「栗本氏は通信傍受法案の採決でも、党規違反しており、離党届は受理せずに処分を求めることになった」と説明。栗本氏に関する処分を検討するため、党紀委員会を14日に開催するよう岩崎純三委員長に要請したことを明らかにした。

栗本氏は今後の政治活動について「無所属か、都市新党結成に参加する」としている。同氏は4月の東京都知事選でいったんは党推薦以外の候補の支持を表明、今月1日の組織犯罪対策3法案の本会議採決では退席した。《共同通信》

【北陸新幹線】首相、整備促進に前向き

自民、自由両党による整備新幹線建設促進協議会の小里貞利座長、二見伸明副座長は11日、首相官邸で小渕恵三首相と会談し、北陸新幹線など整備新幹線の整備促進へ協力を要請した。小渕首相は「分かっているつもりだ。よく検討する」とこたえ、前向きに対応する考えを示した。

小里氏は自民、自由両党の協議会が新しい建設基本計画を策定し、北陸新幹線金沢−敦賀をはじめとする未着工区間の建設開始などを目指していることを説明した。その上で「前倒しして造るものは造らなければならない。経済効果を見ながら、開業後の運営についても期待にこたえられるよう厳粛に選別しながら協議を進めたい」と述べ、理解を求めた。

財源問題について、小里氏は今年度政府予算に5000億円計上された公共事業予備費からの建設費上積みを求めたが、会談後、「予備費について首相から発言はなかった」と語った。《北國新聞》

【この日の民主党】

衆議院を10日に通過した中央省庁改革法案が11日、参議院に場を移し本会議での趣旨説明と代表質疑が行われた。民主党・新緑風会から寺崎昭久議員が、国家公務員の削減目標や特殊法人改革などに対する小渕首相の姿勢を厳しくただした。

寺崎議員は「わが国経済は、政策不況のあおりで依然として個人消費が低迷している。また倒産・リストラで4月の完全失業率は過去最高水準だ」と政府の無為無策を厳しく指摘。

そして中央省庁再編について「明治維新以来の行政制度の疲弊、ミスマッチ修正のために、国家が主体となる行政を限定・スリム化し、それ以外の分野を“市場へ・市民へ・地方へ”と振り分けることが必要だ」「その結果、身近な公的サービスは、住民参加を経て決定でき、よりニーズに即したサービスの提供が受けられるようになる」と民主党の基本的立場を強調した。

その上で、政府案について 1.省庁再編後の官僚の役割 2.行政改革の手続き 3.地方財源の強化 4.公務員の25%削減 5.行政コストの30%削減 6.財政投融資 7.天下り問題、などに対して、小渕首相の見解を求めた。

小渕首相は「省庁再編により、簡素な行政と政治判断の迅速化を実現する。地方財源の手当ては景気回復後に実施。公務員削減は自自合意に沿って予定通り達成する」、太田総務長官は「特殊法人改革や天下り問題は引き続き検討を行う」などといつもの官僚答弁の棒読みに終始した。《民主党ニュース》



6月11日 その日のできごと(何の日)