平成3200日目

平成9年10月12日(日)

1997/10/12

【大月駅列車衝突事故】

12日午後8時ごろ、山梨県大月市のJR中央線大月駅構内で、新宿発松本行き下り特急スーパーあずさ13号(12両編成)と回送列車(6両編成)が衝突、特急の5両が脱線し、うち1両が横転、回送列車も2両が脱線した。JR東日本によると、特急の乗客約550人のうち60人と回送列車の運転士(24)が重軽傷を負い、4人が入院した。山梨県警は負傷者を34人としている。

JR東日本の調べでは、引き込み線上の回送列車が赤信号にもかかわらず本線に進入した可能性が高く、列車自動停止装置(ATS)は正常に作動しなかった。山梨県警は捜査本部を設置し、13日朝から業務上過失致傷容疑で現場検証、運転士を事情聴取するなど事故原因の解明に乗り出した。

同社によると、特急列車は青信号を確認し、予定より2分遅い12日午後8時2分、大月駅に進入した。本線が青信号の場合、引き込み線側は赤信号になる。回送列車は赤信号のまま出発予定より6分早く本線に進入したとみられ、運転士の信号見落としとの見方が強まっている。《共同通信》



【世界柔道】田村亮子選手、野村忠宏選手が金

柔道の世界選手権は12日、パリのベルシー総合スポーツセンターで最終日の男女計4階級が行われ、女子48キロ級で田村亮子選手(22・帝京大)が優勝、日本女子で史上初の3連覇を達成した。

また、男子60キロ級の野村忠宏選手(22・奈良教育大大学院)もアトランタ五輪に続き金メダルを獲得した。《読売新聞》

【パ・リーグ】全日程を終了

西武が3年ぶりのリーグ優勝を遂げたプロ野球、パ・リーグは12日、今季の公式戦の全日程を終了した。3連覇を逃したオリックスが2位で3位は近鉄、日本ハムとダイエーが同率4位でロッテは5年ぶりの最下位。ダイエーは20年連続のBクラス(南海時代を含む)に終わった。

主な個人タイトルでは、イチロー(オリックス)が打率3割4分5厘で張本(東映)と並ぶ史上2人目の4年連続首位打者となり、本塁打王は37本でウィルソン(日本ハム)、打点王は114で小久保(ダイエー)が獲得した。盗塁王には松井(西武)が62で輝いた。

投手部門の最多勝は15勝で西口(西武)と小池(近鉄)の2人が分けた。最優秀防御率には小宮山(ロッテ)が2.0で輝き、最優秀救援投手は赤堀(近鉄)が32セーブポイントで獲得した。

観客動員は史上最多の1001万2500人を記録。試合数が増えて135試合制になったことや近鉄の本拠地となった大阪ドームの開場もあって初の1000万人動員を達成した。《共同通信》

【F1・日本GP】M・シューマッハー選手V

自動車のF1シリーズ第16戦日本グランプリ(GP)は12日、三重県鈴鹿サーキットで決勝(53周)を行い、ミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、フェラーリ)が1時間29分48秒446(平均時速207.508キロ)で今季5勝目を挙げた。通算では歴代4位タイの27勝目。

総合優勝争いトップのジャック・ビルヌーブ(カナダ、ウィリアムズ・ルノー)は5位にとどまり、ビルヌーブのリードは1点となり、総合優勝決定は26日の欧州GPに持ち越された。ビルヌーブは11日の練習走行で規則違反を犯しており、ポイントがはく奪されれば、逆にM・シューマッハーの1点リードとなる。中野信治(プロスト無限)は22周、片山右京(ミナルディ・ハート)は8周でともにリタイアした。《共同通信》

【小泉純一郎厚相】「郵政国営維持なら辞任」

小泉純一郎厚相は12日、フジテレビやテレビ朝日の番組で、政府が郵政3事業の国営維持を決めれば閣僚を辞任する考えを示した。自民党執行部は一定の条件付きで3事業の国営維持で足並みを揃えている。これに対抗して閣僚の進退問題が浮上してきたことで、板挟みとなる橋本龍太郎首相は難しい決断を迫られている。

番組で小泉氏は「首相は私の口を使って民営化を言わせている。既に決断しており、決心は変わらないと信じている」と述べ、行政改革会議中間報告に郵貯、簡保民営化を盛り込んだ首相の指導力を強調。「国営維持の結論を出した時は、私が閣僚をやっている必要はない」と明言した。《共同通信》

【ジョン・デンバーさん】死去

「テイク・ミー・ホーム、カントリー・ロード(邦題・故郷へかえりたい)」など数多くのヒット曲で日本のファンも多い、米国の代表的カントリー歌手兼作曲家のジョン・デンバーさんが12日、米カリフォルニア州モントレー沖で操縦していた軽飛行機が墜落、死亡した。53歳。ニューメキシコ州出身。

デンバーさんは自家用機のパイロット免許を所持、1989年、アリゾナ州で小さな事故を起こしたことがある。普段はコロラド州のリゾート地アスペンの自宅を中心に活動しているが、モントレーにも別荘を持っており、しばしば訪れていた。《共同通信》



10月12日のできごと