平成3401日目

1998/05/01

この日のできごと(何の日)

【高知県】知事交際費を開示

高知県は1日、知事と副知事の交際費支出について、相手方の氏名なども含めた全面開示制度をスタートさせた。月ごとにまとめたファイルを自由に閲覧、コピーもできるシステムで、情報公開条例に基づく開示請求は不要。自治省は「極めて異例のケース。都道府県レベルでは初めてだろう」としている。

橋本大二郎知事は「情報公開の流れから見ても当然の対応。公開するかどうかの議論自体ナンセンス」としている。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【橋本龍太郎首相】参院選「61議席以上を」

自民党総裁の橋本龍太郎首相は1日午後、都内で開かれた党全国研修会で講演し、7月の参院選では「(自民党が過半数を回復する69議席は)絶対に不可能な数字だと思わないが、現有議席(61)より一つでも多く積み上げ、与党として期待にこたえていきたい」と述べ、自民党が61議席以上を獲得することに決意を示した。

所得税減税など恒久減税の扱いについて首相は資産課税も含めた総合的な見直しの中で議論すべきだと強調。「参院選後から党税制調査会が真正面から取り組む」として、従来の日程を前倒しして抜本的な税制改正の議論を始める意向を表明した。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】メーデー集会に参加

69回目の働く者の祭典・メーデーを祝う集会が1日、全国各地で開かれた。民主党本部では東京・代々木公園で開かれた連合主催の集会に参加。菅代表をはじめとする東京選出議員などによる街頭演説やビラ配布を行い、集会後のデモ行進にも大きな横断幕を持って参加した。

菅代表は中央集会で「新しい民主党は、勤労者の仲間、サラリーマンの仲間といえるような政党を目指したい。このメーデーを機に、政権交代可能な民主主義への次の一歩を踏み出したい。連合800万ではなく、6000万人のサラリーマンの立場で参加してほしい」とあいさつした。

民主党代表 菅 直人

第69回メーデーに参加された皆さん、そして、全国の働く仲間の皆さん、サラリーマンと家族の皆さんに、民主党は心から連帯のごあいさつをお送りします。

民主党は4月27日に4党(民主党・民政党・新党友愛・民主改革連合)が統一して新しいスタートをきりました。私たちは、「生活者」「納税者」「消費者」の立場に立ち、本格的な少子・高齢社会を迎える21世紀初頭までに、「ゆとりと豊かさ」の中で人々が安心して、個性と活力を生かせる社会をつくっていきます。

現在日本経済は、自民党橋本内閣が犯した失政により戦後最大といわれる経済不況に陥っています。民主党は、政府が打ち出している従来型公共事業の拡大ではなく、恒久減税の実現をめざします。私たちは、3兆円の所得税恒久減税、住宅ローン及び教育ローンの利子控除等の政策減税など、6兆円減税実現に全力を挙げます。また、デフレ予算を余儀なくさせた財政構造改革法については、部分修正ではなく、その施行の凍結をめざします。

今国会に政府が提出している数々の法案は問題点ばかりです。「中央省庁等改革基本法案」は、国と地方の役割分担の視点を欠いたものです。中央省庁の改革は徹底した地方分権なくしてはあり得ません。民主党は行政のあるべき姿、分権を柱とした改革を提案していきます。政府の「労働基準法改正」は、長時間労働の是正や仕事と家庭生活の両立への配慮が欠落しています。民主党は特に、時間外・休日・深夜労働の男女共通上限規制、新しい裁量労働制の導入、1年単位の変形労働制に関する実効あるワークルールの確立などをめざします。

民主党は、政治家や公務員に対する国民の信頼を回復するため、自らに厳しい「公務員倫理法案」や「政治倫理法案」の成立をめざします。さらに、国民の知る権利を基本にした民主党の「情報公開法案」の成立につとめます。

民主党は、自民党に代る政権交代可能な政治勢力として、夏の参議院議員選挙で有権者のみなさまにご支持いただけるよう全力を尽くします。私たちは、今日の日本経済の構造不況を克服し、自由で安心して暮らせる社会をめざします。民主党は、働く仲間の皆さんと手を携えながら力強く歩んでいくことを誓います。

第69回メーデーおめでとうございます。《民主党ニュース》

【エンゼルス・長谷川滋利投手】今季初勝利

米大リーグ、エンゼルスの長谷川滋利投手が1日(日本時間2日)、アナハイムのエジソン・フィールドで行われたホワイトソックス戦に二番手として登板し、4回を完ぺきに抑えて今季1勝目(0敗)を挙げた。

長谷川は1−1の同点だった六回から登板し、この回を三者凡退に抑えると、その裏に味方がアースタドの7号満塁本塁打などで一気に5点を勝ち越した。長谷川は外角にストライクがよく決まり、追い込んでから打ち取る投球で4回打者12人を無走者に抑えた。《共同通信》



5月1日 その日のできごと(何の日)