平成3641日目
1998/12/27
この日のできごと(何の日)
【競馬・第43回有馬記念】
第43回有馬記念(27日・中山2500メートル芝・16頭・G1)ことし最後を飾るビッグレースは4番人気のグラスワンダー(的場均騎乗)が2分23秒1で制し、栄光のグランプリ馬に輝いた。
優勝賞金は1億3200万円。四歳馬が勝つのは2年連続12頭目で、外国産馬の勝利は初めて。的場騎手、尾形充弘調教師はともにこのレース初勝利だった。
レースは一番人気のセイウンスカイが先行し、途中6、7馬身差をつけて飛ばしたが、最後の直線で失速。中団追走したグラスワンダーが鋭く抜け出して快勝した。1/2馬身差の2着は後方から追い上げたメジロブライトが入り、3着はステイゴールド。セイウンスカイは4着だった。
レースの売上金は不況が影響してか、昨年を約30億円下回る約750億円。入場者数も約7000人減の約15万3000人だった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【小渕恵三首相】1月6日から欧州3カ国を訪問
小渕恵三首相は1月6日から13日までの日程でフランス、イタリア、ドイツ3カ国を訪問する。堺屋太一経企庁長官と、首相直属の諮問機関「経済戦略会議」の樋口広太郎議長も同行する。上杉光弘官房副長官が12月28日午前の記者会見で正式発表した。《共同通信》
【自民党、自由党】党首会談延期に
自民、自由両党は27日、連立内閣発足に向け実務者レベルで安全保障問題などに関する詰めの協議を都内のホテルで行った。その結果、安保問題で①憲法解釈は変更しない②自衛隊の武力行使はしない③国連の平和活動で武力行使を伴わない後方支援には積極的に協力、そのための法整備をする−などでいったん合意したものの、自由党の小沢一郎党首がこれを不満として差し戻した。このため同日深夜まであらためて協議したが難航、決着を持ち越し、28日午前11時からの小渕恵三首相(自民党総裁)と小沢党首の会談も、自由党側の申し入れで29日以降に延期された。小沢氏は28日に記者会見し、自由党の見解を明らかにする見通し。
党首会談延期を踏まえ、自民党の古賀誠国対委員長と自由党の二階俊博国対委員長が協議、28日に森喜朗自民党幹事長と野田毅自由党幹事長が会談して事態打開を図ることになった。
安保問題をめぐって自由党側は、国連決議に基づく多国籍軍などの活動に対し、船舶に対する海上検査(臨検)を含め、後方支援への積極参加を明確化するよう求めていた。小沢氏としては憲法解釈の変更余地を残しておきたいとの考えとみられる。政府委員制度廃止についても両党間で調整が続いた。
首相は内閣改造について①小沢氏に自治相としての入閣を要請する②自由党のボストは1とし、副総理は一置かない−との方針を固めている。党首会談で了承されれば訪欧直前の来年1月6日午前中に内閣改造を行う。《共同通信》