平成8905日目
2013/05/26
この日のできごと(何の日)
【この日の安倍総理】
ミャンマー大統領と会談
ミャンマー訪問中の安倍晋三首相は26日、首都ネピドーの大統領官邸ででテイン・セイン大統領と会談した。両国が民主化や法の支配の強化に協力することを盛り込んだ共同声明を発表。同国向けの債権5000億円を全額返済免除し、910億円の政府開発援助(ODA)を今年度中に実施すると表明した。日本が官民を挙げてインフラ整備や人材育成を支援していく方針で一致した。
会談後の記者会見で、首相は「民主化や法の支配の確立、経済改革、国民和解に取り組んでいるミャンマーの新しい国づくりを日本は官民の持てる力を総動員し一丸となって応援していく」と表明。「今回の訪問は両国の将来にわたる重層的な協力関係を築く新たな契機となった」と述べた。《日経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【自民党・高市早苗政調会長】消費増税は10月に最終判断
自民党の高市早苗政調会長は26日のNHK番組で、来年4月からの消費税率引き上げの是非を、安倍晋三首相が今年10月に最終判断するとの見通しを重ねて示した。
「秋の時点で、消費税率を上げたとしても多くの方が困らない状況の景気に持っていく必要がある」と主張。8月発表の4~6月期の国内総生産(GDP)速報値のほか、直前の住宅着工戸数や外国人観光客数などの経済指標を考慮すべきだとの認識を表明した。
同じ番組で公明党の石井啓一政調会長は「政権発足当初は経済成長に重点を置いているが、これから(財政健全化も含めた)バランスを考えていかないといけない」と語った。《共同通信》
【大阪市・橋下徹市長】慰安婦発言は「誤報」
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は26日、日本外国特派員協会の記者会見で27日に読み上げる予定の、旧日本軍の従軍慰安婦などをめぐる自身の発言に関する見解文書を公表した。慰安婦発言は「誤報」との釈明を繰り返した。
「私の認識と見解」と題し、日本語版、英語版の計12ページ。慰安婦発言をめぐる報道に関し、冒頭で「本来の私の理念や価値観と正反対の人物像・政治家像が流布しているのがこの上なく残念」と指摘。「疑念の余地なく女性の尊厳を大切にしている」と強調した。《共同通信》
【千葉市長選】熊谷俊人氏が再選
任期満了に伴う千葉市長選は26日投票、即日開票の結果、無所属現職の熊谷俊人氏(35)が、いずれも無所属新人で、共産党が推薦する同党地区副委員長の黒須康代氏(51)、元市議の今村敏昭氏(56)を破り、再選を果たした。熊谷氏は引き続き、政令市長では全国最年少となる。
汚職事件で辞職した市長の後任となった熊谷氏は、政令市で最悪とされる財政状況の再建に取り組んだ実績をアピール。若さも生かし無党派層にも浸透した。
選挙戦では熊谷氏を民主や社民両党の県連が支持、公明党の市議団が支援。自民党県連が自主投票とし、一部から協力を得たことで事実上の相乗り候補となった。《共同通信》
【そして父になる】カンヌ映画祭審査員賞受賞
第66回カンヌ国際映画祭で26日、授賞式が行われ、コンペティション部門に出品されていた是枝裕和監督、福山雅治主演の「そして父になる」が審査員賞を受賞した。審査員賞は、最高賞のパルムドールや審査員特別大賞のグランプリに次ぐ賞の1つ。日本映画がコンペティション部門で受賞したのは、2007年にグランプリを受賞した河瀬直美監督の「殯の森」以来6年ぶり。《ロイター》
【大相撲夏場所千秋楽】横綱白鵬関、2場所連続の全勝優勝
大相撲夏場所千秋楽は26日、東京・両国国技館で行われ、横綱白鵬(28)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が横綱日馬富士を寄り切って2場所連続で15戦全勝し、朝青龍に並ぶ史上3位の25度目の優勝を果たした。全勝優勝は10度目で、自身が持つ最多記録を更新した。
13日目まで連勝を続け、初優勝を懸けて終盤まで白鵬と賜杯を争った大関稀勢の里は大関琴奨菊に敗れて13勝2敗に終わった。《共同通信》
【F1・モナコGP】決勝
自動車のF1シリーズ第6戦、モナコ・グランプリ(GP)は26日、モンテカルロで決勝を行い、ポールポジション(PP)から発進したメルセデスのニコ・ロズベルク(ドイツ)が優勝し、今季初勝利、通算2勝目を挙げた。
2位にセバスチャン・フェテル(ドイツ)、3位にマーク・ウェバー(オーストラリア)のレッドブル・ルノー勢が続いた。《共同通信》
【全日空】B787の運航再開
全日空は26日、バッテリー発煙トラブルが起きたボーイング787を使い、札幌発羽田行きの臨時便を運航した。一般客を乗せ787が国内を飛ぶのは1月のトラブル以来初めてで、約4カ月半ぶりの商業運航。
全日空は保有する全ての787でバッテリーシステムを改修する作業を完了。試験飛行でもバッテリーに異常はなく、安全が確認されたと判断した。ただバッテリーが発煙したトラブルをめぐり、日米の運輸安全委員会の調査は難航しており、根本原因が解明されないままの運航再開となった。
臨時便は午後5時すぎに新千歳空港を出発。乗客218人と乗員に加え、伊藤博行全日空副社長が同乗した。《共同通信》
【皇太子殿下ご一家】「学習院幼稚園再開園50周年記念式典」に出席
皇太子ご一家は26日、東京・目白の学習院創立百周年記念会館で開かれた「学習院幼稚園再開園50周年記念式典」に出席された。雅子さまはオランダ訪問後、両陛下への帰国報告のため皇居に出掛けるなどしたが、一般に姿を見せる公務は初めて。
皇太子さまは2期目の卒園生で、園庭の池に落ちたエピソードを披露し「初めて経験する集団生活でしたが、楽しく過ごした日々を思い出します」とあいさつ。卒園生で、学習院初等科6年生の長女愛子さま(11)の親としての謝意も示した。《共同通信》
【シリア・ムアレム外相】国際会議に原則参加
シリアのムアレム外相は26日、内戦の政治解決に向けて6月に開催予定の国際会議について「いい機会だ」と述べ、シリア政府が原則として会議に参加する考えを示した。イラクの首都バグダッドで記者団に述べた。
アサド政権存続に反対し反体制派を支援する米国と、親アサドのロシアが、スイス・ジュネーブでの国際会議開催で一致。シリアの「移行政府」樹立について協議する見通しだが、反体制派は出席するかどうか表明していない。《共同通信》
【レバノン】首都にロケット弾
内戦が続くシリアの隣国レバノンの首都ベイルートで26日、ロケット弾2発がイスラム教シーア派地区の車の展示場と住宅に着弾し、AP通信によると、4人が負傷した。治安当局筋によると、ベイルート郊外で発射台が見つかったという。
レバノンは歴史的にシリアの強い影響下にあり、内戦が波及する形で親、反アサド大統領派の対立が激化。ベイルートでこうした事件が起きるのは異例。
これに先立ち、25日にはレバノンのシーア派民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師がテレビ演説し、アサド政権支持を強調。演説に反発する反アサド勢力がロケット弾を発射したとみられる。《共同通信》
【米・オバマ大統領】竜巻被災者に「独りぼっちではない」
オバマ米大統領は26日、竜巻で深刻な被害を受けた南部オクラホマ州ムーアを視察し「皆さんは独りぼっちではない。多くの人々がついている」と演説、官民が一体となって被災地の復興支援を続けていくことを約束した。
大統領は7人の子供が犠牲になったプラザタワーズ小学校の跡地を訪問。校舎が全壊し、教科書や子供服が散乱する光景に「百聞は一見にしかずだ」と語り、遺族や被災者の心痛に思いをはせた。
同時に「米国民が皆さんのことを思い、祈り、手助けしたいと思っている」と述べ、被災地が忘れられることはないと強調。「この悲劇を経てさらに強くなる」と訴えた。《共同通信》
【中国・李克強首相】尖閣「日本が盗んだ」
ドイツを訪問中の中国の李克強首相は26日、ベルリン郊外のポツダムで演説し、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)を念頭に「日本が盗み取った」と主張し、「世界平和を愛する人々は、第2次大戦の勝利の成果に対する破壊や否定を許してはいけない」と述べた。中国のニュースサイト、中国新聞網が伝えた。
領有権を主張する尖閣について、第2次大戦などの歴史問題と関連づけて国際世論に訴えることで、日本への圧力を強める狙いがあるとみられる。《共同通信》