平成3322日目
1998/02/11
この日のできごと(何の日)
【長野五輪】第5日
第18回冬季オリンピック長野大会第5日は11日、長野市飯綱高原などで行われ、スキー・フリースタイルの女子モーグルで里谷多英(21)=東海大=が冬季五輪で日本女子初の金メダルに輝き、スキー・ジャンプのノーマルヒルでは今季のワールドカップ(W杯)個人総合首位と好調の船木和喜(22)=デサント=が233.5点で銀メダルを獲得した。
今大会、日本の金メダルは10日のスピードスケート男子500メートルの清水宏保(23)=三協精機=に次いで2個目で、通算5個目。日本が冬季五輪で一大会に複数の金メダルを獲得したのは初めて。《共同通信》
◇
第18回冬季オリンピック長野大会は11日、男女モーグルの決勝を行い、女子では予選11位で通過した里谷(東海大)が25・06点で、冬季五輪で日本女子選手史上初の金メダルを獲得する快挙を達成した。上村(白馬高)も23.79点で7位に入賞した。
金と銀を分けた0.44点差は、スピードによって鮮明に色分けされた。ターン(滑り)エア(ジャンプ)時間の三要素の合計点のうち、ターン点で里谷は13.90。ミッターマイヤーに0.20点の差をつけた。だが、エアでは逆に約0・09点リードを許した。決定的な要素がタイム。ミッターマイヤーは33秒50で5.88。里谷は1秒40も速い32秒10で滑り降り6・21点。速さの中でミスなく仕上げ大差を付けた。《信濃毎日新聞》
◇
第18回冬季オリンピック長野大会は11日、白馬ジャンプ場でノルディックスキーのノーマルヒルジャンプ(K点=90メートル)を行い、ヤニ・ソイニネン(フィンランド)が234.5(90.0メートル、89.0メートル)で優勝、日本の船木和喜(デサント)が233.5(87.5メートル、90.5メートル)で銀メダルを獲得した。《信濃毎日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【Every Little Thing】シングル「Time goes by」発売
【橋本龍太郎首相】「経済再建に全力」
橋本龍太郎首相は11日昼、東京・日比谷公園で開かれた「建国記念の日を祝う国民式典」に出席してあいさつし、「景気の一日も早い改革と力強い日本経済の再建に全力を挙げながら、6つの改革を引き続き一体的に断行しなければならない」と述べ、経済改革に取り組む決意を強調した。《共同通信》