平成3321日目
1998/02/10
この日のできごと(何の日)
【長野五輪】第4日
長野冬季五輪第4日の10日、スピードスケート男子500メートルで清水宏保(三協精機)が金メダルを獲得した。9日の1回目で35秒76の五輪新をマークしてトップの清水は、35秒59と五輪記録を更新して2回目も1位となり、合計1分11秒35で栄冠を手にした。堀井学(王子製紙)は13位、山影博明(王子製紙)は15位、黒岩敏幸(ミサワホーム)は16位だった。
アルペンスキーは、男子複合前半の回転が行われ、マリオ・ライター(オーストリア)が2回ともラップを奪って首位。滝下靖之(ミズノ)は1回目で途中棄権した。スノーボード女子大回転はカリーヌ・ルビ(フランス)が優勝、上島しのぶ(PSAジャパン)は15位。カーリングの日本男子は予選リーグで世界王者のスウェーデンを6−5で破る金星を挙げた。アイスホッケー男子1次リーグで日本はベラルーシと2−2で引き分けたが、B組最下位で13−14位決定戦へ回った。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【オウム・上祐史浩被告】二審も実刑
オウム真理教の熊本県波野村進出に伴う国土利用計画法違反事件をめぐり、偽証と有印私文書偽造などの罪に問われた幹部上祐史浩被告(35)の控訴審判決公判で東京高裁は10日、懲役3年の実刑判決を言い渡した一審判決を支持、同被告の控訴を棄却した。
米沢敏雄裁判長は「教団を挙げて長期的、計画的に奇計をろうした巧妙で悪質な犯行。当時、教団代表者に次ぐ最高幹部の地位にあり、筋書きの徹底など中心的役割を果たした被告の責任は他の共犯者と比べても重い」と述べた。
上祐被告は一審で起訴事実を認めるかどうかについて黙秘したが、控訴審では無罪を主張した。これについて上祐被告は一審当時、松本智津夫被告(42)=教祖名麻原彰晃=が認否を留保していたため信仰上の拘束があったと説明。「その後、麻原尊師の姿勢が変わったので同様の主張をする」として、松本被告への帰依が続いていることを明らかにした。判決で米沢裁判長は「無罪主張にはいずれも理由がない」と退けた。《共同通信》
【大相撲・曙関】婚約会見
大相撲の横綱曙太郎関(28)=米国ハワイ州出身、東関部屋=の婚約発表会見が10日、東京都港区の新高輪プリンスホテルで婚約者のクリスティーン・麗子・カリーナさん(26)も同席して行われ、9月の秋場所後に結婚式を挙げることを明らかにした。媒酌人などは未定だが、5月末か6月初めには2人の間の子供が誕生する予定。
クリスティーンさんは東京都羽村市在住。父親が米国人、母親が日本人の米国籍で、米インディアナ州立大を卒業、現在は米軍横田基地内のアメリカンスクールで職員をしている。
二人の出会いは、曙関が初土俵を踏んだ昭和63年春場所ごろ。昨年の6月ごろから本格的な交際が始まり、横綱が「残りの人生を一緒に過ごさないか」と英語でプロポーズ、クリスティーンさんは「イエス」と答えたという。
会見で曙関は「(婚約者を)一番ほっとできる場所。妊娠の話を聞いた時はびっくりしたが、冷静に考えるとうれしい」と喜びを口にし、クリスティーンさんは「初めて会った時、とても優しい人だなと思った」と緊張気味に話した。《共同通信》