平成3394日目

1998/04/24

【政府】景気浮揚へ16兆5000億円

政府は24日、経済対策閣僚会議を開き、低迷を続ける景気てこ入れのため、過去最大となる総事業規模16兆6500億円の総合経済対策を決定した。

公共事業や減税など実際に景気浮揚効果が期待できる国と地方の財政支出である「真水」部分は12兆円に迫り、景気対策としては空前の規模となった。

政府は直ちに対策を盛り込んだ1998年度補正予算案編成に入り、財政構造改正案とともに5月中旬に国会提出。橋本龍太郎首相は5月の主要国首脳会議(バーミンガムサミット)で、日本の内需拡大努力に理解を求める。《共同通信》



【ホンダ・キャパ】発売

1998 平成10年4月24日【ホンダ・キャパ】発売
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本田技研工業は24日から、今年の新型車の第一弾として排気量1500ccの小型RV「キャパ」を発売する。室内への張り出しを抑える新しい車体構造を採用、小型ながら5人がゆったり座れる。広い室内と高い衝突安全性能を確保した。スムーズな走りと低燃費も実現したという。基本モデルの「Cタイプ」の価格は140万円。《共同通信》

【巨人・桑田真澄投手】3年ぶりの完投勝ち

巨人5−1阪神◇24日◇甲子園

桑田の3年ぶりの完投勝ちで、巨人は連敗を3で止めた。桑田は序盤から得点圏に走者を背負う苦しい投球が続いたが、徐々に本来の力強さを取り戻し、九回の1点に抑えて完投した。

打線は1点リードの五回、一死満塁から松井が中前に2点打。さらに二死後、元木が2点二塁打で突き放した。

阪神は5年ぶりの7連勝はならず。川尻は疲れがのぞいた五回に捕まった。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・24日朝の財政構造改革法改正問題に決着をつけた財革会議終了後、報道各社のインタビューに応じた橋本龍太郎首相は、終わる間際に「みんな遠慮して聞かなかったけど、僕自身が結論を出したのは意外に早かったよ。心配かけてごめんな」といつも取り巻く首相番記者に異例の心遣い。閣議後も、町村信孝文相からもらったプラズマ研究の資料を記者団にわざわざ見せて解説し、「勉強しないと駄目だよ」と優しい一言。このところ不機嫌なことが多かった首相の突然の変ぼうぶりに記者団はドキッ。

○・・・サッカーくじ法案の委員会付託を採決したこの日の衆院議院運営委員会で、共産党の東中光雄氏が「純粋な青少年に人気の高いサッカーを賭博にするもの」と抗議した。いつもは淡々と手続きを済ませる議運委では珍しく、自民党の「マスコミと議事録を意識したパフォーマンスだ」とのヤジも無視して、十分近くの大演説をぶった。その熱弁に押されたのか、採決前はどことなく様子見風だった自由党と平和・改革の2人の委員も、結局は反対を表明。多数決で委員会付託されたものの、東中氏はにんまり。《共同通信》

【中国・胡錦濤国家副主席】日本共産党との関係修復可能

来日中の中国の胡錦濤国家副主席は24日、東京の日本記者クラブで記者会見し、中国共産党と日本共産党の関係改善について「独立自主、完全平等などの原則の下で、両党の正常化は可能」との見解を示した。中国の指導者が公の場で両党の関係修復に言及したのは初めて。

副主席は中国共産党政治局常務委員を兼任しており党内序列は5番目。胡氏は「両党関係は中断していたが、近年、積極的な兆しが出てきた」として「前向きの態度で、中日友好の大局に立てば関係を修復できる」との考えを示した。

日中の両共産党は文化大革命などをめぐって路線対立が続いたが、日本共産党の機関紙がことし2月、31年ぶりに北京支局を復活。22日の小渕恵三外相主催歓迎宴に出席した胡副主席と日本共産党の不破哲三委員長が言葉を交わすなど関係修復に向けた動きが進んでいる。

副主席はまた、日中関係について「政治的に多くの共通利益があり、経済面では補完的」として「中日関係は世界にとって影響が大きい」と重要性を指摘。日米中の三国の関係については「いずれの関係も第三国に向けられるべきではない」と述べ、日米防衛協力の新指針(ガイドライン)など日米協力が中国を対象とすることに間接的に警戒感を示した。《共同通信》



4月24日のできごと