平成3638日目
1998/12/24
この日のできごと(何の日)
【小渕恵三首相】YKKと会談
小渕恵三首相は24日夜、自民党の加藤紘一前幹事長、山崎拓前政調会長、小泉純一郎前厚相の「YKK」トリオと都内のホテルで会談した。首相が自由党との連立に協力を要請したのに対し、3氏は基本的に容認し、小沢一郎自由党党首の入閣問題を含む内閣改造への対応を首相に一任した。
ただ、3氏は今後の税制改革や安全保障をめぐる自由党との政策協議では、譲歩すべきではないと慎重な対処を求め、特に安保政策に関連して憲法解釈を変更しないよう注文をつけた。
1999年度予算案について、首相と3氏は「財政の将来像にかなり大きな課題を残した」との認識で一致、景気回復後に財政再建を最重要課題として取り組むことで合意した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【フジ系連続ドラマ・眠れる森】最終回
【大相撲・琴乃若関】関脇昇進
日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月10〜24日・両国国技館)の番付を発表。先場所小結で10勝を挙げた琴乃若が、史上2位のスロー昇進となる初土俵から89場所目で新関脇になった。
14勝1敗で平幕優勝した同じ佐渡ヶ嶽部屋の琴錦も西前頭12枚目から一気に小結に返り咲いた。琴錦の三役在位は33場所となり史上1位の自己記録を更新した。《共同通信》
【巨人・松井秀喜選手】三冠宣言
今季のプロ野球セ・リーグで本塁打王、打点王の二冠を獲得した巨人の松井秀喜選手を祝う会が24日、金沢市の稲置講堂であり、母校星稜高の後輩らから祝福を受けた松井選手は「来年はジャイアンツの優勝、そして三冠王を取ります」と力強く誓った。
終業式後に行われた生徒会主催の祝賀会には2、3年生約1400人が集まった。木坂信校長、吉田洸太期代議員長(3年)の祝福と激励の言葉のあと、野球部の五田祐也元主将、星稜中野球部の北野良栄元主将が花束を贈った。
花束を手に松井選手は「最後まであきらめずに頑張ったから二冠を取ることができた。自分の夢、目標をしっかり決め、強い気持ちを持ってやれば必ず達成できる」と逆に後輩たちを励ました。
恩師の山下智茂副校長が甲子園の五打席連続敬遠や金沢市民野球場こけら落としでのホームランなど松井選手の高校時代のエピソードを披露した。
生徒からは横浜高の松坂選手についての質問も飛び出し、松井選手は「すごい投手。夏の甲子園で後輩が打てなかったのだから」と答えて会場を沸かせ、素振りも披露して握手攻めにもにこやかにこたえた。《北國新聞》
【石川県金沢市】旧町名復活へ
藩政期以来の由緒ある旧町名の復活を検討する金沢市住居表示整備審議会は24日、同市役所で開かれ、同市が提示した基本的考え方や推進の具体的方針を全会一致で承認し、山出保市長への答申を申し合わせた。これを受け、同市は来年の市議会3月定例会に尾張町2丁目の旧主計町、9月定例会に石引3丁目の旧飛梅町と旧下石引町の町名変更議案をそれぞれ提出し、無双の文化遺産を呼び戻す全国初の試みを作進していく意向である。
金沢市長の諮問機関である同市住居表示整備審議会は、駅西地区の新町割りや町名案を協議した昭和58年以来、16年ぶりの開催となった。
山出市長は「町の名にはいわれや歴史があり、住んでいた人の生業を示していた。歴史や文化に責任を持つべき街として、旧町名の復活を望む意見を謙虚に受け止めたい」とあいさつした後、会長に中村栄一郎金沢商工会議所副会頭、副会長に小寺昭久同市公民館連合会長が選出された。《北國新聞》
【政界談話室】
自由党の小沢一郎党首は24日の両院議員総会で「政治家は大抵泣き寝入りしているが、マスコミを懲らしめないといけない」と気勢を上げた。最近発売された写真週刊誌が、風俗営業店勤務の女性を同氏がホテルに呼んだと報じたためで、小沢氏は「全く覚えがない」と内容を全面否定。「橋本龍太郎前首相や菅直人民主党代表ほどもてないが、なんぼもてなくてもそこまではやらない」と憤慨し、法的手段に訴える考えを示した。自自連立内閣で入閣する方向となっている小沢氏だけに女性問題にはピリピリ。《共同通信》