平成3511日目

1998/08/19

【宮澤喜一蔵相】「財政構造改革法廃止も」

宮澤喜一蔵相は19日午前の衆院予算委員会で、積極財政の制約となっている財政構造改革法の取り扱いについて「凍結が良いか廃止が良いか議論がある。年末までに政府、与党の中で健闘し、首相の結論を待ちたい」と述べ、小渕恵三首相の意向を踏まえて財革法廃止も視野に結論を出す表明をした。

だが、蔵相は午後の答弁で「首相自身が凍結と考えており、そういう方向に集約されると思う。財革法廃止は好ましくないとの議論が政府部内にも強いようだ」と表明した。「凍結」を言明している首相の立場に配慮して答弁を事実上、軌道修正したものだ。《共同通信》



【第80回全国高校野球選手権大会】第14日

第80回全国高校野球選手権大会第14日は19日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、星稜を下した横浜(東神奈川)をはじめ、PL学園(南大阪)浜田(島根)豊田大谷(東愛知)が準々決勝へ勝ち上がった。PL学園は5−1で佐賀学園(佐賀)、浜田は3−2で帝京(東東京)を下し、豊田大谷は智弁和歌山(和歌山)に7−6で逆転勝ち。横浜は18年ぶり、PL学園は3年ぶり、浜田と豊田大谷は初の8強入りである。《北國新聞》

星稜(石川)0−5横浜(東神奈川)

横浜が投打に強さを見せて完勝した。一回に小池が中越えに先頭打者本塁打して先制すると、三回は二死二、三塁からの松坂のゴロが遊撃手の失策を誘い、二者が生還。五回には小池の二塁打を足場に柴、常磐の適時打で2点を加えた。

エース松坂はマイペースの投球。堅守にも助けられたが、ストレート、スライダーは健在。今大会自身初の2けた奪三振をマークし、4安打で2試合連続完封した。《共同通信》

【新党平和、公明】合流へ着手

旧公明党グループの新党平和と公明は19日午後、国会内で「基本政策委員会」の初会合を開き、両党の合流に向けた具体的な準備作業に着手した。両党は合流が想定される10月に向け、基本政策のすり合わせを加速する方針。

平和の神崎武法代表は冒頭のあいさつで「昔の公明党に先祖返りすることがあってはならない。新しい党をつくる意気込みで臨みたい」と強い意欲を表明。その上で「受け身ではなく、国民の要望を積極的にキャッチして当面する問題の解決策を打ち出すのが重要な存在意義となる」として政策重視の姿勢を強調した。

この日の会合では、旧公明党時代から重視してきた福祉政策だけでなく、経済活性化などのテーマも積極的に議論することを確認し、「経済・財政」「社会」「外交・安全保障」の3分野で小委員会を設置。基本政策委員会の代表者には平和の坂口力、公明の続訓弘両政審会長が就任した。《共同通信》

【政界談話室】

民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は19日、外国特派員協会で、英語でスピーチ。冒頭「今日のために妻が新しいネクタイ、スーツを用意してくれました。新しくないのは私の体と頭の中身だけです」と即興のジョークで会場の笑いを誘った。これでベースをつかんだかに見えたが、持論の「常時駐留なき安保」について外国人記者から「米軍が去っても米国に守ってほしいということか」と突っ込まれると、「日米安保条約の必要性は認識しているが…」と苦しい答弁。洋服と違い、当意即妙のやりとりは簡単には身に付かない?《共同通信》



8月19日のできごと