平成3770日目

1999/05/05

この日のできごと(何の日)

【民主党・菅直人代表】中国・江沢民国家主席と会談

民主党の菅直人代表は5日午後、北京市内の人民大会堂で中国の江沢民国家主席と会談し、歴史認識問題について両国で共同研究し、共通の認識を持つことが重要との考えで一致した。

菅氏は「(過去の歴史を)記憶にとどめ日中関係を発展させたい」と強調。中国共産、民主両党間などで共同研究し「共通認識に至ることが必要だ」と述べた。

江主席も「中日両国間の歴史的つながりは深い。歴史をかがみとすることが重要だ」と、歴史を教訓として友好関係を築くことに賛意を表明した。さらに「この方針を守れば困難は克服でき、次世代は明るくなる」と述べた。両氏は、特に若い世代の交流が必要だとの認識で一致した。《共同通信》

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【プロ野球・巨人】2年ぶりの6連敗

巨人3−4阪神◇5日◇甲子園

阪神は追い付かれた直後の六回、ジョンソンが4試合連続の8号ソロを右翼席に運んで勝ち越した。阪神はこの1点を藪から遠山、リベラとつないで守り切り、3連勝で貯金を今季初の2とした。藪は2勝目で、リベラが3セーブ目。このカードの連勝を4に伸ばした。

巨人は清原を五番に下げ、四番・高橋で臨んだが、効果は薄かった。2年ぶりの6連敗を喫し、借金は今季最大の4まで膨らんだ。《共同通信》

【J1】第1ステージ第11節

Jリーグ1部(J1)第1ステージ第11節(5日・国立競技場ほか=8試合)ジュビロ磐田と鹿島アントラーズのライバル対決は延長にもつれ込む大熱戦。1−1の延長後半6分、磐田は藤田がVゴールを決めて2−1で勝った。磐田の勝ち点は23。ヴェルディ川崎は2−1でアビスパ福岡に逆転勝ちし、1分けを挟んで7連勝。磐田よりも消化試合数が2試合多いが、勝ち点を24に伸ばして首位に立った。清水エスパルスは激しい点の取り合いの末、4−3で名古屋グランパスに競り勝った。セレッソ大阪は浦和レッズに3−2で逆転勝ちし、4連勝。柏レイソルはジェフ市原に大勝し、1分けを挟んで3連勝した。このほか、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸が勝った。《共同通信》

【カンボジア】銃を一斉廃棄

カンボジアのプノンペンで5日、市民から集めた銃器約4000丁を一斉に廃棄する式典がフン・セン首相も出席して行われた。念願の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟を果たしたばかりのカンボジア政府が、治安状況の改善に取り組む姿勢を内外にアビールしようと企画した。

市民が自発的に提出したり、検問所で押収されたりした自動小銃などが競技場に並べられ、ブルドーザー10台が次々に踏みつぶした。

首相は「米国の高校での銃乱射事件が示すように、武器の無秩序な所持は最悪の結果につながる」と演説。自らも金色の短銃を提出し、ブルドーザーも運転するなどバフォーマンスに懸命だった。《共同通信》

【インドネシア、ポルトガル】東ティモール直接投票合意で調印

インドネシアのアラタス、ポルトガルのダガマ両外相は5日、国連本部でアナン事務総長立ち会いの下、東ティモールの住民に独立か自治かを問う国連管理の直接投票に関する合意文書に調印した。文書は住民に提示する自治案を付属文書とした基本合意のほか、治安確保、投票実施方法の3つから成る。

東ティモール現地では独立を求める声が多数を占めているとされ、8月8日に予定される投票で住民がインドネシアの提示する「広範な自治案」を拒否すれば、東南アジアでは1984年に英保護領から独立したブルネイ以来の新たな独立国家が誕生する。

しかし、独立派とインドネシア残留を望む勢力との対立はさらに先鋭化するとみられ、今後3カ月間で民意を正確に反映する環境が整えられるかどうかが焦点となる。

アナン事務総長は調印式で「歴史的な瞬間だ」と述べ、83年以来続いた交渉が国連の仲介で決着したことを歓迎した。《共同通信》



5月5日 その日のできごと(何の日)